温暖化。
どうやら春のような陽気はまだ続くらしい、とTVが言ってた。これを単純に喜ぶのは危険だと、心のどっかでは思っていた。が、夜のNHKスペシャルを見てゾッとした。ヒマラヤのあの高いところで行われたマラソンレースが、実は地球温暖化を選手自ら身をもって知るものだった。高い所の氷河湖が突然決壊して下の方の集落を襲ったことがあったという。いつもはこの湖が命の水として彼らの生活になくてはならない物が、温暖化による氷の溶解によって溢れ出し大洪水となったようだ。そもそもあんなに高い所に人が住んでいたのかと驚くと同時に、今回の選手達が多国籍で、この危機を自国に持ち帰り伝える役割を切実に感じていたのには感動して涙が出た。参加者全員が達成感ではなく、自分の背に新たに背負った使命感に涙していた。日本人の女性も一人いて、「日本という国は、海に囲まれた小さな国で、誰もこの事実を知らない。」とこれから自分が発信していくことを誓っていた。本当にそれは必要で尊いことだが、、、、。トランプ政権は地球温暖化には興味が無いようだし、大国のエゴが温暖化を加速するかもとは思っても、良い方向には何も期待は出来ない。人間は自らの首を絞めて死に絶えるのかも知れないなあ。
この番組の前に大河ドラマがあり、遊郭が舞台というのにも毎度驚かされるが、出演者に子供も起用しているのは一体どういう意味あいがあるのだろうか?確かに浮世絵の発展や花魁の衣装などはいかにもニッポンという感じで美しいのではあるが。まあ、海外のドラマには普通にこういうシチュエーションが使われているから、日本もたとえ公共放送でも良いじゃ無いか?となったのか?前回の「光る君」でもそっち系の描写では驚かされたが、これが普通になっていくんだろうか?確かに外国のドラマや映画での顕わな性描写は見慣れていて、何も感じないのではあるが、、、。う~む。この矛盾。
その点、昨日のお昼の絵本を使ってのパフォーマンスはナント可愛い。ギャップを感じるなあ。