ビックリと幸せのてんこ盛り。
急に思いついてお正月の生け花に野生のものを使おうと、お嬢を誘ってみたら孫べえも行くと言う。彼らは今日は徳島までドライブしてきたところだったが、意外にも直ぐ乗ってきた。のこぎりと軍手を持参して二人をピックアップ。時間は午後3時半ごろだったが、ま、それほど時間は掛からないと踏んで、大串半島まで出かけた。車もまばらで、美しい海と島の眺めは最高。それほど寒くもなく、期待した以上の収穫もあって、日が沈む頃には下界のスーパーに行けた。これは一人では無理。背の高い孫べえはよく働いたし、お嬢はめざとくお目当てのものを見つけてくれて、立派な素材が揃ったという次第。スーパーではバカ高い花のセットが売られていたが、勿論買うこともなく、隣の蜜柑のコーナーに行くとこれまた高くて驚く。やって来たおじいさんが、「手が出んどころか手が引っ込むわ-」とぼやきながら行ったりきたりしているのも分かる。こっちも今夜の食材さえあれば良かったので、そうも買わず、直ぐに帰路についたがそれがもう5時半。二人をマンションで下ろして明日は孫べえのお部屋の片付けを手伝う約束をしてバイバイ。てことは、買い物は午前中だなあ、と考えながら流石に暗くなった道を走らせながらじわっと幸福感に満たされる。こうして些細なことで満たされるのは良い傾向だと思うがどうだろう?
今日は階下へ下りた途端夫から、「お母さん、表に出て見て!ビックリするから。」と言われ、雪でも降ってきたのかと思って外を見ると、もの凄い車の渋滞。え?何?これ?事故?と見ていると夫が説明してくれるのには、我が家からそう離れてない比較的新しい病院が今日当番医なんだそうだ。で、朝早くからずっとこの調子でどうやらインフルエンザやコロナを疑う親子連れが駆けつけているらしい。わあお、これじゃあ家から出られないねえ、と言いながらも、夫が誘導して結局例の今日までと言ううどん屋へは出かけた。そしてお店でも又又ビックリの行列で、店内は見たこともない人出で溢れかえっている。で、お店の人達とウルウル状態でお別れしたが、殆どの人が名残を惜しんでいる状態。中には県外からの人も居て、こういう場所には珍しい若い女性の一人客もチラホラ。
いつものように美味しく頂いて覚悟して帰宅したら、少し渋滞は収まっている。と思ったら、パトカーがチカチカ。どうやら整理したらしい。
いやはや年の暮れらしくバタバタだ。
採ってきた木々や草花を簡単に活けて、修正は明日だ。
少しお正月気分になってきたかな?