どっひゃ~!の事件。
勘違いにも程がある、ボケボケの記録更新。
夕べお風呂に入るときから、「明日は読み聞かせの本番だ。」と信じて疑がわなかった。で、お風呂でも指定されている童謡を歌いながら入り、出てからもキーをどこにしようかと思案。子供向けだと余り高音はよろしくないようで、かといって、低いと歌いにくいし表現も上手く行かない。元々が高めの方だから仕方が無い。などと考えながらだった。
当然いつもより早めに就寝し、早めに起床。朝ご飯中にフト、「今日はお嬢は仕事だなあ。」と考えたのは覚えている。水曜日が読み聞かせの本番で、お嬢は火曜日が仕事、と分かっていたはずなのに、この時点で、この矛盾に気が付かない。で、兎に角時間までに行かなくちゃ~とのみ思考が巡り、威勢良く、「行ってきま~す。」と夫に声をかけ車を出す。で、予定より数分早く着き、車内でもまだ歌っていたもんだ。ところが時間が来ても誰も来ない。で、突然気が付いた。「げっ!今日火曜日じゃん!?」
我ながら呆れる呆け方。お、呆けると呆れるは同じ漢字じゃん?
いや~~、参りました。しょんぼり帰宅して、夫に大笑いされ、「じゃあ、うどん屋に一緒に行こう。」と言われ余計落ち込む。こっちはもう飽きてるんだっちゅうの。でもまあ、友人宅に洋服を持って行く用事があったので、結局一緒に出かける。
この友人Y、自宅で洋裁の教室をやっていて、今日は自分も知っている人が生徒さんで来ていて、久しぶりに話しがはずんだ。自分よりも6歳年上のYの元気には本当に驚く。先日徳島にも一緒にいったのだが、とにかく物事にこだわらない性格。生きたいように生きているし、ほぼ我慢するということが無い。そういうと本人は、「これでも色々我慢してるんだから。」とは言うが、全くそういう風には見えない。面倒見の良い性格で、医師まで反対した実の兄を引き取り同居している。故にただ今老々介護の日々。が、そんなことはおくびにも出さず、日々明るく暮らしている。以前は、「60歳過ぎても生きてる人は信じられない。私は絶対イヤ。それまでには死ぬから。」と公言していた時期もあったが、何をおっしゃるウサギさん。ただ今御年85歳だ。
わが友人達。本当に色んな人が居る。そしていろいろ教えて貰うことが多い。
そこからの帰り、通り道にあるうどん屋さんへ。二人が食べ終わったとき、声を掛けてくる男性がいる。夫の昔の同僚だ。当然、色んな人の消息などに話しが移り、つい長話。この人は退職後も楽器を扱えるからいろんなコンサートに参加して、結構今も忙しくしているという。中には暇を持て余している人もいるような話しだったが、長生きのご時世男性達も大変だ。「又お会いしましょう。」とお別れしたが、夫もその人もかなり懐かしそうに話していた。若い頃仕事で繋がった人は特別なんだろう。
明日こそ、本当に読み聞かせ本番だ。どうなることやら。