笑い。
うららかな日差しの下家事に勤しんでいると、長旅から無事帰還した友人から電話が。お土産があるよ~と言うもので、じゃあランチでもご一緒にとなる。チョイと遅めだったが町中の新しいお店に行けて、先ずは旅のお土産話から。五日間だか、どっぷり落語に浸っていたようで、「今、落語脳だから。」と話題は愉快なお話ばかり。大いに笑わせて頂いた。彼女曰く、「実を言うと自分の失敗談の方が落語より面白いから、落語のネタバナシの作家になれるかも。」確かにそう思う。日常にこそ面白い話しは潜んでいるし、彼女の感性は落語にピッタリ。
でもって今回の目玉。一人の噺家が、舞台で二人の登場人物を声とそぶりで演じ分けていたのが、途中でどっちのセリフか分からなくなるという大失態をやらかしたらしい。失敗も笑いを誘ったが、次の粋な演出で、も一つどっか~んだったらしい。平身低頭の噺家の前に幕が下りたがそれで終わらず、再び幕が少し上がりその落語家が自分の失敗を嘆きだ~っと悶えている所まで観客に見せたというから、落語の世界は面白い。
そして中には、非常に博識な人もいるようで、これぞ日本の伝統芸能と思うことだ。
何はともあれ、「笑い」の力は大きい。
こうして旅のおこぼれを沢山頂きつつ、少し町ブラ。最後はお茶とケーキで女子会はジ・エンド。最後は主婦に戻り三越のお惣菜コーナーで出来合いの物をゲット。勿論夫がメインで美味しそうな肉料理には目もくれず、柔らかい物のみ。選択のポイントがそれだけというのも寂しいが、今は仕方が無い。
いや~、それにしても沢山笑った。行き帰りの車中を含めて、3時間くらいか。日常の憂さが全て霧散した感じ。
彼女を下ろしてから、先日ある人から教わった、血圧を下げるオイルを購入しようと良質な物ばかり揃えているお店に行き、お目当ての物を買う。相変わらず多くの買い物客で賑わっている。この店は、アレルギーの人用のものや、無農薬栽培の野菜類を売っていて、そういう物を求める人も多いらしい。で、つい出来心で、珍しいものを買ってしまった。パンなんだが、持つとずしりと重い。「米粉パン」だが、これまで他のお店で買っていた物と全く違う。どうかな?と思いつつ持ち帰り、切り分けて見るも、なんだかお餅みたい。少し試食してみても、それほど美味しいとは思えず、、、。失敗か?ま、明日から暫くはこれだなあ。体に良くて、食欲が湧かないものとしては良かったのかも?なんちゃって!
ま、いっか。