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2024年11月 2日 (土)

あーめがふります雨が降る~。

本日のリモート歌会も滞りなく楽しく終わった。「歌会が楽しい」と感想を言う人が居たが、そう思えるのも、結局は人間が楽しいということだろう。あいにく師匠は家庭の事情で全部は参加出来なかったが、事前に東京在住のT氏がその代わりをやって下さって、長く短歌の世界におられた方だけに、的確なアドバイスや歌評があり、大いに助かった。歌評の中に、「予め歌を知っていて、色々調べて歌会に臨むより、その場で読んだ歌から読み取るのも大切だ。」とのご意見はなるほどと思ったことだ。アチクシの場合の、ずぼら故予習が苦手というのとは根っこが違うか。

いつも愛媛から参加のW女史も、洪水警報が鳴っていると言いながら、「ここはマンションの三階ですから大丈夫です。」と中断されずに参加。確かにこうして遠方の人達はリモートが良いと思うが、みんなも慣れてきて、リモートはリモートなりの楽しみ方、対面は対面なりの楽しみ方が出来るようになったということだろう。

雨の中、雨を詠んだ歌が複数。なんとなく雨は詩情を誘うなあ。夕焼けを詠んだ歌もあり、「花鳥風月」を揶揄しつつも、やっぱり自然を詠むのは短歌に向いているんだろうと思う。ま、詠み方が昔とは違うということだろうが。

そんな中、「文法で躓いて、もう短歌が嫌になってきた。」とのたまうIさんという人が居て、内心、ナント真面目な!と思っていたら、文法にはめっきりお強いKさんが、「短歌で大事なのは、文法よりも詩情です。」とキッパリ。「貴女は充分個性的な詩情をお持ちだから、問題ない。」とエールを送っておられたが、確かにそう思うし、同じ年の私とはある面でとてもわかり合える部分があるが、こうした自己評価が低すぎる点が意外。彼女は、日ごろは何事にもこだわらず、自由を愛し、いつ死んでも良いのよ!と平然と嘯くタイプだが、中身はとっても真面目なんだ。人間は立体だと、彼女を見てても思うことだ。一面だけを見てもその人を知った事にはならない。

とかありながら、本日も終わった。

九州旅行中の友人に、雨が大変だろうとラインすると、「落語三昧だから全く問題なし。」とのお返事。能登の震災に向けての募金箱の前で、笑点メンバーのこん平(?)さんと握手して写真に収まっている。色々楽しんでいるようでめでたいめでたい。

さ、今日はなんか映画でも見ようかな?

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