明日は明日の風が吹く。
本日は夫の83歳の誕生日。2週間くらい前から誕生日アピールをしていたが、肝心の今日になって、孫べえを連れて仕事帰りの娘が来るというのを、大して楽しみにしてる風でも無い。どうして来るの?わざわざ、なんて言う。で、まあ、「じいじのお祝いを嫌がらずに来ようと言うのだから良いんじゃ無い?幸せよ。」と言うと、それはそうだと納得して、何時もより大分遅い時間の夕食を我慢して待っていた。で、何より柔らかい物かどうかが一番で、今日はマグロの大トロ部分など柔らかい食感の刺身と、具材タップリのおでん。卵、焼き豆腐、鶏団子、はんぺん、大根の類いを出すと、綺麗にお食べ遊ばした。やっぱり孫も入れてワイワイ食べるのは食欲が湧くんだろう。ビデオ電話で、水戸の二人の孫も祝ってくれる。短い時間だが、届いたプレゼントを前にニマニマして、良い時間を持てたと喜んでいつもよりは遅いご就寝。
しかし、つらつら考えるに、人は自分が昔して貰った事にしか興味が向かないのかも知れない。両親が早く他界して、5人兄弟の末っ子の夫は親子の年が離れていて、余り親からの愛情を享受出来てないのかも知れない。だから愛情の示し方が分からないのではないかという気がしている。大切にされたとは聞いているが、どうも一般的なじいじの感じがしない。孫の運動会というと、大概ジジばばが首を伸ばして観戦しているものだが、ほぼ行かない。自分の子供たちの時とさほど変わらないが、あの頃は仕事に夢中で家庭はほったらかしだった。今は暇なんだから、孫に関わるのが生きがいになるかと思ったが、全くその気配なし。生涯マイペースで終わるんだろうなあ。この人は。ま、良いけど。
明日はわが中学時代の友人のご主人が亡くなられて、その慰労会ランチを約束している。こちらが体調を崩していたせいもあり、葬儀には行かず、落ち着いてからランチをという約束だ。ま、色々あるんだろうから話しを聞いてあげるだけでも良いと思っている。
あしたはどんな一日になることやら。