読書出来る夜がやってきた。
今日も嫌なニュースばかり。中でも命に関わるニュースが多く本当に落ち込む。国内では飲酒運転により一気に三人もの人が死亡した件。家族のインタビューには泣かされる。家族でしか知り得ない遺体の状況は、事故ならではの悲惨さだ。未だに飲酒運転が無くならない事実に信じられない思いだ。
そしてイスラエルの人質が拷問の末殺害されて、それをきっかけにイスラエルで大きな反政府デモが起きているというニュース。大統領のしらっとした説明にはプーチンのそれと重なるものがある。とても人間とは思えない。
こういう政治家達を諭すことが出来る例えば宗教家や哲学者はいないのか?どこの国にも優れた思想家がいるはずだ。
一方で大谷の活躍が毎日の様に報じられる時代。このアンバランス。
今、取り寄せた本を読んでいるが、絵門ゆう子という人の「がんと一緒にゆっくりと」というのは、体験者が書いていることもあって学ぶことが多い。誰もが直面する可能性があり、その時人はどうなるか、ということをリアルに書いてある。決して他人事では無いと思える内容。元NHKアヌンサーだったらしくその後女優としても活動していたらしい。闘病の末49歳で他界したという。このように丁寧な生き方が出来るのも平和ならではだと思う。
さ、完読しよう。