温泉。
子供達が小さい頃はほぼほぼわが両親が面倒を見てくれて、そのおかげで今でも二人とも温泉とお寺好き。娘がこちらに移住してからもよく一緒に近くの温泉に行く。ちょっと疲れたとなると直ぐに温泉だ。旅帰りの娘からそろそろ誘いがかかると思っていたら案の定孫べえが塾に行ってる間に行こうよ、と誘ってくる。で、もちろん二つ返事でOK。久しぶりにタップリお湯と岩盤浴を楽しんだ。でもって、お食事処もあるので、湯上がりに焼酎とハマチのかま焼きに梅茶漬け。実は今宵の番ご飯の一品に、とあるスーパーで買っていた手抜き用茄子の素揚げ冷凍を食べようとしたら味が悪い。夫は知らん顔して食べていたが、こっちはポイ。これのおかげで食欲が無くなり、たまたまご飯も足りなかったのでビール一缶だけにしたところに娘が迎えに来たという次第。なので温泉で食べるのには罪悪感は無い。運転もしないので久々の焼酎だった。
金曜日とあって、子供連れの人も居て親御さんは気にしていたが、こっちはギャン泣きの子供の声は気にならない。それを聞きながらマッサージ機にかかったりリラックス。これはもしかしたら幼児に読み聞かせ体験が功を奏しているのかも知れない。一昨日はその読み聞かせに始めて見学の人をお連れした。「私の方が楽しかったです。」と言ってくれて、どうやら仲間に入ってくれそうで良かった。この人Tさんは声が澄んでいて子供に好かれそうな感じがしていて以前から誘いたかった人。短歌の会で知り合った人で、自分より大分お若いからバトンタッチして欲しい位だ。ま、いずれそうなる時が来ると思っている。こうして色んな繋がりが出来るのも嬉しい。そもそも短歌をしてなければ絶対に出会うことは無かった人だ。
娘と食事をしながら、と言ってもあちらは親知らずが痛いとジュースに冷や奴というメニュー。まあ話しがオカズということだ。母親と娘というのは全く気兼ねなく喋ることが出来るのでお互い日ごろの憂さを晴らすにはもってこいの相手。今日決まった総理の話からお互いの友達の事まであらゆる事が話題になる。そしてお互いに考え方のチェックもしている。特に共通の音楽の話しには熱くなるようだ。しかし近頃は何かと言えば叱ってやろうという構えが娘の方に見える。こちらが老化していくのをなんとか止めたいらしい。これは自分も経験がある。わが母に同じ態度を取ったことが度々あるのを思い出す。最後は笑いに流れるが、これは家族ならではの締め方だ。ま、順繰りということだ。
さあ、今日は熟睡出来るかな?