想い出のページ追加の巻き。
今日はエンターテイナーのパフォーマンスに浸った。岩手県出身らしく、県の観光大使でもあるようだ。音大で学んだ後、ミラノに留学、そこでチャッカリ?イタリア人女性をゲット。イタリアでは主にミュージカルスターとして活躍中とのこと。若々しい歌い振りと多彩なジャンルの歌唱に経験豊富な歌い手であることが分かる。トークも楽しく経験を元にしたお話は客席を湧かせた。ピアニストが娘と縁のある人で、友人と出かけたのだが楽しめた。そのピアニストが左手はピアノ、右手はシンセと色んな音を使い分けるのも見もの聞きもの。凄いテクニックだった。休憩に入るとその歌い手が寄ってきて、「歌の人ですか?」と聞いてくる。なんでも歌を聴きながらこちらは自然に体が反応していたらしい。兎に角一番前の席で余りに近くて何処を見て良いか目が泳ぐ。横向きのピアニストを見るのが落ち着くので、ついそちらを見ていたのだが、、、。「知ってる曲ばかりだったので、つい、、、そうでしたか?」と会話を交わし、その後も彼は一人一人の席に寄っては話しかけていた。ナントいうサービス精神。まあ20数名だから出来る事だ。
その時友人Kが、「生で良かったのに。マイクは要らないんじゃ無いですか?」と聞いていたが、シンセを意識しての事だという。我々は生声が好みなので、そこは少し残念だった。
オペラ座の怪人やジキルとハイドなど、歌い込んだ曲は迫力があった。「自分はロッカーで、格闘家なんです。」と言い、ジュリーのストリッパーを歌ったり、腕立て伏せをしながら歌うというパフォーマンスで驚かせた。全身で客を楽しませるという完全なエンターテイナーだった。
しかし歌は良いなー。久しぶりにタップリ聴いたが、歌いたくなる時間でもあった。涼しくなったら少しずつ歌ってみようかな?
丁度前の席にいた若い女性と楽しく会話して、FB仲間になったが、娘さんが美大に通っているという。こういう場所で知り合えるのは素敵。又会えると良いですね、とお別れした。そして帰路我々二人はコンサートの話しに花が咲く。そしてそれは昔の海外旅行の話につながり、「あの頃は楽しかったわね~」となる。
共通の話題が有ることはかくも幸せ。これからもこうした想い出が増えると良いなあ。