暑い日。
いやあ、暑かった!薄手だが、長袖のTシャツではホントに真夏の暑さを感じた。本日の目的はとある会議だったが、それに同行してくれた友人と少々ドライブ。「キレイな花をみたい!」という目的は最後に取っておいて、まずは時々行くガーデニングのお店に行き、以前作った寄せ植えが時と共に哀れな感じになってきたので新しい苗を補給する。こつを聞くためでもあったが、このお店の空間が好き。で、こっちが買い物をしている間に、岡山から来ているという女性達とKさんがいつの間にか打ち解けて話している。で、どこかランチが美味しいお店を教えてくれと言われ、お鉢がこっちに回ってきた。まあ我が家に近いので縄張りかもと、和洋中それぞれ教えてあげる。すると店名で直ぐにスマホ検索していたが、皆さん我々と似たような年齢に見える。女性達はホント元気だ。月一回くらいは高松に来るらしい。
我々は続いて工学部の前のおしゃれ空間に。ここは色んなお店が次々とオープンしてなかなか楽しい空間になっている。地域の特産品には目もくれず、小さな八百屋さんへ。そこでチョットした事件が。同行したKさんがレジで会計をしているとき、新人らしい店員さんがちょっともたもた。するとすぐ後ろで待っていた若い女性が待ちきれないという感じで、手に持っていた品物を全部返して、とっとと外へ出てしまう。あらら、ごめんねえ、と言いながらKさんはその店員さんに言ったことだ。「大丈夫よ。あの人は逃がしたけど、私はね、福の神だから、きっと直ぐお客さんが次々とくるから心配しないで。」本気にした様子のない店員さんに言い捨てて一先ずそこの止まり木でお茶を。数分後だったか。その言葉通り一人二人と客が入ってくる。まあ、時間的にそういう時間だし、今日は土曜日だ。当てずっぽうでも当たる時間帯ではある。Kさんはそれみたことかと、「ねっ、私の言ったとおりでしょ。私はこういうことがしょっちゅうあるから。」と真顔で言い放つ。本気にしたのかどうか、その若い店員さんの笑顔がこぼれ、こちらも良い気分で店を出る。「あれ、ホントなのよ。」とKさんは真顔で言う。こっちは内心、そう信じられる人は幸せだなあ、なんて考えているが口には出さない。まあ、確かにこうして何事にもこだわらずカラカラ笑って暮らしていると福もやってくるのかも知れない。
予定通り会議に出るとコロナ期とは比較にならない人の集まり。終わるのを待ちかねてその後サンポートのバラ園に。一番良い時期は過ぎた感があったが、それでもまだまだ楽しめた。結構花好きな人も出ていて、中には外国の人も。Kさんは気軽にどんな人ともコミュニケーションが取れる人で、若い二人連れの女性達に声をかけ、出身を訊いている。ミャンマーからと答えるので、今お国は大変みたいね?と聞くと、どうして詳しいか?と聞いてくる。いやニュースで見ただけだと言うと、一瞬顔が曇ったが、直ぐ自分たちには関係ないというように笑顔に戻り、日本で一年働いたとも。頑張ってねと別れたが、少なくとも彼女達は不幸な感じはしなかった。色んな事情を抱えて日本に来ている人達が大勢いるようだ。バイデンさん。日本人は外国人を嫌ってなんかいませんよ。てね。