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2024年4月 8日 (月)

さくら~さくら~野山も里も~見渡すかぎり~♪

やっぱりそうなんだ。人間は、群れる動物だったんだ。と思えるここ数日。人と話すことはなんと楽しいことか。それが例え二人三人でも、やっぱり人間同士の会話は素晴らしい。

最近夫を亡くしている友人は、外の多くの夫婦と違って大変な会話好きだった。故にそれが出来なくなってともすれば鬱気味になると言い、毎日のようにお出かけしている。きっと自分を保つためにはそれが必要なんだろう。こちらも声をかけてお付き合いの日もあるが、それも限界がある。そういう友達を次々とお相手に選んでいるようだが、それも限界があるだろう。結局孤独というのは自分でなんとかするしかないのだろう。

それにしても、年取ってきて、例えば昨日の若者達の眩しいこと。それぞれに日々の葛藤は抱えているようだが、それでも外観の輝きは写真を見ても羨ましいと思う。自分にも確かにそういう時期があったはずだが、忘却の彼方。恐ろしいことに、そういう昔の写真を見ても一緒に映っている人が誰かが分からないということがある。確かに普通の暮らしからすると出会った人の数は多い方だろうが、でも写真に一緒に映ると言うことは少なくとも少しは会話を交わした人だろうに。情けなや。

その点短歌の師匠は凄い。元教員というお仕事柄とはいえ、各学年の受け持った生徒はほぼお忘れではないようだ。恐ろしいほどの記憶力だ。先日も歌会の帰りに、「多分先生が一番長生きよね。」と話したものだ。これぞ天職か?

今日は日ごろ家族のケアをして頑張っている友人Yがやってきて、夫と三人でうどん屋さんへ。お互いガス抜きの面がある。

で、珍しいことに夫婦で帰りに神明殿に回りお花見。期待してなかったが思いがけずしだれ桜がが満開。下のアスファルトに花びらを敷き詰めてなんとも美しい。思わず写真に収めて、インスタにアップした。桜の中でもこのしだれ桜が一番好き。折からの楚々と吹く風に揺られて、まるで天女の振り袖のごと。、、、これ以上ない平和な眺めではあった。

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