病院。
病院というところはホントに疲れる。どうしても気になってこの度大腸と胃のカメラを同時に撮ってもらうことにした。婿殿の胃がんを初期の初期で見つけてくれた人が院長。故に絶大なる信頼を寄せる人だ。行ってみればこれが随分とお若い先生。待合に出てきて患者をいちいち診察室へ案内する。エネルギーが余っている感じだ。
予約が混んでいて半月ばかり待たされることになって、勢いが削がれたが仕方ない。貰ってきた注意書きを丁寧に読んで見る。こういうものは年々簡便になってきていて、以前やったときより楽なようだ。一筆書いて、全身麻酔でやって貰うことにした。
友人が大腸癌で亡くなっていたり、死因の一番がそれだと知って、そのせいかどうかお腹が痛い。これは怪しいと思ってのことだったが、娘はケロケロ笑って気のせいだと言う。そりゃあそうかも知れない。だし、そうで無いかも知れないじゃないの。変なものができていたら取ってもらうのが一番。と思うがどうだろう?ま、ここまで出来たらまな板の上の鯉。やるっきゃない。
この所の断捨離マイブームはこの日の為だったのか?と疑う気もあるが、古い写真なんかは感慨深い。一人でイタリアはカプリ島のてっぺんで誰かに撮ってもらった写真は丁度今の娘くらいの年か?海から吹き上げてくる突風に髪をなびかせ颯爽と映っている。ああ、若かったなあ。冒険心に満ちあふれ、何をやっても大丈夫な気がしていた。実際大丈夫だった。今思えば危険だらけの一人旅。石橋を叩くどころか飛び越えていたあの時代。ま、時代も良かったんだろう。
まだ少し残っている断捨離を検査までにやっつけようか。結果次第では何の意味も無い事だが。。。。
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