祈り。そして感動。
二日間に及ぶシャンソンのコンサートが無事終了した。今回ほど、「無事」の有り難さが思われたことはない。一番の理由はピアニストの体調不良。実際に開催されるかどうかがギリギリまで判断出来ず、故に、ドタキャンありの設定で取り組んでいたのだった。そのせいで、逆に関係者が一丸となって本番に臨むことができた。終わってみれば、それぞれが最大限の力を出し切った演奏会となった。その思いがお客さまにもきっと伝わったのではないか。一様に「感動しました」「素晴らしい演奏会でした」「シャンソンが好きになりました」と口々に感想を述べられて、涙ぐんでおられる人も多く居た。
実際スタッフも打ち上げでは全員が涙涙で、声にならないほど。それはいろんな意味を含んだ涙だった。
大量の道具類を此方と娘の二台の車に全て積み込んで帰宅。それを又元に戻すのが大変。とても今日の話にはならず、明日にしようと娘が帰っていったのが深夜1時という時間。こちらは既に腰に痛みが来ている。明日起きられるかどうか?
何事にも終わりが来る。なあ。