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2023年11月13日 (月)

追い込み。

いよいよ26日に迫ったOさんの3回目のリサイタルの追い込みに入った。急なピアニストの変更だったが、とても寄り添ってもらえている。今日は第一部の仕上げをやったがここに来てようやくOさんも落ち着いてきたようだ。ピアニストもシャンソンは初めてですというので、最初は少し心配もしたが、期待以上に上手くこなしてくれている。矢張りシャンソンを好きになってもらうのが一番だと思っている。全部日本語だし理解は早い。

Oさんは70代に入ったのだが、外見も中身も心意気も全く変わっていないのが不思議だ。多くの人がそうであるように、彼女も人生に於いては辛酸をなめる経験もしてきているし、苦労もしている。全てを知っているわけでも無いが、レッスンの合間には少しずつ心情を吐露する場面もあり、自然と分かってきた。が、その都度前向きになれたのは、こうして歌う目的があったからと言う。歌うことがこうも具体的に彼女の支えになっているということは、同じ時間を共に共有してきた自分にとっても嬉しい事だ。心からの拍手を贈りたい。

「歌」は第三者に聴いて貰って初めて完成する、と私は思っている。小説家や画家でもそうだろうと思う。その意味で、コンサートは大切な事だ。これで終というのは無いが、それだけにやり甲斐もある。

先日のウクライナの女性ボーカルの一曲一曲魂の籠もった歌は、多くの人を募金箱やCDの販売にと駆り立てた。大した額では無いにしても、彼女には力になった事だろうと思う。

歌は良いなあ。

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