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2023年11月

2023年11月29日 (水)

暖冬は本当かも。

珍しくお嬢と二人、「今日は暇」という日。彼女が朝から有名パン店でパンを買ってきてくれて、午前中ぐだぐだ話し。こういうとき父親は邪魔。時々話しの中に入ってはとんちんかんを指摘されすごすごと引き返す。てなことがあり、結局女二人でお出かけ。ブラックフライデーとかのキャンペーンをチョイと冷やかすかと意見が一致。が、こちらは元々ショッピングが苦手。お嬢も大して変わらず、二人ともなんのことはない、フードコートでランチして、感謝祭とかでお安い部屋着をゲットしただけ。それだけで疲れ果てて、いつも行くカフェでレンモネードを飲んでジ・エンド。ま、道中話し合うべき事も話し合えて、悪いお出かけでは無かったが。

ただ、今日買ってきたこの部屋着。メチャクチャ暖かくて、こうしてストーブの近くで作業していると汗ばんでくる。慌ててストーブは切り、この上着も脱いで首に巻くだけにする。近頃の衣料はホントに優れもの。こういうものの恩恵を被れるのは本当にラッキー。同じ地球に住みながら余りの格差だとつくづく思う。これから寒くなる地域の人々に届けば良いが。。。

朝ドラが今戦時中の話題になってきて、NHKが朝ドラに必ず戦争を入れているのは良いことだと常々感じていたが、これが悪いと、朝から暗い気分にさせないで欲しいとクレームが来ると言うから、日本人の中には平和呆けしている人が沢山いるとしか言い様がない。いつか自分達の身の上に降りかからないとも限らないと、どうして思えないのか?

しかも朝ドラの描き方は悪く言えば通り一遍で、そこに現実味があまり感じられない浅いものだ。実際のあの当時の社会はそんなものでは無かった筈だ。それこそこういう視聴者に阿っているともとれる描き方だ。十分朝のドラマへの配慮が成されていると、私は思う。

 

近々、母が生前暮らしていた施設に慰問コンサートに行く予定だ。日程の調整やら、段取りやらやることは沢山ある。年内に出来れば良いが。。。

2023年11月27日 (月)

老化は面白い?

日々老化現象が更新されて、そういう夫にどきっとしたり、自分自身がぎょっとする出来事に驚かされる。

先日、歯磨きをしていて、口に水を一杯含んだまま側にあったゴミをゴミ箱に入れようとしたところ、手前に引くタイプのゴミ箱がなかなか開かない。ちょっと力を入れて手前に引けば良くて、そうしたのだが、なんということ。ゴミ箱の蓋が開いた途端無意識に自分の口までかぱっと開いてしまった。当然のことながら口中の水は勢いよく外へと飛び出してしまった。もう我ながら呆れてしまって一人で大笑いしながら水浸しの床をお掃除。まさかゴミ箱の蓋と自分の口が連動しているとは知らなかった!!な~んてね。

いやはや。これはヤバイと夫と娘に白状したが、二人とも「それはヤバイ」と言って爆笑。でもって、今日は夫が、今朝見たニュースをさも始めて見たかのように夜ご飯の時のニュースに関心を示したことにぎょっとなる。おお~~来てますな~~。

 

若いって、良いなあ。あんなこともこんなことも、無いのよね~~~。グスン。

 

昨日のコンサートに、フラメンコダンサーのN女史が参加してくれて、見事な美しいダンスを披露してくれた。この方は、ひょんなきっかけでちぇちにも何度か出てくれた人。ダンスの技術も美貌も、スタイルの良さも抜群。その上、とってもハートフル。こんな完璧な人っているんだなあ、といつも感心するばかり。来年纏まったステージを考えておられるというので、楽しみにしている。高松にも素晴らしい芸術家が大勢居るなあ。

「歌」「歌うこと」

何事も終わっていく。

今日はシャンソンコンサートをOさんが一応滞りなくやってくれて、終わってからどっと疲れが出た。本番まではあれこれ言えても、本番は本人のもの。聞くほかないのだが、客席に座っていてもまるで自分が歌っているかのように緊張する。小さな間違いや音程の不安定な部分に喉元まで言いたいことがこみ上げてそれを押し戻すのに疲れた。

しかし、彼女は多くのファンに支えられて及第点以上の出来映えではあった。やはりコンサートは客席と一緒に創り上げて行くものだ。たとえリズムが狂っても、お客様が拍手や喝采で応援してくれることで、全体が流れていける。そして最後はお客様が満足してさえ下さればそれで良い。

出来映えについては、実は本人が一番よく分かっているはずだ。悔しい部分もあるだろうが、全体的に熟睡出来る範囲だろう。私も心から拍手をさせて貰った。

そして今日つくづく感じたのは、何事もその人そのものが出る、ということだ。Oさんの生真面目な性格。まっすぐな生き方。自立した女性、、、そういった要素が随所に見られた。だから、ある意味お客さまはその部分にも拍手を送ったのだろう。

やっぱり歌は良いなあ。

 

ところで、歌は歌でも短歌の有名な先生が来られていて、昨日その講演会があった。なんと、そこにまで出席したアチクシ。信じられない。いつの間に短歌に絡め取られたのか?

講師は東某という女流作家。いつだったかTVで見たことがあった人だ。独特の柔らかな物言いが印象的だったが、今回も落ち着いたその口調に惹かれた。年齢は58歳。見た目は40代にも見える。古典から現代短歌までを羅列してそれぞれの変遷や一首ごとの解釈を述べてくれた。が、どうしても腑に落ちないことがあり、質問したことだ。が、こういうのはきっと慣れているんだろう的な返答だった。本当は膝つき合わせて色々お話ししたい人ではあった。が、まあ、わが師匠が良く口にする言葉も多々あり、例えば、「短歌は歌です。」ということとか、、、。故にこの日はこれまでの勉強してきたことの確認作業だったような気もしている。だが、やっぱり短歌は難しい~が、本音。

 

てなことで、日々忙しい~~。

2023年11月23日 (木)

しあわせ実感。

久しぶりにクラシック音楽を堪能した。構成も良かったし、何より力のある人達を集めていたという感じ。ご招待して下さったので、いつもは絶対座らないど真ん中の前から二列目という危ない場所に着席。時々、もっと後ろに行きたい思いに駆られたが、最後までそこに居続けることとなる。故に舞台を生々しく見ることにもなり、昔このステージを踏んだときのことや、舞台設営であのシャンデリアが邪魔、と言われ四苦八苦したことなど、いっぱい思い出して感無量。ジャンルーカが弾いたベーゼンドルファーがメインの楽器だったが、ホントに懐かしい。

出演者の中に香川出身者が複数いて、同じくこの舞台は学生時代にコンクールで立ったことや、合唱をした思い出があるとのこと。思えば、これまで舞台の床は夥しい数の出演者達を乗せてきたんだ。今は亡きパバロッティが演奏前にメトロポリタン歌劇場の床に口づけをして祈りを捧げてから歌ったのは有名な話しだが、その意味が今にして分かる。

そして、今日の一番のお目当てはアルトの山下牧子女史だったが、本当に完璧なハバネラを聴かせてくれて大満足。その前にグノーのアヴェマリアを歌い聴衆を泣かせて直ぐにこういうのが歌えるのも素晴らしい。

この席は矢張り余りよろしくない。後ろだと多分気付かないような発声上のミステイクや楽器の微妙な狂いに気付いてしまう。こういうのは気付かずにただ美しい音色に酔う方が良い。

それにしても香川はやはり音楽王国なのか?優れた演奏家が沢山出ていることに驚く。おかげで今日はとっても長い演奏会となった。まずロビーコンサートがあり、そのあと3部に分かれた音楽会というわけだ。3時に着いて、6時半まで会場に居たが、夫がしびれを切らしてまってそうで落ち着かない。ちょいと長すぎたと思うが、、、。

全く寒くない日中、青空天井の下で、チェンバロとフルートの可憐な演奏があったとき、空を見上げると折しも吹き始めた強めの風に押されてか、白い羊雲がいっぱいまるで音楽を聴きに来たかのように集まってきた。それを写真に納める人もいて、思いは同じだな?と思ったことだ。

今日はこうして音楽のシャワーを一杯浴びて、よく眠れる予感。

良い一日だった。

拉致されて遠出。

今日はお嬢に拉致されてはるばる徳島まで映画を見に出かけた。「おしょりん」という聞き慣れない言葉のタイトルがついた日本映画。お嬢の役者仲間が出演しているのが、徳島でしかやってないというのだ。まあ高速で数十分の所だし、それほど遠くは無いのだが、矢張り県外という感じ。夜だったのもあり、高松よりも暗い風景になんだか違和感があった。というより、この田舎でこの渋滞?ということにも驚いた。ナビがしきりに「混雑しています。」と言う。まあそれほど長い区間では無かったのでギリギリ時間に間に合って無事鑑賞できた。

感想は、「なかなか面白い良い映画だった。」ということ。福井県がメガネの特産地になるいきさつがストーリーの縦軸。そこに如何にも昔風のラブロマンスが横軸として織りなされている。出演者は小泉某やら名前は知らないが有名どころが数名。舞台俳優も数名いて、しっかりした内容だった。お嬢の友人もキビキビした女中役で良い役どころだった。映画も良いなあ。

ただ、我々以外はたった一人という観客。本当はイケナイんだろうが、バーガーなど持ち込んで食べながらの鑑賞。さながらわが家でTVをみているかのようだった。どこもかしこも映画館は閑散としている。はるばる県外から行くなんざ、物好きにも程がある、ってことだ。

しかし、帰りの車の中でのお嬢との会話は、「私たち、色んなジャンルの芸術に深く触れられて味わったりドキドキしたり、、、本当に幸せな人生だね。」となる。「逆に私たちからそういうもの全て除いたら何が残るんだろうか?」「何も無いねっ!」で大爆笑。

脳天気な親子ではある。、

お付き合いしたご褒美に終演後、側のファミレスでビールをご馳走して貰ったが、お嬢の運転で帰るのがイマイチ不安で、さっぱり酔えず、ただ今ワインで口直し中。

昼間はOさんのコンサート前の最後の通し稽古が無事終了。歌い手もピアニストも成長著しい。本番は上手く運びそうだ。

あれよあれよという間に時は流れる。。。

2023年11月21日 (火)

おしゃれ考。

今朝は同年の顧客を送迎付きで施術。気の毒なことに足がどんどん使えなくなっているという。背中もかなり曲がり、キレイな方だが以前の様におしゃれの話しもままならない。月日が経ったとつくづく思う。

今日は塩江のプールが休館日で家に居る旦那様のご要望で近くのうどん屋さんへ。まあこの界隈は食べる場所には困らない。折しもぽかぽか陽気で、ドライブがてら足を延ばそうと行ったところはお休み。でまあ他に回ってみたが、いつも行くお店と違って勝手が分からずチョイス失敗。とはいえどこも似たようなお味で取りあえず満腹に満足。

実は道中夫と揉めたことがある。近くに夫がよく行くおしゃれなカフェがあり、ランチをしているのでそこにしようと言う夫。私は猛烈に反対。というのは、その時のアチクシの服装がうどん屋仕様というか、ワークスで購入した暖かいだけのTシャツに普段着のパンツ。およそおしゃれとはほど遠い出で立ち。こんな格好で入ったらお店に申し訳無いわよ、というのが此方の主張。夫は、そんなことどうでも良い。客は客だ。いいえ、あんなお店の雰囲気を壊すようなことはしたくありません。という会話を交わしつつそのお店の前を通り過ぎる。運転手のアチクシの勝ち。

昔はとてもおしゃれに気を遣う人だったのに、最近の夫はよく見て無いと変な格好で出かける事がままある。近頃は度々注意して着換えて貰うことが頻発している。本人は汚れてさえ無ければ良いというスタンス。それさえ怪しい時もあるくらいで、目が離せない。本当に年を取ったなあ~とため息が出る。

帰宅してから家事をやっつけていつもしない様なところのお掃除。やろうと思えばいくらでも出てくるこの手のお仕事。暫くして飽きてきてジムへと場所移動。30分ほどあれこれやって汗ばんで、帰りにスーパーに行き買い物をして帰る。

帰宅すれば直ぐに夕飯の準備、、、なんで主婦はこうも忙しいの?ま、動けている事に感謝ではあるが。。。

2023年11月20日 (月)

荒天から好天へ。

とにかく忙しい。昨日も倉敷まで友人を乗せて出かけたが、行きも帰りも強風で、瀬戸大橋が揺れて揺れて、友人は全く気付かずペラペラとお喋りに余念が無いが、相づちを打ちつつこっちは必死でハンドルを握っていた。セダンタイプの車で無いせいかもいれないが、もろに風を受けている感じ。他の車も慎重な運転だ。帰路は暗いのもあり、とにかく早く坂出に降り立ちたかったので、ついつい坂出北出口で下りてしまった。まあお互いいつ帰っても良いご身分なので、下道でもいっか、となり。

友人のお喋りを聞くのも返事するのにも疲れて、やたら空腹を感じる。てことで、韓国料理店に入り、お初~の料理を食べてみる。ようやく人心地ついて、彼女を三木町まで送っていき、帰宅したら流石に疲れが出て速攻でベッドイン。

久しぶりに倉敷美観地区などそぞろ歩いたため、予想通り足がつって何度も目が覚める。が、今朝目覚めたら復活していたから、まあまだ大丈夫か。

倉敷は小さな会場でのシャンソンンコンサート。お嬢が呼んで貰って数曲歌うというので出かけたが、1時間で行けるのに、遠い感じがする。まあ慣れだろう。

岡山という土地柄は高松よりは矢張り都会?シャンソンも盛んなようだ。お嬢は初めてのピアニストで大先輩の中で少し緊張したようだが、思った以上に歌えていたので一安心。課題はあるにしても前を向いて行けるだろう。

今日からしばらく好天らしい。良かった~。動く気力が湧く。インフルエンザで寝込んでいる友人もいて、気をつけねば、、、。

2023年11月14日 (火)

外はホントに暑かった。

最近の節々の軋みや睡眠障害的な熟睡感の欠如は年齢のせいばかりで無く、矢張りある意味怠惰な生活から来る物だろうとふんでいる。かつてのように限界まで身も心も使うということが今は殆ど無い。仕事も家事もやってオペラの公演までやり、一時期はシャンソン教室まで同時進行していた。矢張りあの頃のやらねばならないという一首の強迫観念が今は全く無くなり、自由ではあるが、張り合いも無いというのが現状だ。すると、体を休めている=加齢とともに故障も起きる。車だって何ヶ月も放置していると動かなくなるのと似ている。と、気が付いてから出来るだけ動こうとはしているし、やらなくてはならない家事はあるにはある。が、それらは全て自由意志であり、矯正されているわけでもない。これは別の意味で大変な状況だ。、、、などと考えてジムにも通っているわけだが、まあやらないよりはまし、くらいのもの。ほぼほぼ利用者は若い人。全員無言でやっているから、実年齢は分からないが、最高齢者であることは間違いなさそう。このシステムの良いところは、24時間いつでも利用できるし、地域に幾つもある同じような施設のどこを利用しても良いこと。今の所お気に入りを探そうとして3カ所に通っているが、もっと足を伸ばして見ようと思っている。普段着で行けるから買い物のついでとか、お出かけのついでに行けそうだ。でもって、確かにその効果はあるように思う。色んな人が、「歩けばお金は要らないし、景色も楽しめるし、歩くのが一番よ。」と言ってくれるが、これで案外人見知りのアチクシ。たまーに歩いていて、知人に会うのは苦手。出来るだけ人気の無い所と思うが、まだ御御足が十分ではないので、遠くまで行けない。となるとご近所をブラブラになり、当然誰かに会う。それを想像しただけで散歩は億劫になるのだ。

とりあえず、何かをすることよりも、そうでもして出かける事が必要な気もしている。基本買い物は嫌い。生活に必要なものは仕方なく買いに行くが、所謂町ブラとかウインドウショッピングは嫌いだからしょうがない。

で、本日お昼に今日はプールがお休みで暇を持て余している夫とご飯食べに行こうとなり、じゃあ、暫くお会いしてないあの方をお訪ねしてみようと話しが纏まり、殆ど夏のような車内に乗り込んだ。たまにこうして近況伺いもした方が良い。お互いに、ってことだ。到着したがお家は車が無い。ついに返納されたのか?と思いつつベルを鳴らすと案の定奥様が出てこられてそうだと分かる。にしてもこの方は確か数ヶ月前には背中の圧迫骨折とお聞きしていたが、、、、と半信半疑。前よりもパワフルになられていて驚く。相変わらず気力の方が勝っている方だ。見習わなくては!ほんの少し立ち話をして我々夫婦も元気になってお別れしたが、このまるで気付け薬のような方にはたまにお会いした方が良さそうだ。は~っ。

 

2023年11月13日 (月)

追い込み。

いよいよ26日に迫ったOさんの3回目のリサイタルの追い込みに入った。急なピアニストの変更だったが、とても寄り添ってもらえている。今日は第一部の仕上げをやったがここに来てようやくOさんも落ち着いてきたようだ。ピアニストもシャンソンは初めてですというので、最初は少し心配もしたが、期待以上に上手くこなしてくれている。矢張りシャンソンを好きになってもらうのが一番だと思っている。全部日本語だし理解は早い。

Oさんは70代に入ったのだが、外見も中身も心意気も全く変わっていないのが不思議だ。多くの人がそうであるように、彼女も人生に於いては辛酸をなめる経験もしてきているし、苦労もしている。全てを知っているわけでも無いが、レッスンの合間には少しずつ心情を吐露する場面もあり、自然と分かってきた。が、その都度前向きになれたのは、こうして歌う目的があったからと言う。歌うことがこうも具体的に彼女の支えになっているということは、同じ時間を共に共有してきた自分にとっても嬉しい事だ。心からの拍手を贈りたい。

「歌」は第三者に聴いて貰って初めて完成する、と私は思っている。小説家や画家でもそうだろうと思う。その意味で、コンサートは大切な事だ。これで終というのは無いが、それだけにやり甲斐もある。

先日のウクライナの女性ボーカルの一曲一曲魂の籠もった歌は、多くの人を募金箱やCDの販売にと駆り立てた。大した額では無いにしても、彼女には力になった事だろうと思う。

歌は良いなあ。

2023年11月12日 (日)

昼下がりのシャンソン。

何をしても疲れる。今日はシャンソンのコンサートに出かけた。初めて聴く人だったが、もともと声楽から入った人らしい。キレイな声で朗々と歌った。まあ、これは好みもあるだろうし、シャンソンのイメージには必ずしも合ってないかも知れなかったが、ご本人がシャンソン大好きな人だと言うことは分かった。若くない人だが全く知らない人だった。ヴァイオリンとピアノが入ったが、先日来余りに上手な奏者を聴いたばかりで、ムムムな感じ。奏者はお若いからこれから頑張って欲しい人達だ。

正直歌は難しいというのが感想だ。しかもフランス語は言語の中でも最も発音が難しいものの一つ。ニュアンスを込めてとなると、さらに難しい。自分のように最初から放棄して日本語でしか歌わないが、本来原語で歌うのが良いだろうとは思う。思うが、ネイティブの発音に持って行くのは至難の業。大昔カルメンで四苦八苦したのを思い出す。

美味しいスイーツとお茶付きでこちらは堪能した。お陰で夜ご飯が、、、。こういう年齢になってしまったということだ。

おお、疲れた。

2023年11月10日 (金)

ウクライナの歌。

昨日の観劇「クリスマスキャロル」に続いて今日は「バンドゥーラを聴く会」という演奏会に出かけた。連チャンのお出かけに友人Kも多分お疲れか?と思いきや、お迎えに行ったらるんるんで出てきて、「今日は一日ゆっくりしてたからすっかり元気になったわ~。」と言われ、お姉さんには負けましたの心。と言っても二つしか違わない。

こちらはといえば、今日の演奏会は絶対寝たくなかったので、ジムに行き、そのあと温泉にも行き、充電したつもり。夜ご飯は夫に店屋物を準備して万全の態勢で出かけた。まずはY先生をピックアップしてからK女史をお迎え。三人寄ればなんとやらで、車内は笑い声で満ち満ちる。

バンドゥーラなるものは初めてだったが、60本以上の弦からなる枇杷の大型みたいな楽器だった。その音色の美しさもさることながら、弾き語りの奏者カテリーナの声の美しさに魅了された。自分は美しい国ウクライナに生まれ、13歳で初めて日本に来て、直ぐに日本が好きになったと言い、以来16年住んでいるこの国の美しさに触れた。今は全国をこうして演奏しながら回っているが、常に戦争が終わって欲しいと願っていると切々と訴えた。元々チャリティの意味合いが濃い演奏会だと思って協力したが、我々おばさん達はこの出会いに感動したことだ。彼女の有り難うはそのままこちらから良い歌を有り難うと返したいくらいだった。なので、帰りにはCDも購入した。

みんな清々しい思いで帰路についた。

戦争、早く終わって欲しいなあ。

そういえば、昨日ようやく読み終わった難しい本に、人間は自滅するようにプログラムされているかも知れない、という怖いことが書かれてあった。もしそうなら、反戦も平和への希求も何もかもが意味の無いことになる。。。。どこに真実があるのか?

2023年11月 7日 (火)

理不尽で無い死は無い。

明日は胃がん検診の日。ただ今絶食中。こういうときは寝るに限るが、夫がガンガン書けているTVの音に気を奪われている。自分はこうして検診なんぞというある意味のんびりした日常を送っているが、TVから漏れ聞こえてくる戦争は余りに悲惨で、現実の事と思いたくない。ウクライナへの関心が薄れてガザに移行しているという側面をゼレンスキーが心配しているというニュースも流れるが、それも分からなくは無いが、どこであってもこの戦争は誰もが関心を寄せるべき事象だ。

それはそうとして、近頃早くに亡くなった友人のことが思い出されてならない。家族では無いがそれ以上かも知れなかった関係の彼女が、あんなにもあっけなく去ってしまったのが、時間を経ても尚わが涙腺を緩める。人生は別れの連続だが、平和時には、一つ一つの別れがひしひしと身に迫る。どの別れもどうしようも無い事と分かっていても、、、、。

スマホやパソコンの連絡先などに先に逝ってしまった友人達の名前がそのまま残っているが、なかなか消せない。

ネットニュースで横田早紀江さんが出ていたが、この私より10歳年上で病気がちながらめぐみさんとの再会に望みをかけて闘っているようだ。おそらくは普通のお母さんより随分頑張ってきた人だが、いつかその命の灯火も消えるだろう。

世の中には理不尽なことが溢れている。

2023年11月 5日 (日)

芸術の秋。

なんとも気持ちの良い朝。今日は地域の自治体が招聘してヴァイオリンとピアノのデュオコンサートがあった。このお二人の演奏会は度々聴かせて貰ってきたが、今日は畳の上にパイプ椅子というコミセン室内で、外からの心地良い風に吹かれながらの最高の音楽鑑賞となった。シャイなN女史のMCはいつ聞いても楽しい。長くちぇちのコンサートマスターとしてお世話になってきたが、お人柄が兎に角素敵。同じヴァイオリニストになられたお嬢さんのCDが販売されていて購入させて貰ったが、ちょっと葉加瀬太郎氏調の楽しい楽曲だった。

昔はヴァイオリンは好きで無かったが、年と共に好きになってきて、最近はアレクサに命じてヴァイオリンを聴きながら眠ることも多い。今日の曲も知ってる物が多く、ナントいっても生の演奏は心地良い。

こういう演奏会を地域でドンドンやってくれると良いな。

で、終わる頃お嬢からラインが入り、お坊ちゃまが部活から帰るので、何かお昼を食べさせて、とあり帰宅してから夫共々迎えに行くと、もちろんスシローをご所望。待つのが嫌いな夫は行く前から混んでたら別の店にしようとグズグズ言ってたが、孫べえの頭の中はもうスシローメニューモードになっていて、そうそう簡単には変えられない。少しは待つこととなったが、ナンとか入れて男二人向かい合わせに座り、こっちから見ていると、注文は全て孫べえ担当。あまりの食べっぷりにつられたのか、夫もいつもより沢山食べている。まあ久しぶりというのもあって結構美味しくて結果オーライ。

実は我々夫婦は少々食べ過ぎていて、夜ご飯が進まないという情けない結果に。延々と食べていたのは昔のことだ。は~~っ。

昨日はリモート歌会だった。やりながら聞こえづらい等あって、矢張り対面が良いなあと思ってしまう。機械に強い人が不在というのも残念だった。

自分的には不用意な発言をして仕舞った、と反省しきり。というのも、お一人カトリックの信者の方がいて、つい今の世界情勢に話題が行った時、「こんな状況でも宗教は必要だと思われますか?」なんてこと聞いてしまった。当然のことながら、「私は信者ですから。」というお答えに、「しまった、悪い質問だった。」と思ったわけだ。これだから無宗教の人間は困る。そんな単純な問題では無いし、こんな機会で話題にするべき事でも無かった。申し訳無いことだった。

こんな司会にガマンして皆さん参加して下さっているが、ホントに良いのだろうか?と常に不安だ。短歌自体さっぱり上手くならないし、師匠の、「まずは生きることが大切。」と言う言葉に逃げているような気もする。他人の歌は善し悪しが大体分かるようにはなってきたが、いざ詠もうとすると駄作のオンパレード。続けることに意義があるやもとは思っているが、、。

そういえば、今朝のコンサートで一緒になったちぇちのメンバーNさんと話題にしたが、短歌を通じて知り合ったTさんが最初で最後のちぇちの公演に参加してくれたのも「縁」だなあ。歌会を見渡しても短歌をしてなければ到底出会わなかった人が殆ど。これこそ縁だ。

2023年11月 3日 (金)

うららかなニッポンの空。

本日簡易ジム2回目。マシンなどやって約1時間がとっても体に効いた。夕飯の準備中にも眠くて仕方が無い。これは早々に寝るとしましょう。

このように私は平和のまっただ中に居るが、TVでは毎日嫌になるほど子供が泣き叫ぶ姿を見る。本当にナントカできないのか?「僕何も悪いことしてないのに~」と泣きながら訴えている子供を見ると本当に可哀想で、、、。突然人生を奪われて想像してない暗黒の中に放り出されてこれからどうやって生きていくのか?これを鎮めるのはもはや神以外に考えられないが、その「神」が色々居るらしいのがイヤになる。そもそも戦争のきっかけがその「神」

だからどうしようも無い。「神よ許し給え-」と言っては人殺しをする人間は許されるのか?

誰か分かるように説明して欲しい。

昨日はOL時代の先輩からン十年ぶりに電話があり、驚くやら懐かしいやら。。。賀状のやりとりのみで繋がっていたが、矢張り電話は良い。近況を話し合って長電話になってしまったが、知らないことが多かった。同僚やら先輩やらで既に亡くなった人も居た。つくずく生きるとは出会いと別れだと思ったなあ。

明日はリモート歌会。

その後NYから来ているあの人達に会えるかな?時間的に無理かも。コロナ明けでホント、色んな事がある。

2023年11月 1日 (水)

新しいこと。

一念発起するとろくな事にならないのだが、兎に角体力が無くなってきているという実感があり、それに抵抗した生活をしてみようと思い立つ。でもって、近くに出来たジムに今日から行き始めた。マシンが色々あって、自由に使えるということだが、全て英語で書かれてあり、曖昧なまま兎にも角にも今日は2種類だけやってきた。たったそれだけだのに、もう足腰が筋肉痛。これはヤバイ。しばらく続けないと、、、。

お昼を一緒に食べながらお嬢に言ったもんだ。私もまだまだアンタの為に頑張らないといけなさそうだから、チョイと訓練することにしたわ。すると途端に我が意を得たりと、「あったりまえよ!まだまだやって貰うことが一杯あるんだからねっ。しっかりしてよ!」との叱咤激励的ご命令。だよねえ。

あんまり自信はないのだが、取りあえず努力はしようと思っている。

早速19日は倉敷だし、何かと忙しい。

それにしてもこの所の日中の暑さは半端ない。出入りの業者さんも一様に暑いですねえを繰り返している。ホント異常な暑さ。かと言って、朝晩はかなり寒い。

ま、とかいいつつも確実に冬は来るんだろう。寒さ対策もぼちぼち始めた。

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