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2023年10月

2023年10月30日 (月)

岡山パリ祭。晴天の下盛会裏に終わる。

一泊ではあったが、半分以上お仕事気分なので、疲労感が半端ない。「岡山パリ祭2023」昼夜二回出演したお嬢の付き人がそのお仕事。

友人Kと娘の三人で一台の車で一緒に出かけ同じホテルに宿泊。娘は打ち合わせに出かけこちら二人は美術館でウイリアムモリス展など見て隣のカフェでランチしていると、突然の猛烈な雨風となる。慌ててタクシーを呼んで駅前に移動。急に時間ができたのでどうしようか?というと、さすがKさんはこういうことに慣れていて、「急な時間つぶしは映画が良いのよ。」とのたまい、すぐさま只今上映中の映画を物色。すでに始まっている映画のチケットをゲットして何やらプレミアムなホールへと入る。フラットな席が全くない、すべてが階段の室内はとても広い。椅子もなかなか座り心地の良いもので、椅子に座るや否や眠気に襲われる。ところがその部屋は音響も特別らしく、ものすごい大音量。映画はハリウッド映画で渡辺謙が出ていて、最新のものだった。AIが発達しすぎて人間とややこしい関係になるという未来にあるかもしれない戦争を描いている。絶えずドーン、バーン、ガーンとうるさいのなんのって、、、でもこの音の洪水の中でさえ眠れたほど疲れていた。というわけで二割ほど見てないが内容はほぼわかったし、言いたいこともわかった。主役の子供の可愛さは本当に天使かと思うほどで、最後のシーンでは泣かされたものだ。

あんな素晴らしい空間で、もっと違う映画を見たいわねえ、と言いながら外へ。ちょうどよいくらいの時間になっていて、夕飯どこにする?と言いながら本屋さんへ。すると彼女が手招きするので、近寄ると手に持つ本にとあるお店が紹介されている。ジンギスカンの珍しいお店のようだから行ってみない?と言われ異存のあろうはずもなく20分後には暖簾をくぐっていた。まあ、そこで食べるは飲むは、女二人欠食児童のごとく食べてしゃべって、お店の若い人たちと軽口をたたいては笑い、生ビールもお代わりして、この日のエネルギー補充は満点、と相成る。

ホテルに帰ってツインの部屋でお互い自由に過ごそうと言い合って、そういった彼女は速攻ご就寝。こっちはお嬢が帰れば打ち合わせが必要で、寝るねられず、入浴したりTVを見たりぼんやり過ごす。やがて深夜に帰ってきたお嬢とピアニストとリハーサル画像を見ながら検討会議。翌日のスケジュールを決めて部屋に帰るとKさんはぐっすりお休み中。これで良い。寝てないと次の日の行動に影響が出る。

翌朝彼女は一人でお出かけ。又夜の公演でお会いしましょうと手を振る。元気だなあ~。

こちらは、今日がいよいよ本番の日。予定通りヘアーメイクをしてチェックアウトしたお嬢と入れ替わりに婿殿が車で到着。お昼を岡山で有名な「エビ飯」に連れて行ってくれる。で、少しばかり時間があるというと、高島屋でも行きましょうか?と言われそういえばKさんも行ってるはずだなあ、と思いながら車を回してもらう。で、プラプラ歩きエスカレーターで4階まで上がると、なんと目の目にKさんがいるではないか。声をかけると怪物に出会ったかのごとくびっくりされ、ひとしきり笑ってから彼女にお付き合いタイム。行きつけのお店があるというので行ってみるとやっぱり高級店。こちらには縁がないお店ったが、ぶらぶらして正札を見てはそのまま返す。セーターに数万円もねー。例え買ったとしても自分が着たらユニクロに間違われるのが落ちだろう。手が届きそうなお店もあるにはあったが、なんせ本番前だ。落ち着かないことこの上ない。彼女と分かれ、婿殿に車を回してもらいとっとと会場へ。、行けば行ったで知り合いにも会い、挨拶を交わすこととなる。丁度マルシェが開催されていて、キッシュに赤ワインをゲット。美味しく頂く。しかしフト見ると噂のうどん店が出店している。何しろ岡山では有名なお店らしく、ほぼほぼ皆さんお食べ遊ばしている。で、チョイと迷ったが、「高松から来ました~」と言わなくても良いセリフを吐いて、「わ~っ緊張します~。」なんぞと合わせて貰い、ネギたっぷりのぶっかけうどんを頂く。これが又美味しい。これなら讃岐うどんに引けを取らないんじゃない?とか思いつつ、店員さんに感想を述べて彼らのやる気に点火。楽しい笑い声に送られて会場へ。

ここから昼と夜、二回の公演を聴いたが、これはちょっと疲れ過ぎた。お嬢が出てるからやむを得ず二回入場したが、一部を除いて全部同じプログラム。ちょっと参りました、のこころ。しかし、さすがクミコさんは違った。同じ曲だったにもかかわらず全然違うニュアンスを込めて歌ったので、とても新鮮。中西圭三さんも流石の歌唱力で、二回とも聴かせた。お嬢は思った以上に入魂の歌いっぷりで会場を沸かせた。夜の部では旧知のMご夫妻が来られていて、旦那様はグッドタイミングで、「ブラービー」「トレビアーン」と叫んでくれて大いに盛り上がった。奥様曰く、「本当に感動しないと言いませんから。」フフフ。こちらで有名なあのお方とはどうやら違うらしい。Kさんは殊の外クミコさんに感激。どうやったら一緒に写真に写ってもらえるかしら?というので、そりゃあCD買ってサイン頼めば出来るんじゃないですか?とアドバイスして、実際その通りやって大正解。クミコさんはとってもフレンドリーな人で、ずっと笑顔で対応してくれる。が、実際はもの凄くスリムで驚いた。お嬢はクミコさんに、「必ずどこかで会えるわね。」と言われ力を得たようだった。いよいよデビューってことだ。これから本格的にこの世界に泳ぎだして行くんだろう。

そんなこんなでなんとか無事終わり、そこからは婿殿の運転でKさん孫べえの4人で帰路につく。すいすい帰り、1時間ほどで高松入り。案外近いのだ。道中「私、ホントにシャンソンが好きになったわ。」と言うKさんとお喋りに花が咲き、時折婿殿が入ってくれたりと退屈せずに帰れた。もちろん孫べえは爆睡。母親のステージをどう見たのか?口数の少ない世代で、よく分からないが熱心に見ていたし、最後までちゃんと席に座っていたのは感心。案外好きなのかも。

それにしてもお嬢の職場の人が大挙してやってきたのは有り難い事。こういう応援団がいてくれてこそのことだ。ステージ衣装までみんながああでもないこうでもないとやってくれたらしい。

全ては出会いだ。

2023年10月24日 (火)

今日も秋晴れ。一日中。

週末に岡山パリ祭の本番があり、それに向けて前日から車で出かけることとなった。友人Kも同行して、こちらは丁度ウイリアムモリス展をやっている美術館を巡ろうと思っている。行けばただでは帰れない。お嬢はリハーサルやら舞台関連のことで忙しいらしく、全く別行動だ。10年前なら此方も何かと手伝えるが、もうダメ。ホント使い物にならない。

で、今日はお嬢の車を洗車したいというので、こちらがいつも使っているスタンドまで案内しようと二台で出発したが、途中から全く彼女の車が見えない。まさか、事故ったか?とハラハラしてるとゆるりとやってきて、「お母さん早すぎ!」と叫んでいる。いや、これ普通だと思うけど。慎重派のお嬢からしてみると考えられないほどだったのだろう。親子でもこれほど違う。

ようやく秋らしい日が続いているので、今日こそは衣替え、と思ったが、百点とは行かない。矢張り途中で頓挫した。ま、焦ることもないかと思い直して他の家事に勤しむ。

なんといっても、晩ご飯が苦痛。余り食べない夫の為にあれこれ考えて手を変え品を変えやっていく内に嫌になる。これがどんどん食べる若者相手ならやる気も起きようってもんだが、なんせ、必ず付けた物を少しずつお残し遊ばすし、アレが堅いこれが堅いのと苦情が多い。かといって、あれこれ食べて貰わないと栄養失調になりかねない。ま、自分の為でもあると我と我が身に言い聞かして今宵も作ったが、、、、いつまで続くことやら。そのうち全部店屋物、もしくは外食になるんだろうか?なんだかねえ~。

さ、明日は仕事のあと、肺癌の集団検診。毎日なんだかんだとあるなあ。

2023年10月23日 (月)

突然の事。

日々何が起こるか分からないと思いながら生きているが、今日も今日とて、昨日みんなで寄せ書きして、渡す予定の彼はそれを見ることも無く突然にあちらの世界に旅立った。訃報を受けて葬儀場へと車を飛ばす。昨日集まったと同じ位の人々が駆けつけ、お見送りとなった。かなり苦痛を訴えていたようだが、それも含めて全ての苦悩から解放された安らかな寝顔だった。声をかけたらむっくりと起き上がりそうなほど、、、。

出棺のあと、しばし会場の外にたむろして、色々話している内に、結局来年も同窓会をやることに話しが纏まったようだ。お世話係は又又大変だが、ご案内状の担当は京都在住の男性が引き受けると言い、一件落着。これまでこの同窓会を牽引してきた故O氏は、この様子を見聞きしていたのではないか?晴れ渡った空に真っ白い雲がぽっかりぽっかりのどかに浮かぶ様子は、彼の心情のような気がした。すっかり安心したのかな?

夕べは、夜ご飯も食べず、後片付けもせず、とっとと寝て復活。が、今日は又この一連のお出かけでかなり体にダメージが来た。と思ったが、ぎっくり腰で病院に駆け込んだというお嬢のヘルプで、炊きたてご飯やお惣菜を届ける。夫は早めに晩ご飯を済ませて会議にお出かけ。こっちはもう寝ようと思っている。なんだか体力が無くなってる。

今宵Oさんの事を思い出しながら早寝としよう。

2023年10月22日 (日)

最高に秋晴れの日。

同窓会。この不思議なる集まり。と会の途中ずっと考えながらみんなの様子を眺めていた。今日は中学時代だったので3年間、まだ大人でも無く子供でも無いという時期を同じ校舎で過ごしたというただそれだけの関係。当時の記憶もおぼろなら、もちろん先生方は全員お隠れ遊ばして、同窓生もビックリの死亡欄。ほぼほぼ友人と呼べる間柄の人は居ない。が、不思議な事に彼らは皆友人なのだ。

くじ引きで座席が決まり、写真撮影まで一度も席を立たず、次々とお酌に来て頂くのをチビリチビリと飲んでいたが、どうやら量が不明でかなり飲んだらしい。本物のビールを。

おかげで帰宅してから胃がおかしい。慌ててウコンドリンクなんか飲んでみたが、効くのかどうか?少し落ち着いた感じはするが。。。

およそ3時間半同じ部屋でそれぞれ談笑、自己紹介の時間もあったが、全体に元気が無い。以前は羽目を外す人も出たり、マイクを持って離さないような人もいたが、今日は静かなもんだ。前回がコロナ前で4年前だという。(それさえオボロ)で、幹事は大変だ。それぞれのネームを作成して全員胸に付けてあって、次回は無いのでそれは回収しませんと言う幹事。すると、それはけしからん、次回もやるべきだという強気のおっさんが出てきた。県外に住む自分なんかはこれがあるから故郷に帰れる、なんぞという。今の幹事がやる気が無いなら誰かが後を引き継げば良いだけだ、と言うが、全員同じ年齢だということを忘れているようだ。でも、そう言われたらネームは回収せざるを得ない。てことで、次回があるのかないのか不明なままの解散となった。

実はいつも懸命に世話をしてくれていた幹事の親分が入院中。今月頭までやってくれていたと言うが、大腸癌とのこと。全員で色紙にメッセージを書いたが、書きつつもいずれ我が身という思いもある。30人以上の人間が、それぞれ目を合わす、声を掛け合うという時間は、本当にわずか。それでも同窓会はみんな好きなんだ。一時昔に返る、というだけでは無い。出会ってその後の人生を何とか乗り越えて生きてきた事を、互いに喜び合う、そういう意味合いが強いように思う。

自分的には転校生を続けていたので、地域で歓迎されるのは他の人より嬉しいのかもしれない。

さあ、高校の同窓会はどうするんだろう?やるのやらないのとチラホラ声が上がってはいるが、、、結構なエネルギーが要るが、以前わが家で一緒に名簿作りをやったM氏も亡くなったし、共に世話係をしてきたあの人もこの人も心細い。どうするか?やったとしてもきっと最後だろうなあ。

送迎をやってくれた娘が、ぎっくり腰になりそうと言うので、以前使っていた腰痛ベルトを渡したが、娘がそういうことになってきた。時は流れた。。。

2023年10月20日 (金)

ワクチンの日。

何事においても素直な?アチクシは、本日第6回目となるコロナワクチンを打ってきた。もちろん何事も起きなかったが、いつになく腕が痛い。となると、妙に不安で今日は早く寝ようと思ったりして、、、。しかし、実は夕べも猛烈な睡魔に襲われて食後の後片付けをやりかねてベッドイン。お嬢から11時に電話があり、そこまで3時間も寝たにもかかわらず、本を数ページめくっただけでまたしてもストン。結局8時まで寝てしまい、合計11時間も眠った計算になる。今日もこのブンだと9時から眠ることになりそうだから、似たようなことになるかも。秋眠暁を覚えず=造語。

まあ、毎日それなりに忙しく、多分疲れても居るんだろう。明日も午後は絵本の読み聞かせ練習。明後日は中学の同窓会。連日イベントがある。夏の疲れが襲ってきても不思議ではないのかも。

今日夫に届いたあるビデオ。東京大地震を克明に記録し、検証した物。そこからは様々な人間の生態が明らかになっている。興味深かったのは、あれ程の大火災と大震災だったにもかかわらず、自分の極く近い身辺の事しか分からず、震災の実態が理解出来てなかったということだ。時代もある。今思うと不思議なほど、逃げるよりも布団や家財道具を運び出す方が優先された。広場に逃げた人々は談笑さえしている。遠くの事は全く分かってないのだ。恐ろしい映像だ。

そして現代。その頃よりは人間が賢くなっているかというと、かなり怪しい。あの地震の調査をした学者の提言がすっかり忘れさられ、恐ろしい場所に世界でも類を見ない大都会を創り上げたわけだ。プレートのひずみは必ず起こるといい、そうなった場合の被害は昔の時より遙かに酷いことになるという。何かがおかしい。何故こんなことに?今からでも政府の機関やらを全国にばらまく方が良いのでは?

考えるのも大義になってきた。睡魔に導かれて今宵も沼に沈むほか無い。

2023年10月18日 (水)

変な秋だ。

孫べえが元気になった途端、今度はその母親がダウン。お陰で連日差し入れと相成る。今日は頂き物の冬瓜があったので、思いついてそれで一品。子供のくせに孫べえの大好物。それ故に力も入る。思った以上に美味しく出来て、早速それを他の冷凍食品とかと一緒に届ける。

まだこれが出来ていることを喜ぼう。

で、自分へのご褒美として、一人で温泉へ。ゆったりお湯に浸かり、たまに露天風呂で藤井聡太の特番を見たりしながら、、、これぞ命の洗濯。連日変に睡眠不足だったが、今日は眠れることだろう。

昼間の暑さは着る物が困るほど。そのせいでついつい暖房器具を出し忘れている。そろそろ衣替えやらあれこれやらなくては、、、。

暖房と言えば、キッチンの暖房をここ数日入れている夫。その隣の部屋でこっちは湯上がりに扇風機。食事中に暖房を切ってとお願いしても寒いとおっしゃる。今後ますますこの違いが激しくなりそう。やっぱり脂肪が着いてる分寒さには強いのか?アチクシ。

まあしかし、寒いの暑いのと言ってられる我々のナント幸せなこと。余所の国では戦争で多くの子供や女性達が犠牲になっている。その映像は見たくなくとも連日報道されていて、胸が痛い。どうしてああなるのか?人間の憎悪の感情は一体何をもってすれば静まるのか?

日本では、大学生がふざけ合ってて一人が亡くなるという悲劇が報道される。無くなった学生も気の毒だが、その相手も同じように悲劇だ。そんなつもりはなかったようで、言葉が聞き取れないくらい泣きじゃくっていると言うが、一人の命が失われたことは間違いない事実。その事件についての記者会見を見ていて思った。命一つをこれほどまでに大切に扱う日本で良かった。色々問題はあるが、世界を見渡しても矢張り日本人で良かったと思える。何百人という人々の死が平然と扱われていることを見ると、本当に言葉が無い。

そして、谷村新司さんが亡くなった。平和を愛し、音楽は誰にでも平等だという信念を貫いた人だ。美しい詩を書き、キレイなメロディを生み出したが、生前彼の涙をよく見ることがあった。色んな事に心が直ぐに反応する人だったということだろう。惜しい人が亡くなった。合掌。

2023年10月17日 (火)

季節の変わり目の不調?

色々と新しい病名が流行しているようだ。この不調もきっとそのどれかに符合しているのだろうと思う。一応予定はこなせているが、どうもスッキリしない。今朝も急に動けなくなって入院することとなったというお客様のご自宅まで出張サービスに出かけたし、お昼ご飯もいやいやながら夫を乗せて近くのうどん屋さんへ。その後も一人お仕事をしてから思い立って松茸ご飯を炊き、といってもインスタントのご飯の素だが、夜ご飯の準備も出来た。その上遅くまで勤務のお嬢の元へそのご飯やら一品やらを届けたり、動きはいつも通り。が、どうも浮遊感に付き纏われている。

夕べも急に眠気がきて、8時前にベッドイン。速攻眠りについたが、深夜に目覚めてから眠れない。グズグズしていて結局全体の睡眠時間は7時間とでた。スマートウオッチのお陰である程度健康管理は出来ている。で、本日も夕食後から眠い。又早めに寝ようと思っているが、こうなると凄く損した気分になってしまう。スマートウオッチさえ、「早寝早起きしましょう」なんて、アドバイスくれるが、人それぞれではないの?と無駄な反抗してみたり。。。

ま、兎に角今日一日無事始まり無事終われていることに感謝だ。

孫べえが高熱で、すわコロナかインフルか?と戦々恐々だったが、そのどちらでもなく、ただの風邪だったようでやれやれ。

お嬢の岡山パリ祭本番まで気が気でない。どうなることやら。

2023年10月14日 (土)

物理学。オーノー!

難しい本を読み始めた。量子学やら天文学やら相対性理論などなるべく遠ざかっておきたい言葉が並んでいる。では何故半分までも読み進められたかというに、これらの言葉以外に、金子みすゞや、ハイドンや孔子、サンテグジュペリ、万葉集から日本書紀etcetcetc様々なものが事もなげに出てきて、全てが宇宙の不思議について関連付けられている。

そもそも、「夜の空は何故暗い?」なんてことの解明をしてくれる本にこれまで出会ったことが無い。故に大変驚かされてもいる。でも、全部読むのが怖いような気もしている。ま、少しずつだ。

先ほど、先日一緒に栗拾いに行ったKがやってきて、聞いてみると全く筋肉痛は無いというではないの!なじょして?と言うと、そりゃあ、アンタの方が足を使ってないからよ。と言われる。はいはい、そうでしょうとも。ムムム。

色々ありながら時は進む。何にむかって?「無」に向かって!ふ~む。

2023年10月13日 (金)

暑いの?寒いの?ハッキリしてってね。

事情があってOさんの伴奏ピアニストが新しくなり、今日初めての合わせだった。まだ小さいお子さんが居る人らしく、その子供さんのスケジュールの中でやりくりして色々お仕事をやっているらしい。みんな大変だ。心配すること無く上手く合わせてもらえそうで一安心。お人柄も謙虚で、やる気があって、理想的。シャンソンは初めてですを強調していたが、飲み込みが早く、嫌いでは無いらしい事が分かりホッとする。世の中にピアニストと呼ばれる人は多いが、殆どがクラシック。やってやれないことは無いだろうが、食べず嫌いの人が多い。こうして積極的に参加してくれるのは本当に有り難い。「自由に、遊んで。」が条件で、そこにも乗ってくれている。楽しみが増えた。

今日は又気温も上下するし、二階のレッスン室は暑いのなんのって、クーラーも扇風機も使った程だ。体調も狂うよねえ。

あと二ヶ月。Oさんにも大分気合いが入ってきた。

こっちは筋肉痛が未だ快癒せず、、、、早めにブータンタンしてね~ましょ

2023年10月12日 (木)

筋肉痛とオペラ。ん?

年寄りはあとから筋肉痛が出てくるというが、昨日からその予兆はあり、本日はそれに拍車をかけた感じ。でもまあ、なんとか栗の処理も出来て、栗ご飯まで作ってみた。自分ながらイマイチ。やはり生栗が良かったンだろう。一度ゆでた物のほうが剥きやすいと思ったのが間違い。残った栗で何を作ろうかと思案中。近頃はネットで何でも作れる。なんとかなるだろう。

こないだのオペラ二日公演について、アチコチから感想など入ってくるが、概ね全体にレベルが上がってきたという好感度のあるもので、お誘いして良かったと思った。なんといっても難しいオペラを地域で長くやって来たことに敬意を表する。難しいのはマイナーだからではない。いや、それももちろんあるが、矢張り音楽の難しさだろう。ある意味歌舞伎と似ている。情報を知らなければ理解しにくい。そして、自由席4千円、指定席6千円という観客にとっては決して安くない料金設定だが、やる側からすると、この料金では採算に合わないのだ。故に出演者の持ち出しもあるだろうし、助成金頼みの大変さもある。本当に大変だろうと思う。それでもやり続けるという情熱に脱帽。

地域のこういう芸術への情熱が、ひいては日本全体の芸術をキープしていくんだろう。いつまで続けていけるか。ささやかに応援しつつ見守りたい。

2023年10月11日 (水)

まだ行けるか?

昨日はまるで若者のように一日を過ごした。その結果、今日は朝からアタタ、アタタタの連続。にも拘わらず朝は保育園の園児相手の絵本の読み聞かせ隊の一員となっていた。まさかのこの歳になって、童謡を歌うということをやっているわけだ。近頃の子供達はお行儀が良く、きちんと見て聴いてくれるからこちらも真剣だ。

そもそも昨日何をしたかと言うに、はるばるまんのう町まで栗拾い。お目当てのお宅近くの道の駅で腹ごしらえもして、新米やら珍しい野菜やらをゲットしてからT氏が待ち受けるお宅へとお邪魔した。女三人。ビヨジョビジョ三人組が参りますとショックを受けないよう予めメールでお知らせしておいたが、なかなかの年齢の三人を前に内心は驚いたに違いない。ずっと側に居て危険が無いかをサポートしてくれる。それというのも斜面で、雨の後だし、滑る危険もある。矢張り猪が来たらしい形跡もあり、何本かある栗の木について説明もしてくれつつ、ご本人の趣味の音楽のお話しもとめどが無い。同行したKさんは、まるでラジオみたいだったわねえ。と彼のお喋りに感想を述べていたが、実際は沈黙してやるよりはよっぽど楽しかったのだ。とにかく半端ない音楽通。次から次へと話しがつきない。こちらは滑らないように気をつけながらも熱心にイガから栗の実を出していて、途中で一度もの凄く長いミミズに出くわし、若い女性のように叫んで皆さんにヒンシュクを買ったが、兎に角長いものには弱いのだ。アチクシは。

で、勿体ない精神を知っているわれわれ世代。そんなに採ってどうするの?という位に採って、1時間ほどだったか?ようやく終わった。この間ずっとスクワット状態だったので、アトが心配だったが、それで終りでは無かった。T氏に御礼を言って、そこから今度はその足で香西町のKさん宅までドライブ。ナビという便利な物があるお陰で迷うこと無く行けたが、かなり遠かった。Kさんとは前日ジュリーの映画に一緒に行き、その後のランチタイムで栗拾いに行くというと、じゃあ、帰りに寄ってくれたら柿と交換しましょう、と言われ、余り自信は無かったので曖昧に返事しておいた。が、なんとなくまだ体力的に大丈夫な感じだったので、結局回ることに。これが大正解。彼女はご主人が残してくれた畑をマメに手入れしていて、野菜は勿論様々なフルーツもならせている。で、約束通り柿をちぎり、コスモスを頂き、まあどうぞ、と言われ、いつに変わらぬおしゃれなリビングに通される。一緒に行ったM女史は初めてで、しきりに感心している。さすが美味しい和菓子なども用意してくれていて、美味しい珈琲と煎茶で心底癒される。

で、女が四人になり、お喋りはますます止めどが無くなる。が、いつの間にか空は陰り、又今度ゆっくりと挨拶しつつ帰路につく。そのKさんのお部屋には時々吾亦紅が活けてあって、「私も大好きなのよねえ。これ見ると秋よねえ。これはどこで?」と聞くと、JAでと言うのをこの日も聞いていた。ところが車を動かそうとした目の前に、噂の吾亦紅が生えているでは無いの?灯台もと暗し、とはよく言ったもの。Kさんは毎日のようにその前を通っていたのに全く気付かなかったと言う。おお急ぎで車から下りて根っこからひっこ抜くと直ぐにゲット出来た。Kさんも大笑い。半分こしましょうってことに。ただ今、それを背が高いガラスの花器に、コスモスは白いボーグラー氏の花器に活けてある。いっぺんに部屋に秋が来た。

さっき娘に誘われて夜の夢タウンに付き合ったが、昨日のことを話すと大分叱られた。しかし一方で今それくらいなら足は大分良くなってきたのね、と安心材料になったようでもある。ま、自分でも驚いている次第。ま、少しずつだ。

2023年10月 9日 (月)

短歌の次はオペラ。芸術の秋。

昼間暇そうな夫と、ランチ難民になってるという娘と三人で待ち合わせの上、とある田んぼの真ん中の蕎麦屋さんに行く。いつだったか既にお連れ遊ばしたはずなのに、全く記憶に無いという夫は、着いてみるとようやく思い出したらしい。ここのお店のつゆが殊の外美味しかったのは全員同感。で、暇そうな娘を残して、こっちは夫婦で先にお店を出る。自分が次は遠方への出張のお仕事があった為だ。予定より遅れ気味に出かけたが、約束通りお仕事をして、そこから今度はレクザムホールへとオペラを観に行く。

誘った友人がなかなか来ず、ロビーで待っている間に色んな人とご挨拶する羽目に。開演ギリギリになって到着したK女史と急ぎ入場。よい席で鑑賞した。二階席だが、上からオケピットが見えて、歌い手の姿も近く、この席は岡山のM氏ご推奨の席だ。ベリズモオペラの代表株「カヴァレリア・ルスティカーナ」は見応え聴き応えがあった。これは二人共大満足。ガラコンの方は、出来不出来が顕著に見えて、「歌は難しいねえ。」が感想だった。不思議なことに、楽器の演奏は少々の出来不出来は分からないが、こと歌に関しては、それほど知識が無くとも良い悪いはすぐ分かる。おそらく小さい子供にもわかるのが歌というものだ。だからこその難しさもある。我々の結論は、「矢張り、オペラの歌は、オペラの中で聴いてこそ本当の良さが分かるわねえ。」というもの。

こっちは明日も同じ演目を聴く予定だ。別キャストによるオペラは楽しみだし、ガラコンは曲が違うようでそれはそれで楽しみだが。頑張っている元ちぇちのメンバーを少しでも応援したくて、両日行くことにしている。特に元ちぇちのメンバーが両日出ている。そして、地域でオペラ公演という非常に困難なことに取り組んできている皆さんを微力ながら応援のきもちだ。殆どが指定席だというのに、空席が目立つ。これが現実だ。色んな困難にめげず継続してきたこの団体も凄いと思う。

K女史は明日レクザムの別会場で、「お能」の講義を受けるという。いやあ、わが友人、好奇心が半端ない。類は類を以て集まるとはよく言ったものだ。

昨日は短歌の歌会だった。対面歌会で、和気藹々、楽しく進行した。中に93歳の女性がいらして、お一人で参加。少々お耳が遠いのだが、お隣の人に解説して貰いながらちゃんとご自身の意見も発言されて、素晴らしい。キレイにお化粧もされて、素敵なお洋服に身を包み、丁度同じフロアで開催されていた会津八一の短歌からの連想写真展をゆったりとご覧になっている様は全くお年を感じさせない。あのように年を取れたら良いなあとつくずく思った。この方もたゆまぬ好奇心の持ち主のようだ。

ナントいっても対面は良いなあ。手作りの差し入れのお菓子があったからというのではないが、小さな失笑から大爆笑、表情から言外の雰囲気なんかが良く分かる。これが人間関係の素晴らしさだろう。次はリモートになるが、ま、それはそれで県外の人の参加が楽しみなところだ。

と言う風に、日々忙しく時間が流れている。

さ、今日も午前様。寝るとしよう。

2023年10月 6日 (金)

秋たけなわ。

以前T氏のご自宅の古くて大きな栗の木から、夥しい数の実が落ちるのを頂きに行ったことがある。その時連れて行った子供達はそれぞれ大きくなって、学校や部活塾でとても連れて行けないので、昔の若者=自分と友人Kとで行くことにした。むろんお誘いがあってのことだが、どうなることやら。ドライブに良い季節になったからのんびり出かけて見ようか。

こういう自然の恵みは本当に良い。

そういえば昨日のとある番組で、讃岐うどんの特集をやっていて、いろんな角度から紹介されていたが、最も興味を惹かれたのは、余ったうどんを集めて加工して尚残った物を畑にまいて小麦を作るという一連の工程だった。その小麦から又うどんが出来るという、これぞ自然の循環。素晴らしい。

にしても、当節のうどんブームは何でだろう?と思った時、いろんなものの値段が高くなる中でまだうどんは安い、から?でも、時々夫婦で食べに行くが合計二千円を超えることはままある。昔とは全く違う。だから安いだけが理由でもないだろう。やっぱり美味しいんだろう。

そういえば、一昨日は夫と二人で友人に勧められた製麺所に行った。これが又麺がとても柔らかい。こっちはそう聞いていたからかそれなりに美味しかったが、夫は一口食べて、「苦手」という。あれほど色んな物が堅くて食べられないと文句言う人が、ことうどんではあれを柔らかすぎて美味しくないという。まあ確かに、うどんだけは、それぞれの好みがある。うちの婿殿のように、こっちも知らないようなマニアックなお店を探して悦に入ってる人もいる。何だか知らないが、「発見の面白さ」みたいなものがあるようだ。

さて、明日は短歌の歌会。対面で時間も沢山取ってあるから、充実した会になるだろう。お久しぶりな人も来るようで楽しみ。

帰宅してからは園児に読み聞かせの練習があって出かける。ふ~っ。忙しい。

2023年10月 5日 (木)

急に秋が来た。

世の中に裏と表があるのは重々承知。が、このところのジャニーズ関連の事、そして万博のことなど、本当に暗澹たる経緯を見せつけられている。なぜそうなるのかを考えるとき、そこに必ず利益の行方が問題の原因となっている。あいだみつお氏の言葉をわが家のトイレに貼ってあるが、「損か得か、人間のものさし。正しいかそうでないか、仏様のものさし。」とあり、つくずくその通りだと思わされる。別に仏教の信者では無いが、それこそ正しいことは正しい。

今現在問題になっていることの全てがこれに当てはまると思うがどうだろう?

週末に子供相手の朗読訪問の練習があるが、そのためにYouTubeで童謡の練習をしておくようにとのお達しが来た。で、3曲を覚えようとしているが、これがなかなか。こうしてボランティアにエネルギーをさき、そのお相手が子供達というのは、わが人生のおまけとしては上々なような気がしている。「童謡」から離れて久しいし、全く聞いたことも無い曲もある。さ、呆け防止呆け防止。

2023年10月 2日 (月)

家族。

雑用に追われている。生活即短歌と言われても、その生活に追われていて、短歌を捻る余裕が無い。という言い訳の元、駄作5首をひねり出し提出。いわゆる隙間時間でやっつけたものはそれなりの物しか出てこない。わかっちゃいるけど、止められない。この悪習。

そんな折り、友人が炊き込みご飯食べる?とラインしてきた。もっちろん、と驚喜の絵文字で対応。やがて夫も帰宅して丁度良い時間に栄養たっぷりな炊き込みご飯が薄味で届く。これぞ手作りのお味。ついでに煮物もあれこれ入れて下さり感謝感激。丁度女子卓球の接戦を見ながら美味しく完食。いや~、持つべきものは友達だ。

彼女はご子息の家族とディナーにお出かけとか。そういうのも良いな。うちのご子息は受験を控えた二人の子供のお陰で帰省せず、残念な状況だから羨ましい限りだ。ま、近くに住むというのはそれぞれに気を遣うし大変な面も有るだろうが、やっぱり家族は近い方が、、、。

てことで、こっちは近いが故のお嬢のご命令で、スマホに録った音源をCDに焼いてちょ、と言われ、何年か前にやったおぼろな記憶を辿りながら作業。英語バージョンのアプリで前回は出来たんだろうに、再び辞書を頼りながらの作業となる。ところが、どうもCDRそのものに問題があり、結局明日、電気屋さんに行くことになる。この作業を閉じてしまうと再び出来るかどうか怪しいから、本日はパソコンをスリープ状態にしておこうと思っている。やれやれ。上手くいくんだろうか?こういうとき、うちもご子息が近くに居ればとっても便利なんだけどねえ。

ま、これも運命だ。

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