老後の今。
老後について話さない日が少なくなってきた。今日来店客のM女史も東京在住の娘さんや息子さんから上京して近くに住もうと言われているとちょっぴり悩んでいらっしゃると聞く。現在もデイサービスに週二日通い、再建してからそう日が経ってない理想的な住まいを離れたくないようだ。ご主人を亡くされて、その後始末にまだまだ時間が掛かりそうとも言われ、こういう雑務は哀しみから遠ざけてくれてむしろ有り難いとも。先人達は良く考えてきたのだわねえ、と。これについては多くの人が同意見。人が一人亡くなるとそりゃあ大変だという話し。
この方も送迎させて頂いたが、近頃多くなってきた。この自分自身がいつまで運転できるか分からないが、可能な限りやらせて頂こうとは思っている。
が、世の中色々と年齢による規制が進んでいる。スマホのアプリに銀行のものを入れると便利だと思い、ある銀行のものは既に入れてあり便利に使っている。が、とある銀行は何度トライしても駄目で、今日は窓口でやって貰おうとしたら、「大変失礼ですが、、、」と困惑した顔で年齢を聞いてくる。素直に答えるとこうなるのは年齢による制御が掛かっているので、書類を提出して頂いてこのシステムを解除しなくてはなりません、と言われる。やっぱりね。銀行によってセキュリティ対策が違うんだと分かる。それで言われたとおり書類を提出してから解除までかなり時間が掛かり、車内で待って貰っていた夫が様子を見に来る羽目に。とにかく待つのが大嫌いな夫は、かなり気分が悪そう。
それというのも、その前に、婿殿と三人で中華料理屋さんに行き、三人でランチしたあとだった。食べた冷麺の麺が固すぎたとか言ってたが、そもそも待つのが大嫌い。麺の堅さを理由に気分が悪いと言うが、若い頃ならストレートに待つのが嫌だと言ったところだ。行員をちょいとせかして急ぎ車に戻ったが、なんてことは無い。その後ちゃんとプールにもお行き遊ばした。
ま、色々ある。
でまあ、めでたく目的は果たせて、一先ず解決。ところが夜になって、近々行く予定のオペラのチケットをわざわざ持ってきて貰ったのに、メールの行き違いで日程が違う物が入っていて、これまた、確認したつもりが好い加減だったと分かる。ま、これは今に始まったことでは無いかも。そそっかしいとかうっかりとかは専売特許だったから。いまのところ全てはなんとかつじつま合わせは出来ているが、、、、。ムムム。