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2023年8月

2023年8月30日 (水)

おや?虫の音が、、、。

今日お越しのお客様も長いお付き合い。少しスリムに?と思ったら、どうやらそれで精密検査が明後日だという。ピロリ菌が見付かったと言うから胃がんを疑っているのかも知れない。ご無事でありますように。

しかし近頃とみに無常観に支配されることが多くなった。多分年齢のせいだろうが、所謂物事に一喜一憂しなくなった。全ては終わると思えば、この世のカラーというカラーが消えたような感じ。かといって、ニュースなんか見ては心にくすぶる焦げたものは感じるのだ。多分、放置しているとますます高進していくような気がしているから、こうしていやなニュースにもグチグチ文句を言ってみたり、映画や芝居に行くことになる。勿論読書中はそんなことは考えないからこれも良薬。

土曜日は短歌の歌会の日。終わると同時にコンサートに駆けつけるのだが、、、、さて。

明日も色々予定が入っていて、なかなか濃い一日になりそうだ。

車検から帰ってきた愛車は、「じょうずに乗ってますね。」と褒めて頂き、殆ど何も悪くなってないとのこと。やれやれ。本当は軽にしたいところだが、ま、しばらくは現状維持。

秋が近づいてきている証拠に、この夜更けの車の音が遠くに聞こえる。耳を澄ませばか細いが虫の音も聞こえる。台風でも来れば一気に夏が終わりそうだ。

ようやく息が付けそう。

2023年8月29日 (火)

映画に始まり会議に終わる一日。

一念発起して一日一回しか上映してない映画を見に朝から出かける。一つには車検で留守のわが愛車に代わって軽自動車が来ていて、それに乗ってみたかった為。が、この所の夏の疲れゆえか、場内が暗くなるやいなや猛烈な睡魔に襲われる。必死で来たんだからちゃんと見ようと思うのだが、ガマンしていてもいつの間にか目をつぶっている。まあ、ほどよく涼しいのもあったかも。むちゅかしい映画で、ドキュメンタリーに近いから、筋があってないような感じ。だから場面場面の記憶では、「人と人がぶつかったとき、相手とどう話していけばケンカにならないか?」というような実例が幾つも出てきていた。クリスチャンとプロテスタントがケンカして、長い間角突き合わせて暮らして来た地域のお話。そこがまずおかしいと思ってるせいもあり、内容にドンドンン入っていけるようなものでなかった。校長先生という人が兎に角プレスリー好きで車の前ウインドウ近くにもプレスリーのミニチュアが揺れていたり、スマホの呼び出し音がプレスリーの曲だったりは面白かったが、、、以上。

この残念な気持ちをどう解消しようかと駐車場まで来てフト見ると娘ファミリー共々ご贔屓のパスタやさんがあり、時間的にまだ行けそうだったので急な階段をエッチラコ。久しぶりだったがちゃんと顔を覚えて居てくれて笑顔で迎えてくれる。時間が遅いのもあり貸切状態で色々ご夫婦と話しも出来た。美味しく頂いて漸く元気になり、めったに行かない高級スーパーに行き予定通りこだわりのオリーブオイルと醤油を買って帰る。するとで~んと大きな箱に無花果の実が届いている。思わず歓喜の声。お嬢にラインして帰りに寄れば?と出すと今日に限って生協で購入したとの返事。勿論直ぐに行き先は決まったが、それにしてもこの送り主には頭が下がる。趣味で旦那様がフルーツを次から次へと作ってくれるらしい。先日の桃も味が良かったし、ドンドン腕が上がってきてるみたい。ありがたや~~。

夜の会議のために早めの夕飯の予定だったので、この無花果を生ハムとバルサミコ酢にオリーブオイルでおいし~く頂く。最高!

ちょいと疲れが再燃してきたが振り払って駅近くまで会議のために車を出す。この夜のお出かけはホント楽で良い。昼間の熱帯は出来るなら避けたい。

ま、まがりなりにも色々今日の行事を終えられたことはめでたい。って、自分に甘~いおみっちゃんではありんす。

2023年8月28日 (月)

まだ暑いなあ。

本番はどんな物でも疲れる。今日の午前中はTSのメンバー6名で、事前に作成した台本通りに3本のストーリーによる絵本の読み聞かせだった。他のメンバーは経験もあり、練習の度合いも違うからと思ったが、案に相違してみんな結構緊張して疲れたようだった。相手が大人じゃないというのは逆に気を遣い、反応次第では緊張もする。というのを体験した。多くの子供達が真剣にまっすぐに此方を見つめている前で話すというのはなかなか経験が無く、冒頭の短い挨拶担当でも大人を前にするのと勝手が違った。3,4歳までと0,1,2歳とでは全く反応が違うのにも驚きだったが、学童はより大人に近い。子供達がぺたんと座っているので、椅子を持ち込んだが、上手か下手どちらか一方に置くと片方が使えないため、頑張って横座りしようとして術後の股関節がグキッとなり一瞬慌てたが、なでさすってしのげたのは良かった。そもそも手がふるえるので絵本は持てないし、この足で立ち座りがヤバイ。こんな私を仲間に入れてくれようという気持ちがありがたい。昔の仲間は良いものだ。

しかし、台本の作成だけでも骨だのに、それを如何にスムーズに運んでいくかという練習は、かつてミュージカルに取り組んでいた役者時代のサガだろう。とにかく細かい。ここまでこのような活動にエネルギーを注いで居る人達は他にいるのかしら?と思ったこと。賑やかな子供達の声援に送られて又来るね~と外に出たらどっと疲れが、、、。って、あたしゃ殆ど何もしてないんだけどねえ。ふ~~。

今日は毎日新聞にまあずいぶんなスペースを割いてお嬢の記事が出た。「四国人」という扱いだから四国四県の人の目に触れるんだろう。写真はこれだ~れ?的な映りだし、内容もちと違う気はするが、まあ、いっか。矢張り原稿のチェックは出来ないのでここは残念だったかも。。ま、贅沢は言えない。取り上げて頂いただけで有り難いわけだ。毎日新聞といえば、昔毎日音楽コンクールというのもあり、文化芸術を取り上げる社だという印象がある。わが周辺で取っているという人は少ないが、短歌の会員の方が一番に情報をくれたのには驚いた。最近は紙媒体で読む人が減ってしまっているようだが、こういう記事を見ると、矢張り新聞記事は力があると思えるから不思議だ。今後、色々続けて行くのに背中を押して貰った感じかな?

明日は会議だなあ。頑張って出かけようか。車検中で台車だけどねえ。

2023年8月26日 (土)

香川の警報はどこ吹く風。

今日来店のお一人は、これまた独身時代からの方で、結婚式のお支度もさせて頂いた方。このKさんは早くにご主人を亡くされて、そこまでの楽しい家庭生活のお話から一変。家族の事を話されるときはいつも涙涙だった。あれから時間が経って、子供達もそれぞれ独立して、余り泣くことも無くなっていたが、今日は久々に涙を見た。それというのも現在は実家の母上の認知症に悩む事が多くなり、色々切ない事件が起きているようだ。嫁いだとはいえ、矢張り同じ県内に住んでいる限り知らん顔は出来ないし、回りも期待がかかる。自分の事を思い出して身につまされた。が、最後には元気になって、「頑張るわ!」と笑顔で帰って行かれ一安心。

本当に生きることは難しい。

その後の来店客の前に夫にせかされて先日買ったヤーコンの素麺を食べてみた。確かにチョイと硬目ではあったが、それ程でも無いものを食べにくいとおっしゃる。新しい物は殊の外用心し始めた。こっちはまだ好奇心があり、毎日素麺も飽きると思ってのこと。だんだん差ができてくるなあ。味という味はしないので、良いか悪いかも判然としなかったが、能書きは植物繊維が多くて体に良い、とあった。ま、わざわざのリピートはないかも。

最後の来店客を済ませたら案の定疲れている。リクライニングに横になってAmazon映画を見始めたが筋が分かる程度にうたた寝。矢張り日本の映画と作り方が大分違う。心理描写が兎に角面白い。「ロンドン警視庁犯罪ファイル」というドラマで、知らないが多分テレビ用に撮影された物?女性が中心になる物語だが、全編通しての主役は男性。恐ろしいことにシーズンワンのエピソードだけでも30話以上あるらしい。全部見られるのか?ここ3日は前編後編二本ずつ見ているが、、、、。

で、その後は晩ご飯までの数十分は読みかけの随筆。今日の所はメチャクチャ面白くて、一人で声に出して笑ってしまう。その中に、作者の、「神社仏閣の類いに行くとおかしくて仕方が無くなり、祝詞やらお経やらではつい笑いがこみ上げる。」というのがあり、げげっ!自分と同じ人が居るんじゃん。と驚く。で、それに続く話しの展開が笑えるのだ。

てなことで、日々退屈することも無く過ごしている。

そういえば今日はラインで、ちぇちのメンバーがW先生の門下生の発表会に出演するというお知らせが入ってきた。是非行こうと思うが、歌会とブッキング。終わり次第駆けつけると返信したが、ムムム。ちょいと先でも色々ブッキングしているが、それだけ演奏会も増えてきたってことだ。計画を立てなくては、、、。ふ~む。

2023年8月25日 (金)

普通。

台風接近のせいなのか?やや涼しさを感じる今日、読書に昼寝、家事を少々、寄せ植えにも水をやり、少ない日光に当ててみる。なんだか心が落ち着く。こういう日があっても良いなあ。

今読んでいる本は、物理化学科学等々多方面にわたるので、面白いけどなかなか骨が折れる。例えば、「宇宙とはなんぞや?」とか、「人間は死なない。死ぬではなく、生きてないだけ。」とか。この人が52歳という若さで、それこそ彼の言う、「生きてない」状態になったのが17年も前のことらしい。やっぱり頭の良すぎる人というのも考え物かも?新聞で悩み相談を受けながら、自分は精神を病んだり、入退院を繰り返したとあるから、神経の細い人でもあったのだろう。最後が階段オチで脳挫傷が原因らしい。ムムム。やっぱり普通が良いか?

世界も、日本でもおぞましい事件が次々と流れて、ここに書くのも厭わしい。勘弁して欲しいの心なのだ。

 

宿題。

今日は孫べえから切羽詰まった電話が。宿題の自由研究用の写真をプリントアウトしておいてと母親から頼まれていたのを取りに行くと言う。勿論それはとっくに出来ているから良いよと言うと、父親とやって来て、いかにも大儀そう。その気持ちも分からないでもない。自分にも経験があるし、我が子達で何度も嫌な経験をしてきた。じゃあま、お昼でも一緒に行こうかとご機嫌を取って、久々に三人でランチ。このお店は従業員が全て何らかの障害がある人らしいが、なんの問題もないばかりか、とても美味しい。サービスも良いし、色んな意味でお気に入りなのだ。孫べえは一人でステーキ丼。こっちは冷麺。誘ったから文句は言えないが、ダブルでというのをシングルにさせて、「あんまり食べると脳にエネルギーがいかないよ。」と言ってみたり。放置すると破産する勢いだ。そんなこんなでご機嫌をとってナンとか返したが、その間、母親からは、「早く返してよ」のラインも入る。

夏休み、親子で大変だ~。

友人から借りて面白い本を読み始めた。「僕にはわからない」という随筆集だ。こういう手の本はどこからでも読めて、一時停止も苦にならないから気楽。まあ、でも、これは結構面白い。全部読むのが楽しみだ。

宿題がないって、なんて良いんだろう!

って、間もなく短歌の〆切りだった!それに、某所から原稿依頼も来てたんだった。ふ~。

2023年8月23日 (水)

集中豪雨、警報、ピンとこない一日。

突然の豪雨の中、今日「絵本の読み聞かせ」の練習日。初心者の私は大したことはしないのだが、目の前に小さな子供がいる想定の練習に少しは慣れてきた。まだ本番を経験してないから、実際どうなるのか?余り見えてないところはある。他のメンバーの勢いに押されている感じ。ただ、目標が出来ただけでもなんか嬉しい。色んな人がこういう活動をやっているらしいが、わがTSグループは元ミュージカル劇団員の集まりだから、ただの読み聞かせではなく、表現の幅を増やしているのが特徴だ。どこまで出来るか、、、。今日はそれこそうん十年ぶりに会った元メンバーもいて、彼女達のお子さんも成人になっていると聞きビックリ。そりゃそうなんだが、自覚がなかった。10年先の事を話す彼女達を見ながら、その頃居ないかもねえ、と言ってみたり。。。

娘達は大呆け小歩危のラフティングなるものに出かけていったが、あちらも大雨。一応安全なコースで出来たらしく、ご機嫌で帰ってきたようだ。で、その時の写真を送ったからプリントアウトしといて!とのご命令。いよいよ宿題が大詰めらしい。やれやれ。

短歌の会誌「青風」が送られてきたが、集合写真が傑作。自分一人がまるでかくれんぼしているように半分しか映ってない。予想以上に顔の面積が小さくておかしい。気持ちの現れ?なんちゃって!

飛ぶように時間が流れていくなあ。

猛暑の中のコンサート。

今日のコンサートはヴァイオリンとピアノ。今回25周年というお二人のコンビは和気藹々の親友同士というに相応しい演奏会だった。少々狭すぎる会場だったが、完全な満席での演奏会は久々の体験。見知ったお顔がアチコチ。ちぇちのメンバーもいて、始まる前の歓談も楽しかった。

昨夜眠りが浅かったという自覚があり、隣の友人に、「私、寝るかも。」と予め宣言しておく。が、知ってる曲ばかりだったせいもあり、自然なトークと相まって心配は杞憂に終わる。会の終わりには手作りのヨーグルトやドリンクも提供され、飲み物持参をすっかり忘れていたのでこれは嬉しいサービスだった。

ヴァイオリンのN女史は終わった後、「私はトークが苦手で、これからもっと勉強します。」と言われたが、その必要は全く無かったと言っておいた。演奏が素敵で、ハートのあるスピーチはそれだけで十分。ピアニストのO先生はキーボードというのがとてもお気の毒だった。それにしては巧みな演奏ぶりではあったが、、、。お二人とも、和服をリメイクしたドレスで、これもよくお似合い。ビジュアルも大事だなあ。やっぱり。

しかし、今日もよく走った。Kさんを屋島までお迎えに行き、多賀町までランチを食べに。すると彼女がバッグを変えたせいで、財布もチケットもスマホも忘れたと言う。珍しく時間に余裕があったので、再びご自宅まで引き返し、時間丁度に会場到着、というハプニング。我ながら運転が好きだと思う。道中、最近物忘れが激しいというような話になり、お互いに慰め合うことに。物忘れ、勘違い、イロイロある。なんで?こうなるの?と思うことしばしば。今の所は何とか辻褄が合っているが、そのうちとんでもないことをやらかすようになるのか?なんてことを話しながら、先日の題名間違いの映画鑑賞から帰宅した彼女が、何気なく手に取った随筆集の中に、全く同じ失敗をしたと作者が書いていて、あまりの偶然に驚いたわよ、と貸してくれてゲラゲラ。どんなことも笑える。そう、命に関わることで無い限り笑い飛ばして生きようと話し合って又笑う。

毎日毎日、笑いのネタだけは無くならないわけだ。そういえば、彼女は余りに語彙が豊富でタイミング良く色んな言葉を発するので、「師匠」と呼ばれているようだ。確かにねえ。ふ

2023年8月20日 (日)

おもろすぎたツアー。

今回は完璧な旅になる予定だったが、のっけから躓いた。KさんYさんをそれぞれ娘の運転の車でお迎えに行き、さあ、目的地のホールまで短いドライブを、と思いつつ目的地のパンフレットを見ると、えっ?映画の題名が違う。今日はジュリーの主演の映画を見る予定で出てきたのだ。ところが、そのチラシには今日の題名は、「最高の人生の見つけ方」とある。「へ?そんな馬鹿な!」と独り言を言うと、運転席からチラ見していたお嬢が、「え?まじ?違うの?」と小声。「どうするの?」とまたしても小声。母親の失態をどうにかしようと空しい思考を巡らせている。「他へ回れば?違うことしたら?」などなどブツブツ言うので、後部座席で盛り上がっていたお二人さんも気付いてしまう。「なあに?違ってたの?」で、ゲラゲラゲラ。「まあ、良いじゃん?違うのを見るのも悪くないし、ジュリーは又行く機会が増えて良かったじゃないの?」といつもの如くお優しいKさん。こういうところが、我々のわれわれたる所以だ。お互いのミスは全て許し合う。が、娘はガマンできない。「自分はそんなのAmazonんで見るからぜったい行かない。その辺でぶらっとしてるからどうぞ行ってきて。」とつれないお言葉。ま、無理強いする気も無いからどうぞどうぞそうしてちょ、とホールの玄関先で別れる。もう一人お誘いしていたKさんは、既に到着していて椅子に座って休憩中。「ごめんなさ~い」と近寄るが、題名が違うのに気付いてもない。ま、我々はこんなものだ。しかし何が驚いたって、チケットを購入しようとしたらいきなり満席だから、どうする?的な会話が受付から聞こえる?へ?入れないの?と思ったら、我々の所までで終となる。お陰でみんなバラバラに座ることに。しかし、こんなに一杯の人で映画を見るなんて何年ぶり?皆さんこの映画を見たかったのよねえ?私たちみたいに勘違いで来てるんじゃないわよねえ?と席を探していると、あっちでもこっちでも「あら。蓮井さん!」と声をかけてくれる。それにも驚いたが、結局座った場所の隣は古いお付き合いのSさん。「まあ、奇遇ですねえ。」と言いながら実は勘違いで今日来ちゃったのよ、と告白しては笑う。しかも直ぐ後ろの席は昔のシャンソン教室の生徒さん。「娘さんのパリ祭、行きたいので又チケットお願いしますね。」と言われたり。まあ、狭いこと。

映画は、思ったより面白かった。吉永小百合と天海祐希のコンビが良かったし、映画の下敷きになっているのが同名の洋画で大ヒットしたらしく、お話しが面白かった。が、Kさんは過去にその洋画の方を見ていたようで、「そりゃああちらの方が断然面白かったわよ。」との感想。「だけど、今日は今日で泣けたわ~。」と目が赤い。なぜだかY女史は階段を降りながら踊っている。「面白かったわ~。」とハイテンション。そ、そうですか?と妙な相づちを打ちながらごった返す出口近くのKさんの所まで行くと、「まあねえ。吉永は相変わらず大根だしねえ。」と醒めた感想。その足で迎えに来た娘共々ランチへ。思った程のお味でなく少々がっかり感はあったが、おたがいの会話力で乗り切り、次なる目的地へと出発。

このコンサートはいつも楽しい構成で楽しませてくれるが、矢張りお世話係も年を取ったのか観客が少ない。以前はわが友人達と沢山で繰り出していたが高松から坂出まで行くというのが簡単ではなくなった人が多く、それ程お誘いできて無かったから、全体としてそんな感じだったのかも知れない。時は流れる。

で、今日の締めくくりにはKさんお勧めのカフェ行ってみようとなったが、そこはね、一日中居られそうな素敵な場所なのよ!と絶賛するご本人が店名も覚えて無く、場所もおぼろ。結局お嬢がスマホでイロイロ検索して、「漢字一文字だったわ。」というK女史の言葉で探し当てて、複雑な道を行ってみれば、「本日都合によりお休みさせて頂きます」の張り紙。仕方なく彼女の言う通りガラス扉の奥を覗いてみると確かに色んな古美術品が並んでいて、個性的な空間のお店のようだった。

言い出しっぺのKさんが「じゃあ、うちで美味しいフルーツでも食べませんか?」と言ってくれたのでそうすることに即決。

確かに美味しい梨や、自分で栽培収穫したスイカはカフェよりよかった。あっとばかり気付くと夕方6時。急ぎわが夫に悪いけど今日の夕食はご自分で何か買ってきてね~とライン。それにはかなりご不満の返事が来たが、いまさらどうしようもない。娘の方は旦那がお休みで任せてれば良い状態。てなことで、最後Kさんをお送りしてから二人でラーメンでも食べて帰ろうとなる。行ってみればここも満席。晩ご飯にラーメンという習慣がないからファミリーで来ている人が多くてビックリ。カウンターで陣取って久しぶりに熱いラーメンは予想外に美味しかった。

まあ、この珍道中のツアーはこうして終わったが、疲れきった。

積み残した件があるから、きっと又行くんだろうなあ。は~っ。

2023年8月18日 (金)

ツアー自作。

明日はいよいよ女子会ツアーの部。運転手の娘を除けばみんな70代。映画、ランチ、ソプラノコンサートとなかなか濃い。考えてみるとこういうツアーって無いよねえ。企画したら案外集まるかも知れないなあ。まあ、お互い趣味が似たもの同士だから実現するんだけどねえ。

今年のお盆休みは台風や大雨に加え猛暑で、テレビで中継を見ているだけでも疲れた。全く旅行というものに興味が無くなって、我ながらおかしいが、こうして近場で友人や家族とアチコチするだけで満足出来るようになった。斎藤茂吉の妻のように80歳を前に南極にまで旅するような女性はきっとあまり居ないんだろう。海外で一日十数時間歩いたのは遠い昔。あんな時があったのが信じられないくらいだ。

さ、明日のために早寝早寝。

2023年8月17日 (木)

適度に忙しい。

今、テレビでサザンの声を聴きながらキーボード。久しぶりに彼の声を聴いているが、相変わらず美声とは言いがたい声。でも何故か惹かれる。彼の音楽の持つリズムのせいかもしれない。そして彼の人間性のようなもの。よく知らないが良い人そうな雰囲気がある。だから、歌手というのも、全体でその魅力が決まるんだろうと思うなあ。

今朝は熱心に通ってくるOさんのレッスンだったが、彼女の真剣さには本当に頭が下がる。元々の性格だろうが、キッチリしている。良くも悪くも歌にそれが出る。悪くも、というのは、時にシャンソンは悪女が登場するし、まあ、悪女とまでは行かなくともだらしない女、酔っ払いなども出てくるから、それを表現するにはちと真面目過ぎるきらいがあるということだ。それ故の魅力があるのがシャンソンなので、苦労する事態となっている。でも、良い点は、その真面目さ故に声の鍛錬がスムーズに行えるということだ。初めからなら随分と良い声になった。素直さは上達の一番の良薬だ。11月のコンサートに向けて,在るようで無い時間。彼女に引っ張られて此方も真剣にお付き合いしている。

午後の来店客は遠方からわざわざ車で20分もかけてお越し下さるM女史。この方とのお付き合いも長くなった。彼女が独身時代からだから、開業当時からのお客様だ。当然のことで、その人生の出来事の多くを知っている。かくも長くお付き合いできているのも、とても気が合うので、話題に事欠かないのが一番だろう。適度なユーモアもあり、知的な女性で趣味も同じではないが似てたり理解出来たりする。今日の話題は偶然土曜日に二人とも映画を見るというもの。彼女は「僕たちの哲学教室」というのを見るらしい。教師が哲学を通して戦争を考えさせるというのがメインらしい。北アイルランドというイギリスでも特殊な地域に生きる子供達に、正しい事を理解させようという授業らしい。彼女は元々教師だったから、こういうのは職場を離れても興味があるようだ。互いに映画を一人で見ると自由感が半端ないと、ここでも意見が一致。いつかこの感想も聞けることだろう。

娘は新聞記者の取材を受けると言ってこちらの車で出かけ、他にも用事をしてよれよれで帰ってきた。ホント、体力が無いのが心配。眠いを連発する娘を乗せて、買い物もして送り届けたら、こっちも疲れが、、。天気のせいもあるかな?

それにしても相変わらず香川は申し訳無いほどに平穏。夕べの夜中の雷に一瞬何か来るかと思ったが、それだけ。有り難いことだ。

2023年8月16日 (水)

見上げた年寄り達!

Beautyはすいという店名で美容室を開業して47年になる。当時からのお客様も当然ながら高齢になられている。その中でも、Tさんという方が今日娘さんに連れられて来店され、一週間後に100歳になられるというのは流石に珍しい。しかも驚くことにシャキッと歩かれて、耳はかなり遠くなられてはいるが会話は矛盾もなく頭脳明晰でいらっしゃる。計算がしやすいが、初めてお会いしたのが53歳というわけで、今の我が子くらいのお年だったわけだ。当時どちらかというと余り健康体ではなく、その方のお隣さんの方が運動もされてお元気だったので、チョット心配なくらいだった。が、あに図らんや柳に雪折れなしの例えのように、こうして100歳を超えようとされている。お隣さんはとっくにあちらに逝かれているというのに。分からないものだ。

こういう仕事をやっていると、お客様のプライベートもよく知るようになるが、この親子さんは、娘さんが遠方から越してこられてずっと付きっきりになられた。見ているとなんだかんだ言っても娘は良い。お互いに言いたい放題。で、あとには残らない。

まあ、わが家も似たようなもの。予期せず娘が近くに住むようになり、お互いに持ちつ持たれつ。今も、車の故障でこっちの車を貸してみたり、運転して送迎したり、、、、。

今日は仕事が忙しくその間隙を縫うようにお墓参り。孫と一緒に行くのが慣わしになっている。娘は飲める方だった祖父母のために缶ビールを二つ並べてお参りしている。近頃は持ち帰らなくてはいけないから、仮ではあるが、、、。ふ。

にしても暑い最中の墓参りは、行き交う人も「暑いですねえ~」と声を掛け合うことに。それでも多くのお墓に真新しいお花が活けられている。空は憎らしいほど晴れ渡り、容赦なく太陽が照りつける。ま、暑いと感じる時が華かな?この石の中に入ってしまったらおしまい。

朝は老々介護でお兄さんの面倒を見ている友人がやってきた。御年83歳。よくぞ倒れずにやれていると思う。「三度三度のご飯がねえ~。」だろうと思う。デイに行ってくれてる間は良いが、そうで無いときはずっと見ているわけだ。チョット出来ないことだ。彼女は本当に優しい心の持ち主だと改めて思う。彼女の事をどっかの新聞にでも投書しようか?こんな人もいますってね。ふ~む。

2023年8月15日 (火)

無駄ばなし。

世の中の無駄は思いつくだけでもいっぱいある。昼間この台風不安の中、わざわざ届けて貰わなくても良かったのに、という郵便物。昔一度購入したとある商品のしつこい再購入を促すもの。この手の宣伝雑誌は本当に無駄だと感じているが、このような手段で販促になっているんだろうか?印刷代も配達料もその他それを制作する人員とかとか、かなりの費用が使われているだろうに。こっちは右から左にぽい!新聞のチラシも同じような物。ほぼほぼ見ないでぽい。夫は毎日葬儀関係のチラシやDMが多いとその都度嘆きながらこれまたぽい。分厚い雑誌の形でもイロイロ来るが、殆どぽい。お陰で燃えるゴミ出しは夫が担当だが、毎回辟易している。本当は紙類として再生ゴミに出すべきナンだろうが、ついつい、、、。

ある友人から写真がラインで送られてきた。ボランティアで母子家庭とかで困っている人達に無料で差し上げるために、アチコチから不要品を集めていたら、こんなになってしまった。というもの。およそ家一軒ぶんかと思うほどに集まっている。近々大学とかでフリマに使って貰うことが決まっているそうだが、よくぞこれだけ、と呆れてしまった。こっちはなるべく軽い生活に切り替えようと日々断捨離の生活だから信じられない。写真を見ても欲しいと思う物が無い。あれだけのものを全てなくすのは相当大変だろうと思う。どれほどの人が有り難いと思って持ち帰るのか?ボランティというのは、本当に大変だ。勿論助けになる人も居るんだろうから、頑張って欲しいが。。。

わが家のことをつい顧みたが、どうしても断捨離出来ないものがイロイロあるなあ。全く使わない作家物の食器とか、どうするんだろう?って、他人事みたい。一時期陶器の収集に凝って、砥部焼や備前や、九州は有田焼やら伊万里焼、茨城は息子に連れられて笠間焼。名前は忘れたが、和歌山や山陰などでも買い求めた物がある。旅をして行く先々で一つ二つと買って使わないでしまってあるものが多い。日常遣いするには大仰で、以前の様にお客様に食事をお出しするという機会もすっかり無くなり、結果お蔵入り。そもそも大きい陶器は重くて、後始末が面倒。かといって、誰かに差し上げようとも思わないから不思議だ。やっぱり好きナンだよねえ。そこにあるだけでなんとなく豊かな気分になっている。

かといって、地震が来て全ておじゃんになってもそれはそれで仕方が無いとは思ってる。

、、、こういった自分みたいな人、日本中に大勢いるんだろうなあ。

確か鴨長明ではなかったか?来客に足をすすぐ為の水を張った器に、それを洗って食事を入れて出したりして、全てを一つの器で済ます、という話し。昔過ぎて正確なことが思い出せないが、いつかの教科書に載っていたような?まあ、これは教えの一つだろうが、現代人にはとんでもはっぷんな話しだろう。「清潔」「衛生」「除菌」がモットーの暮らし。が、洗いさえすれば、そこはクリアできるだろう。問題は気分。孫にいっちょうこの話しをしてみようか?どんな反応が返るか楽しみ。

2023年8月14日 (月)

高松まつり無関係のわたし。

車の故障でお困りのお嬢を職場までお迎えに行き、明日の台風に備えて買い物もして帰宅したら、丁度ファミリーヒストリーで草刈正雄のことをやっていたので、久しぶりにこの番組を見た。この番組は過去にも何度か見ているが、今日ほど感動したのは無い。彼が母子家庭だったというのも知らないし、父親がアメリカ人というのも初めて知った。好きな俳優ではあるものの、現在の家族のこともほぼ知らないが、年を重ねての重厚な演技は、彼のルーツからくるものだったことを改めて思った。生前何も語らなかった母親らしいが、父親の悪口は一度も言ったことが無いというのも凄いと思った。当時の状況で仕方が無かったとは言え、ある意味捨てられたという立場で、そんな風に生きられたというのは、余程芯のしっかりした女性だったのだろう。番組が進行するのと同時に絶えず涙を拭う彼に思わずもらい泣きしてしまった。これぞ真実の涙というものだ。

NHKの取材力の凄さにも感嘆した。膨大な資料から必要な一握りを探り当て、キッチリ的を得るというのは凄い。そして見つけた情報の裏付けはどこまでも行く。そうして見つけた彼の父親の叔母という女性。アメリカに只一人彼の存在を知る97歳の老女の言葉がイチイチ胸を打つ。70年ものあいだ、誰にも言えず、胸にしまっていた彼の存在を今だからオープンに出来ると言う。

戦争はむごい。互いに敵国。こういうカップルも生む。そして平和は尊い。そんな彼らを笑顔の涙で抱擁させる。父親は再婚したらしいが、10年前に他界している。彼の抱いてきたもやもやは殆ど解消したようだ。が、複雑な気持ちも残ったようではあった。

NHKではこの所ずっと戦争について記憶を辿る番組を放映し続けている。良いことだ。が、夕べはそれを夜中に時間差で見て眠れなくなって困った。

何が恐ろしいって、徴用とかで、かり出されて沢山の人々が同じ作業を黙々とやらされていて、誰一人反発する人も無い様子。これはロシア兵や、北朝鮮などの兵士達やパレードを見守る市井の人々が無謀とも言える命令下においても、全員右へならいしているのと似ている。一握りの人間の意志で多くの人がそれに従う不思議。

人間って、なんだろう?

2023年8月12日 (土)

明日が怖い。

毎日何かしらあるというのも、この歳になると有り難い位のもの。朝は先日コンサートを主催したAさんが、書類に不備があったとかで調整に訪れる。当然その時の事が話題の中心だが、矢張り一つのコンサートを企画運営するというのは大変なことだ。イロイロ反省点を語っていたが、彼女はまだ若いからどんどんやれるだろう。企画力も持っている人だから楽しみなことだ。

で、話題はコロナに及び、矢張り神経質過ぎる人がいて困ったもんだ、となる。若いとか年寄りとか関係なく、その人の性格だろう。お盆の帰省でご家族がごちゃごちゃあったようだ。ニュースで見ても、花火だよさこい祭りだ阿波踊りだと、ほぼほぼマスクなしで密に集うようになっているが、日常生活の中でむしろマスクの人が多いような気がする。この暑いのにご苦労様なこと。

ただ今宵、車が故障していて出歩けない娘を乗せてホームセンターに行ったりしたが、こっちはマスク無しでウロウロしても、マスクしている人と交ざっていると落ち着かない。お店の人は当然マスクだし。一体いつまでこのややこしいのが続くんだろう?明日は信じられない位の気温になるというが、他の病気にならないかと心配だ。ま、出かけないことだ。

洗濯物が2時間で乾くというのが驚きだ。それほどの気温で庭の植物が次々と枯れている。少しばかり採れる茗荷が痩せていて数も少ない。がっかり。素麺に茗荷を刻んでつゆにいれるのが殊の外好きな我々にとって残念無念。

やれやれ。

2023年8月11日 (金)

まだ動けている。

人と人との出会いは、池に石を投げるようなもので、水面に描かれる弧は幾重にも重なり、それぞれ違う弧と交わる。つくづく面白いと思う。

短歌の歌会で出会った人々との後の余韻とでも言うべきやりとりも、ヒロシマの朗読会とリンクする面もあり、そのあとのコンサートにも通じる側面がある。人が集まり、そこで生まれたものが熟成され広がりを見せる。そして学ぶことも多くなる。それらが全てわが細胞となり、自分自身を形成してくれているように思う。有り難い事だ。

急に来られなくなったという連絡のあった友人に電話してみると、間質性肺炎だという。高齢者に多いようだが、だれでもなる可能性があるそうだ。夫を亡くして10年にはなるか?頑張ってきた彼女と久しぶりに姦しく近況を語り合えると思っていたのに、残念至極。

 今朝は、近々映画の撮影に関わるというTさんが洋服を貸して欲しいとやってきた。彼女は夫婦でそういうことをやってきているのだが、今回は農村歌舞伎を保存するという意欲に燃えた女性を取り上げるそうだ。で、何故うちに来たかと言うに、彼女曰く、「いつもお洋服を拝見していて、イメージに合った物をお持ちだろうと。。。」で、「なるべく明るく派手目なものが欲しいのですが。。」それを着る人がかなり小柄なのを知っているから、合いそうなのをチョイスして渡したが、、、。まあ、確かに大は小を兼ねるとは思うが。。。内心マジ~~?という気持ち。結果が楽しみではある。

 映画ねえ。19日に、国分寺ホールでジュリーが出る映画を見て、近くの美味しいと評判のお店で食事をして、坂出のK女史のコンサートに行くというプラン。女ばかり5名で予定しているが、まるでツアーだ。行く前からみんな楽しい予感を持っているようだ。どんな事になるやら。この連中はみんな「楽しみたい」が全面に出ている人達だからきっと楽しいだろう。少し涼しいと良いんだけど、、。

コンサートそしてパーティ。

余りに雨風の影響が無く、台風情報でもそれらが通る道筋に香川県が入ってないことが殆ど。従って、たまの雨は慈雨となり、風など吹くとああ涼しいと言葉を交わすことになる。他県の困っている人から見たらナント不謹慎な、ということになろうが、それでも同じ日本で酷い目に遭っている人のことを思うと、素直に喜べずディレンマに陥る。これはこれで嫌なもの。両手を上げてバンザイとは行かない気分だ。

一昨日のコンサートに引き続き夕べはその打ち上げなるものが黄昏迫る時刻から海辺のレストランであった。流石に海は三角波に被われていて、台風が少し影響を与えているようだった。が、それまでのこと。車から降りて、「わ~セットが乱れる~」と友人が叫んだ程度のことだった。ホントに有り難い地域に住んでいる。

このパーティは半分くらいの人が顔見知り。お誘い下さった音楽会の重鎮H先生はダウン寸前の疲労感を漂わせて鎮座ましますといったご様子。御年93歳は流石にキツいだろう。この一回り以上離れた年齢のアチクシでさえ、猛烈な疲労感に襲われていた。表には出さず耐えていたが、今日になって逆流性胃腸炎の症状で悩まされている。パーティ料理自体が余り食べられなくなっているのだろう。沢山余っていて、流石のおみっちゃんも全く手を付けられないお皿が半分ほどもある。ううう勿体ない。なんぞと思っていると友人Mから電話。東京から一月後に来る予定の友人が救急車で運ばれたという。だから会えなくなったとか。やれやれ。楽しみにしてたんだけどなあ。これからは多くなるなきっと。こういうことが。

偶然お隣に今回のコンサートのメインピアニストが親子でお座りになった。お陰で思いがけず色んなお話が出来て、こういうパーティならではの出会いに恵まれた。

この疲労感は、実は短歌の歌会から続いているものだ。その日もハードだったが、翌日が娘の朗読会、翌日から仕事やらイロイロあって、一昨日がコンサート、翌日のパーティと連チャンがもう駄目になってきている。コンサートは素晴らしいテノールで、癒されるはずが、興奮してしまった。ソプラノはお疲れ気味で高音とかが大変そうだったが、相変わらずの美しさに会場はため息。ギタリストやマンドリニストも参加して中身の濃い演奏だった。驚いたのは先日市会議員に当選したばかりのY氏が司会をし、最後は歌まで歌われた。元々は歌手なんだから当然だが、面白かった。で、久しぶりにお会いした友人三婆がご飯でもご一緒にとなり、回らないお寿司屋さんに。こういう手のお店はホンと久しぶり。元々苦手で、完全なるお付き合い気分。そこでは、愉快なスペイン人に会いお喋りに花が咲いたが、肝心の我々の会話はカウンターというのもあって、思うように出来ない。1時間たらずで退散。再会を約してお別れ。K女史をご自宅までお送りしてから帰宅。バタンキュー。

「生活即短歌」とよく言われているが、これほどイロイロある生活がさっぱり歌には詠めない。ただ、場面場面では、頭の中で作詠してはいる。殆ど成功しないが、いつの間にかそういう脳になってきているのがおかしい。

次々と姿を変える三角波に台風いよいよ近づくを知る

ひさびさの友との会食鮨屋なり苦手隠して魚を食べる

一月後会えると思ひし友倒れ再会出来ぬと知らせを受ける

チ~ン。

2023年8月 7日 (月)

二日目。疲れ切った。

つづきを書こうと思っていたが、それどころでは無い疲れ方。一つには孫べえをずっと連れ歩いているということ。お昼ご飯も新しくできたパスタ屋さんの行列に並んで待って入る。続いて乗せたままY女史をピックアップ。一緒に娘の朗読会へと移動。会場ではどうしても集中して2時間過ごすから終わったらどっと疲れている。で、帰りは同行したY女史に加え、Kさんを乗せてお茶することに。ま、一応孫べえもついてくるからまだ可愛い。とはいえ、ちゃっかり兼ねてからおねだりしていた漫画本を買ってくれるならという条件付きではあったが。でまあ、Amazonの出番。こうして簡単に買えるというのもありがたみがあるような無いような。。。

で、なんとかかんとか買い物も済ませて帰宅。勿論何かを作る気力は無く、お刺身メインの火を使わない食べ物ばかり。こっちは食べかねてダウン。30分ほども寝たようだ。

 

今日は86日。ピッタリ原爆の日に朗読会が行われたというのも良かった。若い人達が真剣に作品に向き合い、如何に内容を伝えるかを試行錯誤していたのは、なかなかに尊いことだ。そして、それを暖かく見守ってくれる人達がいることは尚素晴らしい。多くの友人知人が集まってくれて、それぞれココロを動かして帰ってくれたようだった。

こっちはリハーサルを見ているのもあり、気合いが入っていたのもあり、半端ない疲れ方。これは明日辺り温泉だなあ。娘の方は朝から夕方までの勤務らしいが。。。

 

兎に角寝よう。

 

みんな大変だ。

 

2023年8月 6日 (日)

第①日目。終了。

おお疲れた!短歌の歌会、それも対面というのは全く久しぶり。楽しくもあり、大変さもありといったところ。リモートだと、普段着のままの気軽さもあり、メイクすらしない。が所謂お出かけ着に着替えそれなりに整えて家を出るところから疲れている。その上、マイクの無い部屋を借りているため、夫から音響関連の道具を借りて出かけ、その数少ないマイクをあっちこっちと引っ張りながらは非常に疲れた。まだわが御御足が万全で無い証拠だ。ここんところ無い活動量となったため、翌日は起きられるか?と心配したがなんとか起きて居る。それというのも今日は娘の被爆手記朗読の会本番だ。朝から用事でたたき起こされる。ハイハイ、何でもやりますよ~。とやけっぱちのココロ。ま、やろうとしていることは大切な事。出来ることは協力しよう。

 

歌会で一番思ったことは、自分はまだまだ歌のことが分かってないなあ、ということだった。司会者の特権で、行く前からどの歌が誰の歌か分かっている。で、ある歌に目が行ったとき、今日の一番はこれ!と思った歌がある。であるのに、出てきた歌評はあまり良くない。え?と言われるがまま再度目を通すと、なるほど、そういうこともあるかと思ってみたり。その歌に絵本のことが書かれていたので、自宅にあった絵本まで持参したのだったが、ムムム。で、自分はと言えば、なかなか歌が詠めず、えいやっとばかりやっつけで出したもの。酷評を覚悟していた。これが遠来のお客様で、短歌会の大御所から、何も指摘されず、良い歌ですとまで言ってもらえるとは。良いは良いでもどうでも良い歌か?むちゅかし~~。リンダわかんな~い!

その大御所の歌評はキッパリとした簡潔な歌評で、さすが多くの歌評をされてきた人、という感じ。あとの二次会でも、御年85歳とはとても思えない、堂々とした佇まいに眼力の鋭さ。9年前に奥様を亡くされて独り身とか。短歌をしているお陰で孤独とは無縁とおっしゃる。あちこち引っ張りだこのようだ。

 

さ、このつづきは朗読の会から帰ってから書こうか。ふ~っ。忙しい。

2023年8月 2日 (水)

アッチッチ!!な日。

今日はヒロシマ朗読の会のリハーサルだった。一人で全観客の役割をと命じられ出かけていったが、確かにこういう客観的な立場の人間は最低一人は必要だ。あまりの暑さに、ネッククルーを水浸しにして巻いて、ネッククーラーをかけ、水を多量に持って出かけたが、予想以上の暑さ。車中では頭が痛くなった程だ。いやあ、これは危険な暑さだ。やっぱり夜でないと出られないなあ。

会の方は、今回初めての出演となる二人が殊の外良かった。何事も初めてというのは気合いが入る。。。。こうして若い人達が原爆や戦争そのものについて深く感じる、考える時間を持つというのは本当に必要な事だ。今日もテレビで,「はだしのゲンは何故削除されたか?」というタイトルのものがNHKで放送されていた。何かしら裏がありそうな感じはしたが、とにもかくにもこういうテーマで話し合いを深めるというのは大事なことだ。個人的には削除は意味が無いと思っているが。

だから、こういう非常にレアな機会を大事に育てることは大切だ。戦争を知らない世代が、自分のこととして少しでも考える機会という意味でも。

メンバーの一人、わが友人の孫っちを送るので屋島方面へと車を移動。猛烈に暑かったのと、道中白バイに捕まっていた車がいたので、気分が萎えて這々の体で自宅まで逃げ帰った。

その間にも、土曜日の歌会に関するライン連絡が次々とと入ってくる。車中でスマホを見るだけでも捕まると言うから、見たいのをぐっとがまんしてナンとか帰り着いた。

丁度信号待ちしている人を何人か見たが、みんなスマホを覗き込んでいる。先日の踏切事故で亡くなった女性もそれが原因だったという。なんだかなあ。分からないでは無いが、そんなことで命を落とさなくてもねえ。

みんな暑さでどうにかなってるのか、お役所の事務方もなにかおかしい。連絡ミスが続けて起きている。

他人事では無い。気をつけよう~。

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