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2023年7月 5日 (水)

女・女・女。

さっき東京の友人から電話があり、8月に帰省するからご飯でも一緒にどう?というもの。勿論一も二もなくOKする。何かあってもこっちを優先するというつもり。

ケッサクだったのは彼女のセリフ。「ねえねえ、私凄いおばあさんになってるからね。ほら、太陽お構いなしにスポーツしてたじゃ無い?今もずっとドッグケアのボランティアしてるのよね。ワンちゃんに引きずられながらもほぼマイニチ頑張ってるわけよ。するとどう?皺にシミでメチャクチャなのよね。覚悟してね!昔の事考えると別人ダカラねっ。」いやいや、そりゃあだれだって昔とは変わってる。全く変わらないお化けの様な人も居るには居るが、われわれ世代では絶滅危惧種。そんなこと気にしてちゃ、誰にも会えなくなっちゃう。。。。とお互い慰め合って、「だって、もうすぐ80代よ。信じられる?」と言ってチョン。

にしても口だけは相も変わらず達者のようで一安心。こちらの友人と三人で文字通り姦しくおしゃべりすることになりそうだ。

でもやっぱり友人は良い。何年会って無くてもマイニチ会ってるような会話が出来る。夏が楽しみになってきた。

夏と言えば、8月にははるばる愛媛の山中にある、とある美術館に婿殿の運転でオバタリアンばかりお出かけの予定。とても遠い場所で、道中のお喋りがどうなることやら。。。婿殿は今から戦々恐々としていることだろう。

こうして、元気なおばさんに引きかえ全く元気が無い我が夫。キツく言えば落ち込むし、優しく言えばどこまでも病人になる。このトンネルからいつ出てくるんだろうか?まあ、自分が一番しんどいだろうことは分かるが、子供じゃ無いから手取り足取りという訳にもいかない。数々の対処法の本を読みあさっていたが、「あれは活字」とか言って、どうも実践の参考にはならないらしい。今日は気圧のせいかこっちも気分が優れない一日だったが、、、、。

夕べ、久しぶりに母の夢を見た。余りにリアルで、目が覚めても直ぐ側に母が居るような錯覚に陥った。あの世を信じているわけでは無いが、夢の中や心の中の母の存在は思い知らされることがままある。先日の歌会で発表した歌はあの世を信じたい娘との会話から詠んだもの。

 

   母偲びあの世はあると思ふかと聞く子に無しと言い切り空し

 

おそらくはこの時の娘の心情は、あの世というものがないなら、キッパリとした別れがあるのみの自分たちの関係だという寂しさもあっての、後の沈黙だったと思う。勿論、それは悲しい事ではあるけれど、それには耐える他なく、だからこそ今を真剣に濃密に生きようという、母親からのメッセージだったつもり。酷なことだが、生き年生けるものの宿命だ。

今日はCOOPから我がお腹以上に大きいスイカが届いて、しっかり半分持って帰った娘。そうそう、美味しい物をしっかり食べて楽しいことをいっぱいやる。人生は多分まだ長いよ。

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