「夢中」を持つ人。
今日届いた手紙はシェイクスピア仲間のお一人N氏。94歳におなり遊ばす。にも関わらず、先日この暑いのに50年ぶりとかで上高地に行ったとある。文面はご自身の飽くなき興味に基づく旅のお話やら行った先々での音楽家の足跡に触れたことなど。今もって、都会にバッハとかワーグナーやらブラームスのオーケストラ演奏を聴きに出かけられているという。驚くほかない。バッハに関してはCDを200枚も持っておられるそうな。ビックリ桃の木山椒の木。こんな人が身近にいたなんて。
そういえば、わが番組にご出演頂いていたある男性も、自宅の二部屋分を音楽室に変え、CD,DVDはもちろんのこと、オーディオセットも何台かおかれて、さながらご自宅は音楽堂のごとき物になっている。その方は田舎のこととて、大音量でかけても大丈夫らしいが、N氏の場合はそれは無理かも知れない。が、コンサートに行く前は予めその曲を聴いてから出かけるという。いや~、凄い。人間、好きというのは何をやらせるか分からない。こういう人と接触するとホント、元気になる。うかうかしては居られないという気分になる。
気分だけ。
なんせ暑くて、それどころではない。ちょっと動いては汗。昼間だらだらしていると、お嬢がやってきて、わが家のパソコンでイロイロ書類を作成している。仕上がったところで、晩ご飯を待つ息子のためにバタバタと帰って行った。まだ若い。
こっちの今日は昨夜の睡眠不足が祟り、どうも調子が出ない。作る料理も不味い。栄養補強のつもりで流し込んだ感じ。
兎に角寝よう。でないと、調子が出ない。明日からまた忙しい。