暇な人。
孫のスマホデビューで大騒動。祖母とは即刻繋がっとかないと不便だから、いち早く登録し合うことにした。だがジイジイとは用事が無いから急がないだろうと繋がってなかったら、それを不服として、我が夫は電話番号を聞き出すし、それでもやり方が分からないからとスマホショップに聞きに行った。ところが子供の場合知らない人からの電話はカットしているし、簡単には繋がれないのだ。であるのにも関わらずショップから孫べえに電話して繋がらないからと娘にかけて叱られる羽目に。対面したら簡単に繋がるからと言われすごすごと帰ってくる。近頃仕事を8割方辞めて暇になったらすぐこの有様だ。ようやくめでたく対面して繋がったが、今度はうるさくラインしては既読スルーにブツブツ。これから先が思いやられる。
明日は壊れたトイレの修理に業者が入るので、トイレの中の余分な物は全て撤去して、ついでに普段よりも念入りにお掃除していたが、その間ごろんと横になって数独三昧。それに飽きると近所を散歩。塩江のプールが2週間お休みで、昨日は福岡町のプールに行ったが、今日はどうも行く気にならないみたい。ウロウロしていては余分な手出しをして叱られ、「ハイハイもう何もしません。」と拗ねて又ごろん。
そうこうしている内に夫は夜の会議に出かける都合があり、早めに晩ご飯と言うので昨日頂いていた破竹を油揚と炊き、揚げ茄子と豚バラの炒め煮と豚汁。冷蔵庫に作り置きしている野菜の酢漬けを出し冷凍ご飯を暖めて出した時点で5時半。
食事をしながらつくずく考えた事だ。これからずっとこういう生活になっていくのだろう。仕事をしない夫というのは、、、、。
悔し紛れにどさっと食卓に着くやいなや、「ああ、疲れた!」と言ってみる。流石に直ぐに、「お疲れさん。お母さんはホントに良く頑張る。」とお褒めの言葉。こっちはため息が出るばかり。体調が悪いと連発する夫にあれこれ言うのが憚られ、出来るだけ触らないようにしているが、こっちもいつまでこういうのが出来るか?
ある友人が、夫が体調を悪くして食欲が無い時に、ついつい当てつけがましくテーブルの食べ残しを全部流しに持って行きバサッと捨ててしまったのをよく思い出すと言う。「そんなに欲しくないんなら捨てるわよ。」と荒々しく言った自分の言葉が今になって思い出されて辛くなると言うのだ。亡くなる何ヶ月か前の事で、悔やまれるらしい。あんな風に言わなきゃ良かった、と。分かるなあ~。自分も疲れているとついそうなってしまう。
色々あっても、長年家族として暮らしてきて、いわば戦友みたいなものだ。年を取り、お互いをいたわる年齢になっているというわけだ。
ま、どう過ごしても最後は来る。
今日良かったことは、物探し(又!)していて随分前に買ったスピーカーが出てきたこと。設定してパソコンに繋いでみると十分機能する。これならリモート歌会の時に皆の声が聞こえにくいということも無くなるだろう。今、Amazonミュージックで音楽を聴いているがなかなか良い。お陰でパソコン作業も楽しい。矢張り生活には音楽が必要だなあ。