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2023年4月 3日 (月)

坂本龍一の早すぎる死。

例え有名人でも、自分より年下の人の訃報には衝撃を受ける。坂本龍一、この人の死もショックだった。この世でどれほどの偉業をなし終えたとしても、必ず死は訪れるということを、当たり前ながら思い知る。

そして今日はロシアのプーチン側の評論家が爆破テロで死亡したというニュースが流れた。26歳の女性がその首謀者として逮捕されているが、大将の首を狙わないでどうするんだろう?という疑問が湧いた。まあ大物はガードが堅いのだろうが、、、、。基本的にはこういったテロは目的如何に関わらず嫌いだが、これしか手段がないところまで国内は行ってるのかも知れない。色んな情報がネットにも飛び交っているが、実際はどうなのか?ウクライナの崩壊は時間の問題だとするニュースもある。そんなのあり?こんなに人間の知恵って浅いんだろうか?昨日はNHKで働くウクライナ出身女性が取り上げられてて思わず全部見ることになったが、気の毒でもらい泣きしてしまった。戦争前と今では同じ日本での生活でも日本人を見る目が随分変わったと言われて、自分が言われたような気がしてぎくっとなった。「日本人は、どんどんウクライナのことを忘れて行ってる。」と言うのだ。忘れているわけではないが、確かに連日のように映像に流れていた戦地の様子を見ることも殆ど無くなり、ニュースとして時折、それも短時間だけ見るようになっている。彼女と同じでは絶対無い。

そりゃあ、自分なりに色々やってはいる。今度の娘のコンサートでも、映画「ひまわり」を 取り上げて、元々の反戦歌に留まらないしっかりした構成のものに作り直して演奏することにした。この曲に朗読を採り入れて、より「戦争の悲劇」について表現することとしたのだ。これを言い出したのが娘だと言うことが母親の自分に取っては嬉しい。完成させるまでにいくらかお手伝いをしたが、ピアニストの試行錯誤も相まって、なかなか良いものに仕上がったと思う。

この映画の舞台が当時のロシア領ウクライナの州であり、ひまわり畑に一面花が咲いていたのがポスターにもなっている。こんな映画を合作で作った時代もあったのに、何故悲劇は繰り返されるのか。

今日も仕事帰りにやって来た娘はヘロヘロになりながらも発声練習をして帰った。仕事、子育てを抱えながらもこうした活動が出来ているのは、そこにやる事の意義のようなものを感じているからだろう。

今日は昼間新しい理学療法士によるリハビリに行ってきた。今度の彼もとても良い感じ。帰り際、「必ず良くなりますから、僕に任せてください。」ときっぱり言ってもらえたのが嬉しかったなあ。ガンバロウ。

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