生きてる。
今日はうららかな空の下、コンサートとお茶会という洒落たイベントに友人共々4人で出かけた。娘の運転で先ずはランチから。友人の息子さんのシェフからお見舞いの言葉を貰ったりしつつ、楽しく食べていざ出発。まずはコンサートで、なかなかダイナミックなヴァイオリンの演奏。伴奏者がお姉さんだとか。有名な曲ばかりで楽しみ、お茶会の会場へと移動する。このイベントは昨年に続き二度目の参加だが、今回も高校生の茶道部らしい学生のお運びで美味しくお茶を頂く。
こういういかにも日本という作法は外国人には勿論珍しいだろうし、現代を生きる人々も殆ど外国人並の感想を持つのではないかと思う。本当に独特の世界観があるなあ。自分も大昔に一時期習った裏千家の流儀で、古来全く同じ作法が繰り返されてきているのだなあと改めて感動した。この一連の流れは、一つ一つに意味があり、全体に醸し出される雰囲気はある種の緊張感を強いられ、結果そこに清逸な空気が生まれる。。
ひさしぶりでもあり、どこか清々しい気分になって、会場の別邸の庭で記念写真など。
が、行きも帰りもそのようなお行儀の良い時間とは裏腹に、車が揺れていたのではないかと思うほどに大笑いの連続。姦しい女+ワン。どんどんオバタリアンに近づいてきているわが娘もしっかり話しの中に入ってきて、どれほど笑ったことか!今日初めてご一緒したKさんは、家に着くまで、面白かった、楽しかったの連発。再会を約して解散したが、きっと又近々会うんだろう。ま、こういう日があっても良い。
実は、日々の暮らしがまどろっこしいばかりで、通常の倍倍時間が掛かるじれったさに少々参っていたので、自分的には良い気晴らしになった。
明日は病院の再診の日だなあ、と考えつつお風呂から出た途端、東京の友人からの長電話。にゃんと2時間も喋りっぱなし。疲れた~~。
みんな問題を抱えながら暮らしているが、ナンとか笑って暮らせているのは、逞しいと言えるのではないか。結局最後は、「お互い頑張りましょう!」という言葉で締めることとなる。
生きてるだけで素晴らしい。