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2023年3月 4日 (土)

短歌・歌会・シャンソン・哀愁のパリ。

本日は短歌の歌会であった。いつになっても苦手意識から抜け出せない短歌の世界。おこがましくも今日は司会まで仰せつかってしまった。12名の作品を前に、全員がそれぞれの意見を述べ合い、最後は作者登場しての言い訳?告白?タイム。作者の思いがすぐにみんなに伝わるものばかりではなく、とんでもない解釈にさらされる場合もあるし、それぞれ一喜一憂ということも起きる。ある意味推理の世界ともいえる。言葉の概念がそれぞれの年代や生きてきた環境などで違っているのだから仕方がない。でもこれが、誰が読んでもピタッと来ると気持ちがよいものだ。そうなるためには、両者の共通世界観がなければならない。ま、色々な人がいて、色々な感覚を持っていることもあり、毎度そうそうぴったりと来る歌に遭遇するものではない。が、歌会の場合、作者の意図するところを教えてもらえるという利点があり、解釈に幅が出る。そしてそれが未来の解釈に役立つという意味で、歌会は必要なものだろう。

 

実は昨日はお嬢が持ち込んできたお昼のお弁当でカレーをチョイスしたのが間違いだった。おそらくはアレルギー物質が混入していたらしく、異常な腹痛に悩まされ、もちろん夜ご飯も食べられずダウンしていた。そのうえ、短歌の会員の訃報があり、葬儀に行こうかどうしようかで悩んだのもあって、精神的なダメージが加わわった。手術を勧めてくれた女性から、人込みは当分避けた方がよいと思います、とのアドバイスがあり、胃痛と履いていくべき靴がないことにも気づき、こちらは断念したのだが、、、。現在リハビリ用の靴を履いているし、杖は離せないのだ。

で、歌会の司会はお断りすべきかと考えたが、何も食べずにたっぷり寝たら回復したので、予定通りとにかく進めた次第。やはり、長い入院で全身的な体力の消耗があって、色々弱くなってしまっているんだろうと思う。

 

で、歌会が終わった途端に印刷会社から電話があり、無理を言って作ってもらったものが仕上がっているとのこと。コロナ明けもあって、異常に多忙な業界の方に助けてもらったのは、お嬢の春のコンサートのDM。今回はそれほど沢山の人が入れない場所だが、それでもある程度はご案内する必要がある。4月8,9日の二日間。あまり日がない。練習とこうした作業と、、、ちぇちが終わっても同じようなことをしているというわけだ。そして多くの人が応援してくれている。ありがたいことだ。今回は、偶然パリの情景を描く画家の絵とのコラボ。その名も「哀愁のパリ」その絵たちを前にシャンソンを繰り広げるということになった。これは素晴らしい。娘はついてるなあ、と正直思う。こんなこと、企画しようにもなかなか実現するのは難しい企画だ。パリの情景を前に、そこに息づいている人々のことを歌う。相乗効果が出るのではないか。

絵が好きな人にも来てもらえそうな。。。

 

シャンソン20区。2023春。インほのほ。あと1か月だ。

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