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2023年3月12日 (日)

ようやく出た大谷ショータイム。

ゆったりを心がけて暮らそうと思いつつ、毎日バタバタと過ぎていく。これを充実と呼ぶのは、ちと違う気がするが、まあ仕方が無い。自発的にと言うより他者からの要請で動いていると、どこかしら満足感がない。「動かされている」感が自分の中に忍び寄ってきている。右に左にバッタバッタと片付けていた時代は過ぎ、やってくるものを、なんとかかんとかこなすに留まっている今の自分。家の中でも杖をついているという現状が、これに拍車をかけている。

そんな中で本日の一番大きなお仕事として、お嬢の音楽練習がPIANISTと共にわが家であった。コンサートの中でも重要なポジションの曲をその構成をメインにしっかりと創り上げたのだが、これは非常に難しい作業で、お互いの感性を持ち寄り、妥協することなく、大きくそして緻密に編成するという作業に終始した。これはある意味実験的なことでもあり、あくまで聴衆の心に丁寧に届ける為の作業でもある。ある届けたい思いがあって、それをどうすることによって正しく伝えられるか?そのためには何が最も重要なのか?三者が互いに議論しつつまるで音楽で彫刻するように一つの楽曲を創り上げる。難しいがやり甲斐があり、どんどん全員に熱が入ってくる。、、、大変だが、やっぱり面白いのだ。

ピアニストのTさんが言う。「表現力って、どうやったら身につくんでしょうかねえ?」「本を読む事ですか?etc?」まあ、こういうのは全ての表現者が悩むことではあり、完璧な答えなどあるはずもない。そして一つのものを表現するやり方は無限大にあるだろう。

解散した後、即座に夕飯の支度。勢いが付いているためか、案外こういう日はなかなか美味しいものが出来たりする。しかもあり合わせの食材で。使い残していた白菜、太い白ネギ、鶏肉がメインのホワイトシチュー。チョイと味見したお嬢は嬉々として持ち帰る。こっちも沢山余っても老夫婦二人では困るばかりだから丁度いい。

 

一日の終は、WBCの快勝劇。本当にこのまま勝ち進んで世界一なんて事になるんだろうか?なりそうだなあ。

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