友は京都に梅見遊山の日の私。
久しぶりに書いたものが消えるというアクシデントに見舞われて、今日は止めようかと思ったが、実はただ今顔にパック中。これが吸収されるまでに少々手持ち無沙汰なので、別の形で入力して貼り付けようとしている。イチイチ面倒なので、しばらくこういうのはやってこなかったが、矢張り必要な事だったか、残念無念。
この病室の乾燥は酷い。普段自宅ではめったにしないこうした潤いマスクもとてもじゃないがやらないとお肌ボロボロになりそう。持ち込んだニベアも間もなく一本空になる。看護師さんが傷口のためにも塗った方が良いですよ、とアドバイスしてくれて以来毎日欠かさずおみ足にも塗ったくっているが、直ぐに乾く。その分室温は常時22度にしてあって、寒さ知らず。帰宅したらまだまだ寒いらしいが、どうなることやら。
今日リハビリに行く途中で小柄なお婆ちゃんが理学療法士に付き添われて移動中とすれ違う。「もう死んだ方がましや」「とうに死んどってもおかしない年なんやから。」と繰り言のオンパレード。聞く方も返事に困っている。まあ、確かに自分の意志でここに来ているとは限らない。事故で運ばれたかも知れないし、家族の思いだったかも知れないが、予想外に辛いってことだろう。気持ちは解らないでも無いが、彼に言っても始まらない。それを聞きながらリハビリ室に入ってこちらはいつもの様にマッサージから入り、ストレッチや関節運動などのメニューをこなす。退院後の過ごし方や自宅でのリハビリについても詳しく指導してくれるが、さて、どこまでできるものやら。最後に自転車も使わせて貰った。たかだか10分だが、気分は爽快。すっかり直ったかのようだ。このように、使う場所によっては普通なんだが、ひとたび痛みのポイントに作用するとさっきのおばあさんじゃないが絶望的になる。そういうことがあると、暫くは不安に支配される。このまま帰宅して、本当にちゃんと暮らせるのだろうか?又又ここに逆戻り、なんてことにならないのかしら?等々。
兎に角今日の予定は全て終えたので、一階のコンビニまで出かけて、念願のアイスクリームやブドウジュース、グレープフルーツのシロップ漬けなど購入。急ぎ自室の冷蔵庫へ。勿論アイスクリームは適当に溶けるまで置いて、ゆっくり味わう。上手く誰も入ってこず、晴れた外の景色を眺めながら舌鼓。人間、不自由ななかにこそ喜びがある。な~。