AIは脅威か?
当たり前ながら、病院生活と違って日々変化のある暮らしは、これぞ生きている証拠ってなもんだ。少しずつ家の片付けや掃除が進み、ようやく落ち着いてきた。ほんのそこまでだが散歩にも行き、途中知人にも出くわす。労いの言葉をかけていただくと途端に病人になる。でも、おぼつかない足取りながら杖に頼りっきりにならない歩きも少し距離が伸びたかと思う。リハビリ中の病院では随分褒めてもらえたのだが、シャバの道路はまだ無意識に歩くほどキレイではない。慎重な上にも慎重にと気をつけている。
美味しいうどんが食べたいと念仏を唱えるように退院してからつぶやいているのに、未だにかなえられてない。今日も某うどん屋さんに夫と行ってみたがイマイチ。が、夜ビールは初めて飲んでみたら、これが美味しい。良かった。アルコールの味も分からなくなったかと心配していたが、今の所それはない。良かったあ!
今朝の羽鳥モーニングショーで興味深い話題があった。AIに命令して文章を作らせるというもの。かなりの所まで文章が書けるし、同じテーマでいくつものパターンを提示させることも出来る。将来的には小説も書かせることが出来るという。今現在ではまだ突っ込みどころが残るが、それも時間の問題だろうという。ということは短歌も俳句もAIの方が上手い、ってな時代がくるんだろうか?
夕べはNHKで俵万智が「プロフェッショナル」で紹介されていたが、一つの言葉を紡ぐのに6時間もかけているのを思うとムムムな話題だ。彼女は生活の中から言葉を編み出しているが、AIにはそれが無い。無いにもかかわらず驚くような表現が出来たりする。それは勿論、無限大に沢山の人々のものが合わさっている中から出てくるもので、AIが作るものではない。が、くしくも玉川氏が言ってたように、そもそも人間だって、自分が編み出したものだけで作品を作るわけではない。その知識などは、全て長い時間をかけて自らの血となり肉となったものを使って文章なり小説なりを作っている。AIとなんら変わらない、とも言える。およよよ。。。どんな時代が来るのか?