日々の暮らし。
毎日毎日規則正しい生活をしていて、きっとこのまま娑婆に出てもこれを継続して行けるのではないか?と期待している。ただ、自分の意志だけでは動かないのが「普通の暮らし」というものだとも思っている。
早速、退院したら、、、の要項がいくつか決まってきた。コロナの状況にもかかわらず、みんなの神経が緩んできたのかも知れない。息子に言わせると、「おかん達は政府に見放されたんだぞ。」と言うことになるのかも知れないが。どうだろう?確かに死者の数はいつまでも減らないし、高齢者の場合が多い。そこんところは不気味ではある。
この病院でも、徹底した感染防止対策が取られていて、個室でも看護師が入ってくると、「マスクお願いします。」と必ず言われる。急に理学療法士のお休みでスケジュールが変更になったりもあり、それとなく、「出たの?」と聞いてみるが、本当かどうか?「いやあ、まだ出てませんねえ。」との答え。仮に出たとしてもみんな、「くちチャック」かもね、と内心では思いつつ聞いている。箝口令が敷かれていてもおかしくはない。
読書にも映画鑑賞にも段々疲れてきて、今現在は三浦綾子の「銃口」を朗読で聞いている。内容が戦争を扱っているだけに気軽に聞けるものではないが、文字で読むよりは楽だ。
とまあ、なんとなく娑婆に戻る準備期間の感じ。今日は室内だけだが、手放しで歩く練習が出来て確実に回復しているのを感じている。明日からの厳しいリハビリ再開に向けて、夕食後少し廊下を歩こうかと思ってはいるが、、、。