試練再び三度。
やっぱりそう簡単な事では無かったこの手術。昨夜も気持ちよく就寝したにもかかわらず深夜に突然の激痛で目が覚める。どこか血流が悪くなるような事をしてないかと着ているものを点検して着換えてみたり、、、が、一向に改善しない。遂に看護師呼び出しボタンに指を。
これ本当はしたくない。これまでもそうしたいと思ったことがあってもやってこなかったのに、今回どうしようも無くて呼んでしまった。何十秒かで来てくれて、対処法の「冷やす」というのを手伝ってくれた。座薬もあるし、注射もあると聞いたが、どうも薬に頼りたくない。これでダメならお願いしますと大きな氷枕と小さなアイスノンでしのぐことにした。じんわりと冷気が浸透し始めると痛みも緩和してきて、そこからはナンとか眠れた。なかなかすんなりとは行かないものだ。
看護師というお仕事。本当に凄い。何交代は知らないが、割合短時間でローテーションが組まれているようだ。だから、こちらが思うほど大変ではないのかも知れないが、とにかく絶えず夜中中走り回っている感じ。あのゴロゴロというナースワゴン?の音を子守歌代わりにしているようで、余りに静かな夜はかえって眠れないほどだ。ケッサクだったのは、心配させまいと部屋は消灯してベッドでただ横になっていたとき、若い看護師さんがそ~っと忍び足で入ってきて、こちらはただ有り難うと言おうとしただけなのに、「きゃっ!ビックリした!!」とのけぞられた。彼女は真っ暗な中で白髪頭が急に動いたので反射的に驚いたんだろうが、そういうことが3回ほどあってからは寝たふりをしている。
夕方、夜の勤務は大変じゃないの?と聞くと、「大変です~。眠いです~。」と言ってたから、いくら若くてもそうなんだろうと納得した。
痛みさえ無ければ、静かな落ち着いた時間を満喫出来るんだけどな~~。しゃあない。