認知症、ねええ。
同じ年齢の友人から電話があった。自分が認知症じゃないかと疑い、病院に行ったという。そもそもの発端は、夫から物忘れが酷いぞと言われ、自分でもかなり頻度が高くなったという自覚があった為だという。が、話していて全く違和感がないし、日常生活の変化も無さそうだった。直近で話した事などもよく覚えているし、どうも信じられない。しかしそうして病院に行くとなると俄然息子さん達から、「そういえばアレがおかしい、これがおかしいと思っていたんだ。」とかとか、言われ始めると、自分の不安に上書きされていよいよ自分はおかしくなったのかも?と思ってしまったようだ。
他にも似た様な話を聞いた。思うに、世の中こうした、「不安症候群」とでも呼べるようなものが蔓延しているのでは?勿論その中には本当に認知症と呼べるものもあるのだろうが、、、、なんだかねえ。早期発見が良いとは言え、不安に押しつぶされてそうなって、それがその病気の引き金になってしまうなんてことないのかしら?
勿論他人事ではない。自分だって、いつも自分の事をチェックしている。そして時々、危ない危ないと思うこともある。今の所は笑い飛ばしているが、、、。
今日は若い理学療法士の言葉が面白かった。「年取るのは良いけど、10代20代の肉体のまんま年取れば良いと思うんすよねえ~。」それを聞きながら肯定の相づちを打ちつつも、内心では、「いや、10代20代じゃなくて、50代60代で良いんだけど、、、。」と内心つぶやいていたが。彼のような若者だとそうなるんだ。自分も時折そんなことを思いながらこの年まで生き延びてきたということだろう。そして間違いなく老化してきたわけだ。
今読んでいる本は、空海に関するものだが、どうもあまり感動しない。天才と呼ばれた彼が次々と膨大な知識を身につけ、ついにはそれに飽き足りず身をもって体感すべく修行僧として山に籠もり、旅をし、ついには遣唐使として中国に渡る、、、あたりまで来ているが、当然満濃池の施工の功績や四国の色んな地域の彼にまつわる伝説なども紹介されているが、肝心の彼の思想に余り触れていないこの本は、どうもピンとこない。今だから読んでいるが、、、。ジャーナリストが書いたことから来るのか?
昨日娘から差し入れがあり、モロゾフのプリンが賞味期限今日までだから早く食べよというラインが入る。ま、ちょいと食欲が無いから丁度良かったが、、、。整形だからか、差し入れは決まりが無いようだが、カステラが欲しいといえば、10切れも届くし、、、、。ま、父親にご飯も作りに行ってるようだから、文句は言えない。
みんながお初の体験をしている。