引きずりつつも、、、。
相変わらずの疲労感をお供に、本日は午後から娘と所用で綾川まで。久しぶりにH先生宅にもお寄りして積もる話に花が咲く。先日の追悼コンサートのビデオを大画面で流されていて、いきなり自分のアップの動画にぎょっとなる。
シャンソンのコンサートにお越し頂いたのもあり、ついつい話が長くなって、孫べえの帰宅時間となり慌てて失礼する。お庭のコスモスの間から手を振って下さる奥様に、又来ます、と声をかけたが次にいつ来られるか。あれほど再々足繁く通っていたみんなも、パタッと行かなくなってさぞやお寂しいだろうとは想像するが。。。
目的は全部果たして、帰える道すがら娘の昔の話を聴きつつ大笑い。演劇の世界に入ると飛び出した娘がその後壮絶な闘いをしていたらしいことは、うすうすは知っていたが、具体的なことを詳しく聞く機会も無く、今になって本人も語る余裕が出来たということだろう。当時は笑い話では無かっただろうが、今は遠い過去の話で本人でも笑える話になっている。岸田今日子さんの講義を受けた時のエピソードやある俳優の葬儀の際、渡辺謙さんの指示で色々手伝ったとか、自分でも知ってる俳優の名前がどんどん出てきてこっちはいきなりミーハーと化す。そういう人物が活躍していた良い時期に演劇の世界にいられたのはラッキーだったのだろう。含蓄のある言葉のプレゼントを沢山貰ったようで、今それが大いに役立っているという。
自分の事を考えても、幼少時や青年期からの経験は、全て無駄では無く、全ては今の自分の為にやっていたことだと解る。小椋佳の「愛燦々」の歌詞ではないが、「それでも過去達は 優しく睫毛に憩う」ってことだなあ。
今日は夕食後娘との電話中に別の電話が二本も入り、それぞれと長話し。一人は来年のある公演の企画への協力依頼がメインのお話。彼女は動いているなあ。もう一人は同窓生。ついつい長話しになってしまったが、矢張りこうして人と人は話さなくては!とつくづく思った。別の友人は、余りに人と話さなくなって、久しぶりに喋ると声が嗄れて困るのよ~、と言ってたが、さもありなん。なかなか終わりそうに無いコロナだが、、、。