本日はリモート歌会。
コロナ以降リモート歌会が日常になっている。それの是か非かは誰の口にも上らなくなってきた。おそらくは心のどこかでは通常の対面歌会の良さをチラと思うことはあるのだろうが、 、、、。しかし、今日の様に師匠が体調を崩し、自宅からなのでお顔も見られるし発言は控えておられても雰囲気は伝わる、という利点はあるわけだ。少なくとも笑顔が多少見られたのは良かったのではないか。にしても、流石の精神力。自分だったら多分簡単にお休みしてしまうだろう。勿論立場の違いがあるにしてもだ。言葉だけではない、生きざまを見せて学ばせているとも言える。根っからの教育者だと思った。
今日は色々と面白いテーマの歌が並んだ。今流行の、藤井風の名前が出てくるし、話題の「おひとりさま」も。そして戦争に関する歌をずっと扱っている人もいて、考えさせられることの多い2時間だった。そんな中で、「自分にジャズとお酒の飲み方を教えてくれたバーの古い灯りが消える」と詠んだ人がいて、それが女性だったとわかり軽く驚く。この意外性も歌会の楽しさの一つだ。詠み人を知らされないまま批評する楽しさ、とでも言おうか。この歌はそれだけではない、「短歌」の持つ詩情を纏い、私好みの歌であった。こういう歌、なかなか詠めないんだよねえ。
歌会は時間通りに上手く運んで、予約の来客にまにあった。その女性は偶然にも藤井風のファンで、「実は今短歌で、、、」と歌会の話をして盛り上がった事だ。どうやらもの凄いファンの友人に引っ張られてコンサートにも行くという。この方は元教員で、色々教えて頂くことも多い人だが、自らをミーハーと呼び、美味しい物、楽しいことも追求するタイプ。とても気が合い、ウン十年のお付き合いだ。
で、本日この二つの行事が終わった途端どっと疲れが出る。矢張り昨日の1万歩は堪えている。で、今日は早寝と思っていたが、又シンデレラタイムを過ぎてしまった。明日の粗大ゴミの搬出は朝イチだが、寝坊しないで出かけなくては!ふ~~っ。