人間は嘘をつく。
まあ、今の政界のトラブルを見ているとこれが事実を端的に表現した標語かな?と思えてくる。嘘を平気でつく、というのが政治家と言えるかも知れない。全員ではないかも知れないとは思うが、あまりに多い。表に出ない嘘を含めると国会は嘘の塊で動いていると言えるかも。何故そうなるかというと、我が身かわいさだろうなあ。
にしても次々と出てくる大臣の保身からの嘘は見苦しいの一言に尽きる。仮にも人前に出て、範を示すべき立場の人が、恥もプライドも無いのかと疑わしい体たらく。腹立ちを通り越して呆れて言葉も無い。百歩譲って、周辺に阿って冗談のつもりだったかも知れないが、余りに軽い。軽すぎる。テレビに出るのがそんなに嬉しい事なの?もしかして、子供の頃撮影隊に出くわしてVサインで画面に躍り出ていたとか?法務大臣なんて、国の要じゃないんですか?と言いたい。ニュースを見ている国民の方が恥ずかしいでしょう。あれでは。
こないだ友人が、掛かってきた電話に答えて、ありもしない予定を言って断っていたのを側で聞いていた孫が、「お婆ちゃんて嘘つきだね。」と言ったそうな。その友人はすぐさま、「嘘には黒い嘘と白い嘘があるのよ。お婆ちゃんのは白い嘘。相手の人が傷つかないようにお断りしただけよ。」と言って、「ふ~~ん。」と感心されたそうだ。なるほどね、流石年の功。さすればこのところの大臣の嘘は、真っ黒クロだなあ。
今宵はお嬢がお出かけで、孫べえはわが家にお泊まり。見る度にでかくなる、と夫が見上げているが、ホントどこまで伸びるのか?縮む一方の老夫婦にとっては眩しいばかり。どうか、そのまま心身共に健やかに、と願いつつせっせとお料理に力が入る。「みっちゃんの方がお母さんより料理の能力が上だね。」なんぞとおべんちゃらを言う孫べえに向かって、「そりゃそうよ。100倍も200倍も上だよ。」と追随するお嬢。全くちゃっかりした親子。、、嘘とばかりは言い切れないが、これこそ白い嘘だな。ハ。