卒業。
今日は最終勧告を受けるために朝イチで病院へ。月曜にしては心なしか患者が少ない様な気がしつつ、予定通りMRIを撮り、その後診察へ。今日は、松葉杖をつかないで院内を持ち歩いた。それでも特に痛くもない。これは良い成績をもらえるか?と期待。結果、医師は写真を見つつ相好を崩して迎えてくれる。「これならもう卒業ですね。」と、室内を歩くように言われ、「問題ない。」と太鼓判を押してくれる。「お土産に痛み止めを出しましょうか。」と言われ、やはりそれは頂くことにした。もしもの時のお守りだ。「但し、転倒したら逆戻りですから、十分ご注意を。」と念を押される。そして、最後に、「これで痩せたら完璧です。」とも言われるが、「先生、安静にしていて痩せるのはとても難しいです~。」と訴える。が、それについては取り合ってくれない。ま、そうでしょうとも。
あいにくの雨だったが、気分も軽く病院を後にする。ここ数日ネットやテレビ番組で、「高齢者は痩せない方が良い。」と盛んに言われてるのを、先生は知らないな?と内心でブツブツ。どっちが正解なのかは解らないが、、、、。ま、ぼちぼち行こう。
明日から修学旅行だという孫べえと父親も一緒にランチにでもと電話すると、今日は学校とリモート授業だそうで振られてしまった。祝杯は後日だ。
で、今日リニューアルオープンしたラーメンやさんに行ってみる。混んでたら止めるつもりが、丁度待ってくれていたように車も入るし、待つ人も居ないタイミング。久しぶりに美味しくお目当てのラーメンを頂き、表のお花を抜いて帰って下さいと言われ、遠慮無く数本頂く。丁度お花を切らしていたからこれは嬉しかった。花は良いなあ~。これほど心を和ませてくれるものは他にあるだろうか?
夕飯を済ませてから空港に娘を迎えに行く。よれよれで食欲もないという。ったく、これだから困る。しきりにもう東京には住めないとか、都会は疲れ過ぎるとかマイナーなことばかり言う。ま、年取ったということだ。コンクール自体想像と違っていたのもあったようだが、結果は三位に入り、参加する事に意義があるとか言って出かけた割には好成績だったのはまあ良かったか。全国から16人集まったようで、一番驚いたのがコンクール専属のピアニストの演奏だったとか。これぞシャンソンのピアニストと感動したそうだ。流石東京には逸材が多く存在するということだろう。色々勉強にもなったのだから良しとしなくてはね、と労う。
しかし、コンクールというのは確かに嫌なものだ。評価を気にすることなくのびのびと歌えるのが一番だ。が、自分のことを考えてもよくぞあれほど声楽コンクールに出たものだと若い自分に感心する。今思うのは、コンクールというのは結果ではなく、そこまで持って行く準備期間こそが大切なのだろう。羽生君を見ていてよく思った。本番で好成績が出たり出なかったりは、どちらでも良い。そこまで多くの事を考え、自分を鍛え、その場に「臨む」事こそが意味のあることなんだろう。そういう意味では、自分自身もコンクールに出ることによってステップアップ出来たんだろうとは思う。
明日は晴れるようだ。
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