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2022年9月16日 (金)

言いそこ間違いの話。

約一ヶ月ぶりにプールでの指導を受ける。一時グンと参加者が減っていたが、今日は最初に近いメンバーが集まっている。で、1時間近く色んな事をしながら歩いたが、面白い事があった。コロナ禍でマスクをしないということもあり、一同全く喋らず、透明なマスクを付けたインストラクターだけが立て板に水式に喋っている。それを聞いては黙々と従うというパターン。が、在るとき、小さなボールが一杯入ったかごを持ってきて、これを一個ずつ取るように言われる。その途端、誰からともなく笑いが起きる。「小さな子供じゃあるまいに!」だったか、「一体これで何をやらせようというのか?」的な笑いだったのか?兎に角それまでの雰囲気ががらりと変わった。急に和気藹々とした雰囲気になり、確かに言われた通り出来ないことも起きたりで、声に出して笑う人も出てくる。

これは不思議だった。

母が施設で、まるで幼稚園児のように色んな事をやらされる、とぼやいていたが、それは意味があることだったんだと体験して分かった。たった一つのテニスボール程度の物が現れただけで、その場の空気が一変したのは、そういうことだ。中にはお友達と連れだってきている人達もいるようだったが、殆どが個人参加。全く顔見知りでもない人達の集まりだ。この小道具は、ホントに良い働きをした。

これまでずっと松葉杖で参加してきたが、今日は思い切って自力で入室。痛みはなく問題は無かった。体感的にこの程度の運動は自分の体には有益だと判断した。この指導期間が終わっても取りあえず週一から継続しようと思う。高松市からそれについての補助も出るという。

今回の市のサービスには正直驚いている。とても手厚い。案内のプリントが入っていたファイルケースの印刷に、フレイルチェックというのがあり、やってみると完全にフレイルの仲間入り。項目の中で違うのは、「6ヶ月で体重が2~3㎏以上減った」というのだけ。あとは、筋力の低下も感じるし、疲れやすいし、歩くのが遅くなったとも思うし、、、、全て当てはまる。この行く末は要介護へとまっしぐら、との警告だ。いやだなああ~。ここで引き返さないと取り返しが付かなくなるかも知れない、とある。そうかも知れないなあ。脅したり、なだめたり、、、老人問題は大変だ。 

今朝新聞に、ある女流小説家が自分の言い間違いについて面白いコラムを書いていた。その人は、フランス料理店で「手長海老のポワレ」を、「手長猿のポワレ」と言って友人の顰蹙を買ったとあり、「マライヤ・キャリー」を「マラリア・キャリー」だとか。やってくれますねえ。わたしはそこまででは、、、というか、私より5歳もお若い。まあ、だけど同じような人がいて一安心。こないだ自分がやった、「レトロな、、、」を「レトルトな、、、」より酷いじゃん!?って、同じ穴のムジナの戯言か。

 

兎に角疲れやすいのは間違いない。今日朝のプールと午後の孫のお迎え(足を怪我したらしい)と家事のみで、妙に疲れた。夕食後オーディブルを聴きながら横になった途端眠ったらしい。遅い帰宅の夫のために一瞬起きて、膳を整え又爆睡。朝まで起きられないかと思ったがそれはなく、キッチン回りの片付けをして、パソコンに向かって漸く目が覚めた。

こうした間違いを言うようになって久しいが、最初は怒っていた娘が近頃では大笑いするばかり。そうそう、そうでなくっちゃ。みんな許し合ってしぶとく生きていかなくっちゃ~。

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