チカレタび~。
ピアニストと三人で通し稽古の三時間は全く疲れた。老体には堪えるなあ。好い加減に聴いているのではないから、集中している分ホントに消耗する。
ピアノはまだしも、歌というのは本人には全くというほど自分の声の事が分かってない。語弊があるかもしれないが感覚で歌っているところがある。自分の声は人にはこう聞こえているのではないか?と思いつつ歌っているわけだ。長く訓練してきて、その差がほぼ無くなってきているとしても、やはり100パーセントではない。だから必ず第三者の聴く耳が要る。、、というわけで、本日予定している全曲を丁寧に聴かせて貰った。まるで自分が歌っているように疲れた、というのが正直な所。若い二人はこっちほどではないが、それでもきっと疲れただろうと思う。
来週は現場で打ち合わせを兼ねた練習の予定だ。ナントいっても現場が大事だ。思いがけない人から行きます連絡を受けて、そういう方々との対面も楽しみになってきた。
いつも公演と名が付くものをやる前に思うことだが、何もしないでも時は同じように過ぎる。が、何の因果かこうして自分を苦しい立場に追い込まずには要られない性というものを持っている。これが間違いなく娘に遺伝している。
どう生きても一生だ。