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2022年8月23日 (火)

アナ恐ろしや~。

たまたまかかっていたテレビで、中国の歴史を変えた女性達を特集していた。如何に知らなかったか、を思い知った。これまで、女性の特質として、みんなが平和主義で、人を殺戮するなんてこと、オトコの発想だと思い込んでいた。が、この画面に出でてくる女性たちの多くは人を殺めることなんか平気だったようだ。国を動かすほどの運動が起こったとき、その先頭に立った女性達はいとも簡単に同じ国民を大量殺人したようだ。例えそれが自分を育てた家族や恩師だったとしても、「革命」のためには平気でできたという。後に反省して謝罪した人もいたようだが、にしても、何故そこまでのことが出来たのか?見終わっても信じられない。

例えば、今話題の宗教団体に影響を受けた人が、自分の全てを捧げても構わないとなるのと同じ臭いがする。

只さえ人間は弱い生き物だ。心身共にと言えるだろう。自分を保ち、自分の足で立ち続けることが如何に大変か。今股関節を痛めているから言うのではないが、些細なことで、ぐらつくわけだ。正しくそれを救済するものとしての宗教は哲学として医学と同じく存在価値があると思うが、弱みにつけ込んで何もかも奪うというやり方は糾弾されるべきだろう。この番組で紹介されていた激動の時代の女性達も、何か得体の知れない物に支配されていた様に見えた。時間が経って、まるで夢から覚めたように頭を垂れるその女性達。誰もがもしかしたら条件が揃えばああなれたのかも知れない。そこに男女の差は無いのだろうか。

今日ニュースで、15歳の少女が通り縋りの女性親子をナイフで襲ったと流れた。、、、なんともかんともゾッとする事件だ。

 

今日はトンボがやってきた。何トンボか?かなり大きく、キレイな色。今も虫の音を伴奏に書いている。救われる~。

 

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