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2022年8月10日 (水)

元メンバー。

長くやってくると、どうしても諸事情で退団を余儀なくされて仕舞う人が出てくる。現在多くの、「元メンバー」が存在する。そして、ある意味そういう人達に支えられての上演だったとも言える。今回も沢山の元メンバーから物心両面の応援をもらった。H女史はあれ程歌が大好きだったが、大病の末退団し、今回は得意な「書」で参加してもらった。又ある人は、舞台に立てなかったがパソコンのスキルがあり、台本作成に関わってくれた。その前には練習用の音源の作成までやってくれた。そしてある人は本番当日の受付けに入ってくれた。又ある人は東京から駆けつけてくれての裏方をやってくれた。彼女は信じられない位の働きをしてくれて、10人分くらいの動きだった。終演の二日後に移動する彼女にささやかなお礼のランチ。本当はそんな物では申し訳無かったが、お気持ちを有り難く頂く。何より嬉しかったのは、東京に住みながらも高松が、ちぇちがとても懐かしいと言ってくれること。確かに彼女とは楽しい思い出がいっぱいある。ナントいっても舞台でオルロフスキーを演じたこと。男装してムチをふるったのが我々のお気に入り。実はそれは自分も同じ役を別の日にやったのだが、ビシッという床をはじく音が妙に快感だったと、思い出しては互いに大笑い。まあ、色んな事をやったものだ。

実は今回のコロナ騒動で、職場から指令が出たため休団せざるを得なかったという人が居る。メンバーは殆ど仕事をしているからそういう事が起きてもおかしくない。彼女Mさん一人だったことが不思議なくらいだ。長い間舞台ではソロをやって来て、個性的な役をこなしていたし、今回も台本を書くときから期待していた。が、蓋を開ければそういう事になってしまって、これまた急遽代役を探した。しかし、時間的に歌うことに集中する他なく、彼女以上に動ける筈もなく、地味な演技に終始したのは無念さが残る。本番前に突如楽屋見舞いにやってきたMさん。長く居られないから見られないという。もの凄い差し入れと多額のお祝い金が彼女から手渡されたとき、無念さがこみ上げた。最後の公演だったのに。。。。

この彼女の行為はなかなか出来るものではない。いくら内情を知っているからとはいえ、だからといってその気持ちを形に、行動に移すことは誰にでも出来る事ではない。Mさん、有り難う。みんな頑張ったよ!

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