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2022年8月12日 (金)

出来るオトコ。

リフォームの不具合が本日めでたく解決した。結果は単純なことが出来てなかっただけのことだったが、まあ、手こずった。以前入ってくれた業者さんが、又入ってくれて数ヶ月ぶりの対面だったがとても嬉しかった。私はこの人の腕に惚れている。腕もそうだが、きっぷに惚れても居る。仕事を楽しんでやっている感じが好き。丁度彼が到着したとき、実はリフォーム担当のお兄さんに余分なお仕事を頼んでいて、真面目な彼が汗水垂らしてやろうとしてくれたのだが、どうにも動かないブツを前に絶望的になっていた時だった。「困りましたねええ。無理っぽいですねえ。」と彼が言ったその時ドアを開けてニヤッと笑って、その出来るオトコが入ってきた。「一体何やっとるんでですか?」「いやあ、これがねえ、ちっとも動かないんですよ。」途方に暮れているお兄さんを一瞥して、「分かったから、ちょっと先に裏見るから。」ともう一人の作業員共々あっという間に消えた。「誰がやってもこれは無理でしょう」的な顔つきで汗を拭い続けるお兄さん。「やっぱり古いから、デザインが今時のとは違うからもうダメかなあ?」と私も内心諦めかけた。そこに舞い戻ってきてくれた出来るオトコは、手短に不具合の説明を聞いて、「これはね」と言うが早いかあっという間に直してくれた。お兄さんの顔は丸つぶれ。なので、あからさまな拍手は出来なかったが、内心ブラボーを連呼。私の目に星が出ていたのだろう。「いやいや、これはね。ここがこうなっているから、こうしてやれば簡単に出来るんですよ。」と朗らかに笑う。いや~。前回も感動物だったが、今回も素晴らしい。、、、いつもはソフトドリンを差し上げるのが常だったが、本日はよく冷えた「エビス」を、「家で飲んでね」と念を押して渡したが、それでも気になって追加でサイダーなど渡したもんだ。こういう人、一家に一人欲しいよねえ。

「出来る」というのは勿論そのスキルがあるということだが、それだけでは人は感動しない。そのスキルをどう使うか?どう見せるか?それ以前に人間性だなあ。ここも大事な要素だと思う。例えばちぇちの楽団がそうだった。皆さん地域で引っ張りだこの人達。特に長くコンマスをやってくれたN女史は、ちぇちの公演前後でもずっと多忙だった人。そのお忙しい方が、我々の練習日程を聞いてこられて、一人でも参加して良いですか?と聞いて下さった。ほぼほぼ皆さんがそういう方で、バラバラに参加して下さったこともあった。アマチュアの団体を側面から熱く支えてくれた人達。本当に有り難かった。今回も含めて何度か指揮をして下さったW先生も、私たちをまるごと抱きしめてくれた。その証のように、二日目の終演後、ロビーでの簡単なセレモニーの時、皆さん泣きながらスピーチをして下さったのは、私たち全員の心にしみたことだ。私たちはなんという果報者か。今回初めて参加して下さったヴァイオリンの女性は、これが最後とは知らずに参加しました。と言われて、無念の思いを吐露して下さる場面も。

早速9月4日には志度ホールで、「ストラディヴァリウスの音を聴いてみたい」という素敵な演奏会が志度ホールで開催される。テレビで見たことのある永峰高志氏が弾くらしいが、そこにN女史は共演される。今からとても楽しみ。

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