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2022年8月 5日 (金)

嬉しくもあり、寂しくもあり、、、。

今日の午後は昔ちぇちの舞台に立ってくれていた、ソプラノSさんがはるばる京都から来てくれた。PCR検査して車での移動。明後日のK女史のリサイタルのために来たと言う。しばらく合わない間に劇的に環境が変化したSさん。小学校の音楽の先生から今や老舗旅館のオーナーになっていた。これが最後は地球は狭いというお話になるのだが、、、。はるばる車を飛ばして会いに来てくれるとは、なんと嬉しい事。

彼女は美しい声と素直な心を持つスリムで素敵な女性だったが、今はかなり逞しくなっていてビックリした。まあ歌に相応しい体型になっていたということだが、現在も声楽のレッスンを受け続けていて、郷里が同じということでK女史とは親密な関係になっているようだ。そしてK女史がニューヨーク時代懇意にしていたK画伯ご夫妻を明日一緒に訪問する事になり、話している内に画伯ご夫妻と懇意な女性が日本での定宿にしていたのが、このSさんの旅館だったというから驚く。かくも地球は狭いのだ。

やはり歌が好きな人だけあって、丘に建てた自宅にグランドピアノを置き、サロン風にして楽しんでいるようだ。子育てが終わり、今が一番自由なんですと言う。ちぇちが解散しなければ入会して通いたかったと言ってくれる。メンバーはそれぞれ次のステージに出演予定がありますというと、「オペラじゃないんでしょう?」と言われる。確かに、そう言われてみると、オペラはやりたくてもちぇち以外ではなかなか可能性が低い。この言葉には少々参った。初めて寂しいという感情が湧いた。

 

朝は、早起きしてプールでの指導の二回目を受ける。受講メンバーが半分に減っていてこれまたビックリ。矢張りコロナのせいか?他のレーンも一人か二人という寂しさ。ただ、今日も一時間やって明らかにリハビリ効果はあったように思う。やっぱり暫くは続けた方が良いようだが、過去にもジム通いをしては続かず挫折してしまった前科がある。ま、考えよう。

ジムと言えば、今回の公演では主役を越える働きをしたA氏も長く体を鍛えるため、ジム通いやマラソンにも参加するなどしていた。最初に、「着替えを見せる」という構想を話したところ、意外にもすんなりと、「分かりました。何でもやります。」と口をもごもごさせながらもOKしてくれた。が、最後のリハーサルで初めて皆の前で上半身裸になると、女性陣からブーイング続出。ナントカ陳列罪になるとかどうとか、、、。少しはそういう意見が出るかもとは思ったが、あそこまで言われるとは、、、ニャントモカンとも。かくして肌色の下着を着用と相成ったA氏。聞けばコロナ禍でマラソンも中止、ジムもお休みで鍛えるところまで行かなかったようだ。なるへそな、肉体美。無念。

 

 

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