高校野球。
元々野球フアンでもなく、高校野球もニュースで見る程度。それが、本日ひょんな事からとある友人宅でキッチリ最初から最後まで甲子園の試合を見てしまった。途中息子からの電話であちらの子供達は髙商に興味は無く、相手の方を応援しているという。ま、そんなもんだろう。立場が違えば応援するのも違って当然だ。
ただ、今日は3人で見ていたのもあり、画面に映る高校生達の表情をそれぞれが違う視点で見ては楽しんだ。応援席もとても自然で、自分の高校の上向きなときは満面の笑顔。逆に負けそうなときの表情はそれぞれが不安一色で、見ていて、「ナント素直な!」とわれわれオバアタリアンはそこにも感動した。可愛い。一日で最も暑い時間帯の試合。水をかぶったかのような汗まみれの選手達には同情するばかり。そして、「これが若さよねえ。」と感心する。「もし我々だったら10分で死んでるわねえ。」と一人が言えば、「応援席でも無理。」とみんなで笑うが、実際高校野球の良さはこのはじける若さかも知れない。でも、せめて夜なら良かったのに可哀想、とあくまで同情する。しかもベンチ席ではマスクしてる!試合内容はそっちのけ。まあ激戦だったのもあり、どちらが勝っても満足だった。監督の采配にはイチイチいちゃもんを付け、「監督の監督が要るんじゃない?」とか言いたい放題。これも「カラスの勝手でしょ!?」的な、、、、兎に角楽しんだ。最後に近江高校の校歌が流れ、平井康三郎作曲とあったなあ。
で、帰る段になってこの家の主Kさんが、もの凄い読書家で、読んだ本を持って帰れと山ほどくれる。読んだ事の無い作家の物が多く、有り難く頂いたが、さて、読めるだろうか?ま、ぼちぼちだ。
夕食後くつろいでいると、イギリスから帰国したY女史が電話をくれて、相変わらずの冒険ぶりを長い時間話してくれる。「今が一番幸せ。」と言われ、ちぇちの最後の公演に行けなかった事を残念がってもくれる。私より大分お姉さんだが、素晴らしいこの自由な生き方。ご子息から大分叱られたようだが、、、、。どう生きても一生だ。