充実の一日。
蛙の子は蛙、とはよく言ったもんで、わが娘は親に似て専業主婦には向いてないようだ。最近とある団体を引き継いで、若い人を巻き込んで朗読の会をやる。てなことで、その打ち合わせや練習をわが家でおやりになると言う。自宅はお邪魔虫がいるので、集中出来ないとのことで、早速本日朝の10時から夕方4時までおやり遊ばした。その間、こっちは近寄らないようにして、パソコンも移動。二階のお掃除をしたりと協力態勢。ま、お陰で本日夕方からのちぇち練の準備も出来たし、遅まきながら短歌も二首提出出来た。故にこれは自分にとっても悪いことでは無いし、若い人が家に来てくれるのも良いことだ。明るい笑い声を聞いているだけで元気が出る。
でまあ、本日は夕方から楽団を主とした練習。普段優しいピアニストに甘えているから、こういうときみんな緊張する。しかも今日はゲスト歌手も加わり、普段とは違う雰囲気。面白いことに、このシチュエーションで普段より頑張れる人とそうで無い人が出る。だからやることに意義があるんだが、、、。結局良い歌を歌うということは、集中力だろう。歌うこと以外の雑念、例えば、失敗して楽団をストップさせたらたらどうしようとか、という思いが生じると途端に発声もいつもと違い、歌詞の内容も吹き飛んでしまう。そういうことが起きないために練習を重ねる訳だが、練習回数だけでも無い。勿論「慣れ」も重要な要素ではあるが、ナントいってもその歌に「愛」を感じなければ成功しないだろうと思う。どんな役どころだろうと、自分の役を愛し、歌で伝えたいことに集中することだろう。ま、言うは易し行うは難し、ではあるが。。。
今回はしかし、友情出演のテクニシャンも複数参加して下さって、ソロは勿論合唱も予想以上に素晴らしい迫力になりそう。これならご来場頂くお客様もオペラの面白さを感じて頂けるのではないか?と思った本日の練習。手応えがあったということだ。
さ、又明日だ。