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2022年2月28日 (月)

リフォーム開始。

漸く今日から工事が始まった。体格の良い若者達が手際よく古いものを解体していく。外に出てきた瓦礫はさながらウクライナの破壊された住居のよう。数時間後には流石の若者も腰を伸ばしたりたたいたり、、、無理もない。重いモノを何度も何度も外へ運び出すのだ。凄い労力だ。

ウクライナはどうなっていくんだろう?わが家はすぐに修復に入るんだけど、あの爆破された住居なんかは住めるようになるには相当時間がかかるんじゃないだろうか?次々とどのテレビ局も現地からの生々しい様子を放映し始めている。泣き叫ぶ子供や少女たち、必死で泣くのをこらえながらもなんとか言葉を紡ごうとする老婆。「誰も助けてくれない。」が出てきた言葉だった。こういう映像をプーは見ないんだろうなあ。一部の報道ではロシアのほんの数人しかこの戦争にはかかわってないらしい。それであれだけのことが出来てしまうのだから、ホントに恐ろしい。

ナントかならないものだろうか?ロシアも落とし所が決まっていてのことなんだろうか?分からないことだらけだ。

陸続きの国々は好むと好まざるにかかわらず歴史上国境というものに関して紛争が起きてきたのは知っている。一住宅でも隣との境界線でもめるのはよく聞く話だ。人間とはそうしたものなんだろうとも思う。島国の日本はその点恵まれているとも言える。が、色んな意味で昔とは違うはずだ。地球規模で協力し合って、例えば温暖化なども解決しようとしている最中だ。オリンピックにしても色々あってもスポーツを通して世界が手を繋ごうとしているわけだ。ちまちました「我」を超越した言動が求められてきている時代だ。何で今更こんなドンパチを繰り広げるのだろう?失うものばかりではないのか。

 

今日は短歌の師匠から自著の第6冊目が届いた。ホントにこの方のエネルギーにはほとほと頭が下がる。白が基調の美しい装丁にタイトルは「白風」このセンスも良いなあ。今宵はこれを読ませていただくことで、黒く染まった心を塗り替えて貰おう。こうして短歌を詠んだり読んだり眺めたり出来てることはなんと幸せな事だろう。

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