今日は歌会。
歌会は大体顔ぶれが決まってきているが、今日は東京からリモートの見学ですという男性が参加してくれて、それだけで雰囲気が変わる。矢張り新しい風はどんなものにも必要だと感じた。歌は時節がらコロナに関係した物も複数在り、それぞれ視点が違って面白い。しかし短歌は難しいなあ。ただの文章でも、その意図するところを正確に読み取るのは困難な場合が多々あるが、短歌のように作者が思いを込めて練り上げているものは読み手も真実に近づこうと努力するが、なかなか到達できないもどかしさがある。作者登場で初めて、ああ、そういうことですか!?となる場合がある。これがするっと理解出来るようなものを詠むのも難しいし、さっと理解するのも難しい。
先日、とある有名ソプラノM女史とテノールN氏のコンサートに娘が行き、感想を言ってきたが、「驚いたのはどこにも力が入ってないような、するっと耳に届く歌声だった。」と言う。きっとそうだったろうとは思うが、そういう風に聞こえるように歌うのは技術が必要なんだよねえ。なんか、短歌も似ているところがあるように思う。水鳥が涼しい顔をしてすいすい水面を進んでいても、水の中ではしきりに足を使っている、というアレだ。友達と二人で行き、二人とも涙涙の良いコンサートだったそうだ。矢張り生は良かったと弾んだ声で伝えてくる。そうなんだよねえ。生が一番。
ところで、昨日は何回も夜中に目覚めて、寝不足~~の状態でリモート歌会に臨んだが、近頃翌日に何か予定が入っていると思うだけで熟睡出来ない。スマートウオッチによれば熟睡時間は1時間半だったそうな。寝る子は育つの例え通り、寝ることには自信があったがやっぱり年か?
てことで、本日は9時だというのにもう眠い。素直に寝ることとしようか。でもねえええ。