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2021年11月

2021年11月30日 (火)

餅は餅屋。

転倒して二日目というのもあり、アチコチまだ痛むし、昨日はちぇちの練習をサボろうかとかなり迷ったが、ま、早退もありかと出かけてみる。行けば、やることはあるし、会長のお出ましまで折角来てるみんなを只待たせるだけでは時間がもったいない。発声練習などやっている内にピアニストも到着。やおらわいわいやっていると寒そうな顔をした会長が入ってくる。で、仕事の具合で不参加かも、とラインに書いてきていたA氏もバタバタとやってくる。で、どんどん始めて行くとやっぱりドニゼッティは面白い。ただ、重唱になるとやたら耳が良い会長の指摘が入り、なかなか前に進まない。本人は出しているつもりだが、外に聞こえてくる音が微妙にフラットしてしまうことがある。そこを何度もやり直し、最後はこればっかりやってても困るからと次回に積み残すことに。重唱はホント難しい。キレイに決まると歌ってる本人達が気持ちよいはずなんだけど、少しでもずれると耳を被いたくなる時がある。ま、訓練しかない。

で、早退するつもりが、結局最後までいて、事務的なことを依頼したりしてから夜の街を走って帰宅した。こっちが出かけるのと入れ違いに夫がプールから帰宅していて、「お互いこうして出かけられてる内が花ね。」と言い合ったことだったが、帰ってみればあちらさんは既にご就寝。で、こっちはゆっくりビール片手にパソコンに向かう。が、近頃Wi-Fiの調子が悪く、これは孫べえが勝手にいじったからだと決めつけて、ナントかならないかとそこから格闘を始める。スマホで情報を検索したり、色々やってみたが、どうもよろしくない。これはやっぱりプロに依頼だなあ、といつものT氏にライン。気が付けばこの時点で午前様。身体の痛みは忘れていた。というか、夕べぐっすり寝たせいか、今日は全く痛みを感じない。

で、約束の時間にT氏がやってきて、テキパキと解説付きでこんがらがった回線を正しく繋ぎ直してくれる。いつものことながら、ホントに有り難い。たまたま近くに引っ越してきてくれたし、便利便利。ただ、どうもこれは孫べえがいじくったからではなさそうだった。二度と触らせないぞと心に決めていたが、ムムム。で、パソコン回りの整理も出来てやれやれ。

T氏には4歳になったばかりのお坊ちゃまがいて、この子が育つ環境にして当然のようにIT王者の素質を持つ。スマホをひらがなでスイスイ打つ姿をスマホで見せて貰ったが、凄いとしか言い様がない。うちの孫べえは5年生だが、それでもこのパソコンという新しい機械にぞっこんで、隙さえアレバ触りたがる。学校でもプログラミングの授業がある時代だ。一体どんな社会になっていくんだろう。

パソコンが安定したおかげで、メンバーが今電話で教えてくれたやり方で、高松市への書類も出来そうだ。。。。雨だなあ。書類は明日にしよう。ふ~っ。

 

 

2021年11月27日 (土)

限界。

何かと限界を感じることが多くなった。さっき簡単な棚が壊れた。元々かなり簡単なもので、分かっていたはずが許容量以上の物を乗せていたのが悪いんだが、にしてもここまで簡単だったとは!?で、夕飯のあとで、ドアも閉め、暖房機を持ち込んで、さあ、本格的に直そうと思った瞬間あ、わ、わ、わ、、、、バランスを崩して後ろに転倒。幸い狭い場所だったため倒れてしまうまでに支えてくれる物が沢山あり、完全転倒には至らなかったが、妙な格好で身体がねじれて、起き上がろうにもどうにも立ち上がれない。大きな声で、「お父さん!」と何度か呼んでみたが、テレビの音はワンワン大音量だし、ドアは閉め切っているし、最近とみに耳が遠くなった夫はさっぱり反応がない。頼りの孫べえは遠い部屋にいて、しかもヘッドホンで友達とゲームしている。結局仕方なくそろそろと用心しつつ二次災害が起きないよう気をつけながらなんとか立つことが出来た。その事件でショックを受けて、継続する元気がなくなってしまう。どうせ自分がやらなくてはいけないんだから、いつやっても良いわけで、もういいや、とばかりふてくされてそのまま放置。

で、その前は、近頃ipadの調子が悪く、バージョンアップが出来ないので、全て初期化すると、孫べえが主張するので、ま、それも良いかとOKする。どうせお店に持って行くのも面倒だから、と思ったが、まさか五年生が出来ると思ってなかったのもあり、適当に返事したのだが、パソコンであれこれ探っていたと思ったら、「出来るよ!」と鬼の首を取ったように興奮してパスワードを入れてくれと言う。結局最後のそこはこっちがやって、出来てしまった。いやはや今時の子供はホント早熟だ。多分完全に理解してやっているわけではなく、カンと予想と空想と試行錯誤で回路を完成させただけなんだろうが参りました。ま、こういうのも彼にとっては全く無意味ではないんだろうからと、ある種のゲーム感覚で自由にさせている。

二泊三日でお泊まり中の孫べえは、よく食べよく遊び、自由を楽しんでいる。今日はアートフラワーに連れて行こうとしたが、「月金で学校にいってるのに、ゴールデン休日は休ませてよ!」ときた。まるでサラリーマンのようなセリフだ。そりゃあ家よりはちやほやされて、好きなだけ動画を見たりゲームをしたり、良い時間なんだろうなあ、と思いつつ、、、こういうのもぼちぼち限界が来てるなあ、と思ってしまう。イコール、出来るときはやっておこうとも思うのだ。一緒にワイワイ笑いながらゲームを楽しむなんてのも、そう何年も続くとも思えない。今のうちか。

で、食事の時に例の中学生の殺人事件のことを話題に出して見た。すると、勿論知っていて、学校でも話題に出たようだ。が、みんな知ってるけど、深くは話をしなかったらしい。良い機会だとばかり、夫婦で挟むようにしてこの事件についての意見などしっかり話し合った。頭も心も柔らかい内にこういうことも話し合うのが良いと思うからだった。

ま、こうして毎日忙しいのではあ~る。

2021年11月24日 (水)

悪について。

実は先日から夫の身に奇妙な悪意あるものが付き纏っている。最初に電話を受け取ったのは私で、FAX番号を教えてくれと言う。内容はボランティアに関する物だというので、これまでにもそれに似たものは全て受けていたので、何の疑問も持たず教えた。すると、そこから、まるで、「文○」砲かと思うほど悪質な誹謗中傷が、ご丁寧な週刊誌の記事の形をとって無いことのオンパレードで送られてくる。何度目かの物は夫がFBに載せている写真まで転載して、経歴までそっくり転写している。わが家だけかと思っていたら、某美術館にまでFAXを送りつけている。要するに夫の関係先に無差別に送っているわけだ。そして、同じような被害に遭っている人は他にもいるらしく、所謂人権問題に関して逆恨み的なものを感じての行為らしいことまでは分かった。これは、大変不愉快。と思っていたら、今夜も電話がかかってきた。しばらく話していたようだが、結局らちがあかず電話は切れた。話の内容が支離滅裂で、意味不明、とは夫の感想。ま、法務局に連絡はしてあって、近く何らかの解決をみることになるだろうが、それにしてもひどい話。ある種の被害妄想かもしれないが、、、、。

今日は、中学生が同窓生を刺し殺したという、酷く悲劇的な事件が報道された。昨日NHKで、加害者の家族についての救済など特集されていたが、事件にかかわる被害者は多くの人の同情を買い、周辺からも手厚くかばってもらえても、加害者は糾弾の対象にこそなれ、誰からも同情されないばかりか、加害者以上に非難されて人生が崩壊してしまうらしい。その番組を見たせいで、今日のこの事件も、勿論一番の悲劇はあの若さで刺し殺された当事者とその家族なんだが、おそらくはやった方にも家族がいて、大変な事になっていくのではないかと思った。そこを考えると、踏みとどまれないのか?「殺したい」と思うほど憎いと思っても、実際に行動に移すまでには時間があるはずだ。その間に誰かに話すことが出来ていれば、と思うが、それが出来ない状況だったということか?

「悪」の裏には様々な「事情」が横たわり、簡単には判断できない。「マクベス」じゃないが、キレイは汚い、汚いはキレイ。光りの宛て方で評価は変わる。

2021年11月23日 (火)

Vivere(生きる)

先日手作りのブランデーケーキを頂き、食べ頃までと冷蔵庫に入れておいた。丁度タイミング良く夫がおやつが食べたいというので、大きめに切ってあげると、しっかりした生地にフルーツが練り込まれているせいで、ずしりと重いほど。それをさも美味しそうに食べ、お代わりまで食べてビックリ。直前におうどんを食べた所だったのに、いくら泳ぎに行くからといって、、、、これは大変珍しい。よほど美味しかったのだろう。確かにとても感心して、「この味はプロだなあ」とかなんとか言いながらではあったが。

私はといえば、実はおなかの調子がイマイチ。昨日友人に誘われて行ったうどん屋で、この寒いのにと笑われながら氷が乗った冷やしうどんとゴボウの天ぷらを食べたのだが、帰宅して暫くするとキリリとおなかが痛くなり、酷い下痢。慌てて友人にラインすると全くなんともないと言う。あちらは暖かいのとカボチャの天ぷらだった。なんかゴボウを食べるとき、ちょっと違和感があり、全部食べるかどうか迷ったのだが、残さない主義でつい全部食べてしまった。どうもあれが悪かったようだ。というわけで、朝からお粥。だからケーキはお味見だけ。確かに口には美味しいが、ま、完全に治ってからにしよう。としまい込む。、、、自分は全くこの手のものは作らない人で、豆にこういうことされる人にはホント感心するばかり。

本当は今日は来年8月に予定しているコンサートの練習日で、全体の構成など打ち合わせも兼ねる予定だった。が、運転してはるばる出かける元気が出ない。こういう事はあまりしない人間だが、お断りのメールを入れる。順調に練習が進行したと知らせて貰い一安心。ちぇちの公演ではないが、何かと縁のある方々の演奏会。無事開催し、成功して欲しいものだ。

あちらでもこちらでも次々と演奏会の再開がFBなどに出ている。だからという訳ではないが、夜寝る前に無性にオペラが聴きたくなり、夕べはちょいと面白い物を聴いた。ラジオの聴きのがし番組の中にあったもので、ジャンヌダルクを描いた作曲家になるオペラのあれこれ。時代背景により、女性が男装して軍を率いるのをよしとする時代とそうでない時代があり、それによってストーリーも変遷していくというもの。史実とはかけ離れた内容になった物もあるらしい。そういえば、我らが地元出身のK女史がびわ湖ホールでのその主役を急に振られて、確か二週間で暗譜して臨んだと聞いた。日本語でも難しいのを原語でやってのけ、後の放送ではプロンプターの声が邪魔になるほど完璧に歌っておられたのを思い出す。彼女の日本での活躍が始まった頃の話だ。間もなく12月に京都のホールでリサイタルをその名も「Vivere~生きる~」としてされるらしいが、まだ県外に出かけるにはちょっと勇気がいるなあ。還暦コンサートを終えてもまだまだ意気盛んなこの方のパワーには脱帽だが、、、。

2021年11月21日 (日)

人の心の温かさに触れた日。

今日の朗読会は、予想以上に人も集まってくれて、皆さんが熱心に聞いて下さる良い時間だった。お声がけさせていただいた方々が口々に良かった、感動した、と言ってくださるのには本当にホッとした。正直、我が子の舞台は、芝居以外は今もってこっちが緊張する。お芝居を東京まで観に行ってたときは、全くそういうことが無く、物語の一登場人物として眺めていられたが、こちらに帰ってからの活動は、シャンソンの演奏や、こういうものはどうも親子関係から逃れられない。全てが終わるまで、こっちも一緒に出演しているような気持ちから解放されない。だから、終わってからどっと疲れが出る。やっぱり母親なんだと、思い知らされる。

それを、少しずつ和らげてくれるのが、後から届くメールの数々。それぞれがそれぞれの感想を綴ってくれて、それを読む内に段々復活してくるという次第。

今日の会を、公演として考えるとき、矢張り集客は大事だと思った。お客様の創り上げる空気というものがある。その空気が段々熱を帯びてくると、出演者もそれに対応してくるものだ。そうした目に見えないやりとりで一つの公演が完成する。

内容が、被爆者の体験した事であったりして、一部読み手が感極まって嗚咽とともに声がかすれたりする場面もあったが、それが本当だろうと思う。彼女は初めての参加でよく踏ん張ったと思う。こうした朗読は本当に難しい。以前、雪村いずみという歌手が、母親の死の間際、子供と言葉を交わすという歌、「約束」を歌っていたが、よくあれが歌えるなあ、といつも感心して聞いていた。いつか自分も舞台で歌ってみたいと考えた事もあったが、どうも歌えそうになく、断念した覚えがある。どこか一点では醒めてないとこういうものは不可能だ。

 

それにしても、この会を長年続けてこられたH女史。極々短いものを一篇読まれただけだが、その凄さに、これぞ芸術。と、心の中で感嘆した。信念を持ち続け、ひたすら伝道師としてのご自分を守り通してこられた方の、そのオーラたるや、日本中、いや世界に出しても通用する力があった。この方は財産だと思う。たとえ車椅子になっても続けていただきたいと強く願ったことだ。

 

今日は受付その他お手伝いにちぇちのメンバーNさんも入ってくれて、「感動しました。全く触れたことのないお話で、もっと他の人にも紹介します。」と言ってくれたのは有り難かった。1年に一度のペースだが、こういう人が一人でも増えてくれると嬉しい。

今日は一日晴れていたなあ。

2021年11月20日 (土)

忘却の罪。

明日は娘の引き継いだ朗読の会本番。ヒロシマに関する文学や暮らしの○○という有名なというか歴史のある本の発掘版を何人かで読むという。最初に聞いた時はちと荷が重いのではないかと多少の危惧も感じたが、ま、何より若目の人が(若いとは言わない)こういうことに関心を持ち続けることに意義があると、賛成することにした。すると、似たような年齢の人を巻き込んで仲間を増やしそれぞれの立場でしっかり準備した。

人間は忘れる動物ではある。だから忘れてはいけないことは引き継いで行かなくてはいけない。わが母が健在の頃、息子はしきりに訪ねて母の昔話を録音していた。主に戦時中の話だ。繰り返し話してくれたため、今でもよく思い出すが、異国の地にいて、しかも大きなおなかを抱えて山中に疎開。深夜に漆黒の闇を照らしながら焼夷弾が降ってくるのを眺めながら、「ああ、なんとキレイだこと。。」と不謹慎にも思ったという。まるで大規模な花火みたいだったと。。。昼間、身重な身体で、見てはいけないと注意されても、目の前をトラックに積まれた死体の山の中に、母親が真っ赤に血で染まった子供を抱く姿など、日常的に見たという。だからかなり神経も麻痺していたらしい。無理もない。そしてまだ20代だ。今の20代の女性達を思うと、隔世の感がある。

こうした体験を持つ人たちが段々いなくなってきた。我々世代もただ聞いているだけだが、それでも戦争の恐ろしさは十分分かっている。が、今の若い人たちは知り得ない環境に生きている。そのことが、又愚かにも再びあの惨劇を繰り返すかも知れない。手当が必要だ。無関心が何かを引き起こさないことを願うばかりだ。

2021年11月19日 (金)

高齢者講習会。

これでもか、と「高齢者扱い」されている最近のアチクシ。本日は運転免許書き換えの為の事前講習会。実地プラス目の検査、プラスDVDの鑑賞。都合二時間の缶詰は、ちと疲れた。一番元気だったのはハンドルを握っているとき。最初に運転は好きですか?の問いにためらいもなく「ハイ」にチェックを入れただけのことはある。試験官のおじさんも、殆ど注意もなくスイスイと誘導。次の人が運転の時はこっちは後ろに乗っているが、その女性があまりに緊張しているので、和ませる為に言ったもんだ。「こんな時に事故る人っているんですか?」すると、言下に「ありません。」とのこと。でしょうねえ、と答えながらもこっちまで緊張してしまう。なのでホントは良くないかも知れないけど、幾つか会話を挟んで笑い声もある中無事終了。ま、試験じゃないから良いんじゃない?

教習所に着くまでの間、一人で三木町のイドモールへ。久しぶりにMというレストランでランチ。どこも感染対策がよく行き渡っている。ゆっくりのんびり食事を終えて、少しばかり植木など冷やかして、バニーサボテンを見つける。ちょっと迷ったがこれも出会いかと購入。そこから10分ほど離れたところにあるという卵屋さんを目指す。うちの顧客の娘さんが「桑の葉か実を食べさせて生ませた卵」を販売しているというので、いつか行きたかったのだ。そこは卵掛けご飯などランチも美味しいらしい。が、本日はその「金の卵」なる物と、卵焼きとお惣菜を購入しただけ。この卵焼きが絶品だった。卵食べてる~という味。

そこを出て、又又近くのみろくの里へ車を回す。こちらはJA経営の道の駅。新鮮な野菜や果物を買って、時計を見たら丁度良い時間。予定時間の5分前。全く無駄なく時間を使ったという感じ。それもこれも、好天気のおかげ。

で、先ほどネットニュースを見ていたら、「高齢者取り扱い説明書」という本があると出ていた。そこでショッキングな以下の文章が目に付く。

「高齢者にとって抽象的な話は「覚えられない」どころか「聞こえにくくなる」ことがわかっています。脳の処理能力や耳の処理能力の問題で抽象的な話は聞こえなくなるのです。」

そりゃあまあ、聞きたくない話は聞こえないとは昔からよく言われるけどねえ。それが抽象的な話の場合とは。そんないつもいつも具体的には話せないよねえ。が、これは夫で試してみる価値はありそう。

やってみるか。

2021年11月18日 (木)

参った!

今朝保健センターでの胃がん検診。8時台に車に乗ることはまれで、混むかもしれないと早めに行きすぎて、番号札は1番を頂いた。待ち時間で書くアンケート用紙で傑作なことが起きる。「最近手の力がなくなったり、寝返りを打ち憎いと感じますか?」という質問に、なんでこの二つがくっついて質問されるのか?と多少疑問を持ちつつ素直に「ハイ」にチェック。すると問診室で、「じゃあカメラのベッドが移動するときに取っ手が握れませんか?」と訊かれて初めてああ、そういう意味だったかと理解。慌てて手を振って、「大丈夫です!」と笑って答える。質問の意味をちょこっと書いてくれれば良いのに~、とは内心の言葉。

お決まりのバリウムだが、もの凄く飲みやすくなってる。スイスイと終わって、いただいた下剤を持参した水で流し込む。実はそのまま、お気に入りのカフェでモーニングを食べて、温泉に行くつもりだった。晴天に温泉が最高の薬。が、運転中に早くも催してきた。こりゃ駄目だと諦めて帰宅。そこからがまあ大変。メチャクチャ薬の効果がありすぎて、二錠飲んで効果が無ければ追加で、といただいたもう二錠なんか飲む必要が全くない。「しっかり食べてください」と言われ、朝ご飯に食パンとコーヒー。お昼に冷凍のパスタをチンしてその上冷凍うどんまで。その全てが出てしまった感があるトイレ通い。段々体力が奪われ、だる~くなってくる。普段薬を飲まないせいか、メチャクチャ効いた。買い物にも行く気がせず、買い置きの物で晩ご飯。卵を買っておいて良かった~。カニカマで蟹玉にしたら、けっこう美味しい。ブロッコリーやアボガドでサラダ。本日は以上。それに寿司飯ご飯にして、インスタントのスープ。晩ご飯食べてもまだ駆け込む。傷みは和らいだが、前からこの薬こんなにひどかったっけ?

明日は運転免許更新の為の講習。実地もある。、、、今日もスーパーに飛びこんだ人がいるし、しっかり訓練とチェックは必要だ。にしてもねえ~。こないだは30代の人も確か岡山で、40代は髙松でも、よく聞くよなあ。年齢も無いとは言わないが、若くても油断がある。

気をつけよう。

 

2021年11月17日 (水)

バタバタバタバタ。

住んでる人間同様、経年劣化の甚だしいわが家。こないだからあっちこっちと修繕したり買い換えたり。本日は洗面台。今日でないと混み合っていて出来ないと言われ、手伝いはお嬢に断られ、仕方なく一人で全ての家具や棚を動かして物の通り道を開けた。やりながら私ってまだいけるじゃん?と思いつつ、、、。3時間もかけて普段しない場所の大掃除と相成った。汗じっぷり状態の時に工事の人がやってきた。そして、古いのを取り除いたら、当然のことながら古い汚れもあるわけだ。工事は物をどかして新しいのと入れ替えるだけ、とは聞いていたが、ホントにそうだった。従って新しく出現した汚れはこっちが必死で取り除くということに。それが簡単ではない。強力なクリーナーでも駄目で、遂に漂白系のものを使う。あちらこちら開けてだったし、マスクだったから影響はなかったが、、。今日がお天気でホント良かった。

で、ナントかめでたく工事は終わる。が、そこからが又大変。動かした物を全て元に戻す作業が待っていた。で、そこまでは工事の人の取り付け作業が終わるまでお休みだったのが良くない。一旦休んだ筋肉は再び動きたくないとだだをこねる。無理して動くほか無かったが、あちらこちらが段々きしみ始める。最後に大きな引き戸を入れる段になって、も~限界。ガンバッテやることはやったが、炊飯器をセットするのが精一杯。そこからしばし休憩。

いつの間にか外は夕闇が拡がり、せっかくの晴天も終わってしまった。。。と蜜柑の皮を剥いていてふと思い出した。イケナイ!洗濯物を取り込むのを忘れていた!

 

今日はとにかく忙しかった。朝はコミセンに使用料金の支払いに行き、その後市民劇場の運営会議。来年1月の青年座のお芝居の担当が当たっている。会員全員で運営しているから、沢山あるお仕事の分担を決める必要があるわけだ。十数人で先日のマクベスの感想を述べ合うのから始まったが、みんな一様に感動したということだった。やっぱりシェイクスピアは面白いんだ。しかもあの斬新な演出だ。記憶に残る作品になったってことだろう。

会議の冒頭、会の趣旨についての説明があったが、永く会員の私でも、こういう話は聞いた方が良かった。一番は「芝居を楽しむ」だが、「日本の演劇界を応援する」とか「コミュニティを育て、民主主義を育てるロマン。」というのもあり、これは多くの団体に共通するものだと思った。文化は一人や二人では発展も成長もない。オペラの世界しかり、短歌の世界もそうだと思う。これが簡単ではないのだが、皆の力で永く継続しているこの団体は素晴らしい。一時期は4千人もいた会員が、現在は700人足らず。それでもちぇちがそれだけの観客を動員するのは至難の業だということを思えば、凄いことだ。2ヶ月に一回異次元に行き、色んな気づきをさせてもらえる。舞台に立てなくなっても、見るのは可能だ。

そういえば、香川の音楽業界で知らない人の居ないT先生が遂に最後の舞台となるコンサートがあるようだ。小ホールの予定が、申し込みが多すぎて大ホールに変更になったというから先生の人気は半端ない。が、それでもそういう時は来る。

 

2021年11月15日 (月)

指導者。

今日はW先生ご登場。期待以上の盛り上がりになった。なんだ、みんな声が出るじゃん!?マスクがじゃまして、とかモチベーションがとか、言い訳ばかりして本来の力を出し切って無かったのがよく分かった。結局、指導者というのは、その人の持つ力をどれくらい引き出せるかってことが最重要なんだと、つくずく実感した。技術だけでは駄目だ。一番はパワーか?そして強くは言うが、決してその人を全面否定はしない。厳しさの裏に優しさがあふれている。それは即ち音楽を愛するが故のことだろうと思う。

いよいよ始まった、という緊張が良い意味でみんなに漲ったと思う。今日がリハーサルか?という程充実の3時間ほど。見学に現れた元団員の大量の柿の差し入れもあっという間にはけて、ビタミン補給もバッチリで、休憩中のみんなの笑顔がとても良い。

そしてこれまでの練習の成果も思った以上に褒められて、もっと高見を目指そうという気持ちにさせてくれた様に思う。地道な練習の結果だ。

 

帰宅して、短歌の機関誌の校正をと、誌面とにらめっこしても、やっぱりどこも間違ってるとは思えない。これで、出来上がりにミスが出るとがっくりくるだろうなあ。

何をやるにも根気が要るなあ。。。。

2021年11月13日 (土)

朝は地震があったのに、誰も知らない。

今朝はちょっと揺れて、たまたま寝る前に香川県作成のYouTubeで、南海地震の詳細なシミュレーションを見たばかりだったのでぎくっとした。それによると、かなり近い日にやってくるという。あの五剣山の突起部分が崩れたのは前回の南海地震だったそうだ。何か備えをしなくっちゃ、と思っ手買い置きしてるのは、飲料水と火がなくても食べられるカレーとかいうものだ。半信半疑で購入してある。防災グッズもリュックに設置済み。ベッド下にはスニーカーと電灯ラジオを置いてある。が、肝心の自分の体力がどれほどあるかで、こうしたものが役立つかどうか?

ホント、人間て弱い生き物だなあ~。

 

最近何故か綾川方面に出かける事が多い。目的はバラバラだが、今日はちぇちのメンバーの車でH先生宅にお歌の練習に行く。朝はぐずついていたお天気も午後はキッチリ晴れ渡り、H先生が応援してくれているかのようだった。

わがぼろ車と違って、高級なセダンにゆったりと乗せて貰って、スイスイと気持ちの良いドライブ。しかも若い人の運転で安心度も高い。一人なら寝ていくところだが、今日は色々とお喋り。お互い喋ると、へえ、ふ~ん、そうなの?ってことで情報交換にもなる。練習以外で会うことが殆ど無いため、これは新鮮だ。

いつものように丁寧に出迎えてくださった奥様は、お一人暮らしにも大分慣れてこられたようだ。幾分以前より朗らかになられたような気がする。ピアノというパートナーがいて、ホントに良かった。

 

難曲に取り組んでいる3人の女性は、約1時間半頑張った。やればやっただけのことはあり、問題点もクリアになってきた。明日はW先生の初めての指導日ということで、泥縄式の練習だったが、さあ、あの男らしいレッスンでは、何をいわれるか? 楽しみなことだ。

ようやく、本格的な練習開始だ。

2021年11月12日 (金)

再会。再開。最下位。

昨日はこれ以上無いくらいの荒天の中、予定通り約1時間の運転で女4人のランチ会。私以外三人とも初めてのお店だったので、好奇心満々。その期待を裏切らないお料理のはずだった、、、。いや、お店は悪くない。問題はかしましいプラス1のこのグループが悪かった。このお店の売りの一つ、オードブルの盛り合わせが運ばれてきた。その大皿の中には小さなガラスのグラスが付いていて、半透明の液体が入っている。確かこれは食前酒の代わりのジュースだったと思い自らそれを持ち上げて、「久しぶりの再会にかんぱ~い」と言うと、3人が3人とも口をそろえて、「それはドレッシングよっ!」とのたまう。あれれ?前に来たときはこれで乾杯したんだけどねえ?と弱々しく言うと、「そんなわけない。これはドレッシングをかけてお召し上がりくださいって、確かに聞いた。」とまたもや口をそろえて反論される。気の弱いアチクシは、「そうなん?てっきりこれはジュースだと思ったけどねえ、、、。じゃあ、しょうが無い。」と素直に言って全員それを野菜の方にザブリとかける。暫くして、「なんか甘いよねえ。」と口々に言う。やおら、一人が、「これなあに?」とスプーンを挿した陶器を指さす。「げげっ!それがドレッシングじゃないの!?」と叫んだが時既に遅し。全員ザブザブの野菜を半分ほども食べた後。慌てて本物のドレッシングを足してみるが、ちょっとねえ~。「だから言わんこっちゃない!?」と一応抗議したが、只で引き下がる女達ではない。正確に覚えてないこっちが悪いと言われ、次は、お店の人がちゃんと説明してくれなかったのが悪い、となり、最後は、ドレッシングの置き場所が悪い。真ん中に置いてくれれば誰だって間違わないのにで、チョン。しかし、多分お喋りの方がお店の人の声をかき消していたのではないかと思うおみっちゃんではありんした。

そこにたどり着くまでの荒れ模様の天候は、やっぱり何かを暗示していたのかも~。こっちは運転しながらなんとなく一波乱ありそうな予感もしてはいたんだけどねえ。まさかこうまでぴったりとは!?

話題はかつて一緒に旅をした話とかが中心。あれは一体何だったのか?よくもあんなにしょっちゅうバス旅行に行ったわよねえ。となる。殆ど寝てるような東北旅行とか、色々ねえ。と思い出バナシには事欠かない。で、またもやこっちに矛先が向く。「そういえば、あんたはどこに行ってもソフトクリーム食べてたよねえ。。。」「そうそう、高遠の桜の桜入ソフトや、金沢の金箔入りねえ~。。。」「どこに行っても必ず食べてたわよねえ。と言われ、「そうその通り。棺にもソフトクリーム入れてねえ~。」「そんなことしたらぱっくり口が開くわよ!」と来た。誰一人、「心配しなくてもアンタは先には死なないから。」とは言わない。。。。というようなシュールな話題もありいので、お開きとなる。店頭には近所で採れたらしい野菜が格安で置いてあり、立派なほうれん草ねえ、と言いつつ買った菜っ葉が実は小松菜だったという落ちがつき、その上こっちが買ったレモンにしてはまあるい柑橘は、食べてみても何だか分からないという不思議。まずくはないが、レモンじゃなさそう。一個残してお嬢に今日渡したが、あれが一体何だったのか、、、。ミステリー。

帰り道どっかに寄る?と言いつつ、こっちの運転は何しろ速いので、あっという間に東バイパスまで戻ってしまう。内一人が屋島のカフェに行く用事があるというので、二次会はそこでとなり、またしても降り出した雨の中、足を伸ばす。こっちはケッコウ訪ねるお店でオーナーも顔見知り。4周年記念でタイムリーにソフトクリームが付いてきて、ご機嫌なアチクシにさらなるプレゼント。実はお店の知人がお店にもってきたらしいとろけるわらび餅のお裾分けまで頂いて、チョーご機嫌。こうして、締めはチョーチョー気分がアップ、再び皆さんをお送りして昨日はジ・エンド。

この一連の流れ。アチクシは最下位だったと思うがどうだろう?「又行こうねえ。」「ハイハイ~」

2021年11月10日 (水)

バタバタの一日。

今日は朝からホントに忙しかった。次から次へと用事が入り、急な仕事も入ってくる。気になっていることに手を付けようとすると他のことを思い出しては別のことをやっつける、の繰り返し。いやはやこんな日もあるんだ。

その上、出勤しているお嬢から電話があり、どうやら出かけるときに家のキーが見当たらず、夫婦ともそのまま出てしまったから、孫べえが帰ってくる時間にはマンションまで出動して欲しいというもの。ハイハイと答えながら、時間のやりくりを考えている。予約客の終わる時間に近いから、大丈夫かなあ?今日はコープだし、クリーニングやさんも来る日。などなど、、、。まあ、ナントかギリチョンで間に合ったが。結局昼ご飯も食べてないままだったので、夕飯の食材を買いに行くついでにお気に入りのパン屋さんに立ち寄ることも忘れない。ところがギッチョン。お気に入りのお店のお気に入りのパンが無い。どうやら売り切れたらしい。仕方なく他のを買って小腹を整える。スーパーでウーロン茶など買って、、、意味ある?

今日は短歌の機関誌の校正なるものもお役目を頂いていて、ここ二、三日やっているんだけど、いかにも自分が校正には向いてないということを実感するばかり。要するに緻密でないし、不注意だし、O型気質丸出しなんだ。ちぇちの台本だって、傑作な間違いをやらかしてはメンバーに大笑いされているくらいだ。でもって、ちゃんとそういうのが得意な人も居るから有り難い。ま、少しでもお役に立つなら、ってところだ。

これまで、そう丁寧に「校正」の目で原稿を見てこなかったが、12ページにわたる紙面を校正して正しいものにするのは本当にエネルギーがいる。勿論本人は間違えているつもりはないんだから、第三者の目がとても重要。客観的に物事を見る勉強にはなる。が、実のところ私なんかがやって良いのかなあ?と不安でもある。ま、いつお払い箱になってもしょうがない。創始者が賢明に継続させようとしていることに、無い力を振り絞って、少しでもお役に立ちたいというだけのこと。

、、、明日は雨らしい。。。。何年かぶりにランチを一緒にという約束の日。そりゃあ、雨も降るわいなあ~。

2021年11月 8日 (月)

12時間の睡眠って。。。

今朝は驚いた。起きてみたら階下でガンガンテレビの音がしている。又例によって夫が大音量でテレビを見ているのだ、、、と時間を見るとげげっ間もなく11時じゃあござんせんか!?スマートウオッチで調べると12時間の睡眠とでる。わ~お。素早く着替えて何か言われるのを覚悟で下に降りる。が、夫はどっかにお出かけ。これじゃあドロボーさんが来てても全く気付かないわ。

で、まさにブランチをとパンにオリーブオイルを付けて野菜ジュースで流し込む。夫の煎れてくれてるコーヒーでようやく目が覚める。一体全体どうしたことか。つらつら思い返すと、目覚める前には、既にあの世に旅立って久しい親友Mと話した記憶が。ヤバい。お迎えに来てくれてたのか?

本日のちぇちの練習時にこの話をみんなに出して完全に引かれたなあ。眠りが死と同じようなものとすれば、半日死んでいたことになる。身体の芯が異常に疲れているのは感じていたが、流石にこれだけ寝たおかげで、その芯はなくなった感がある。

練習中に少し降り出していた雨が、ただ今結構な勢いになってきた。このせいかもしれないなあ。低気圧症候群とかいう、あれだ。もともとむち打ちがあるし、全身細胞が衰えを感じている昨今、ま、あってもおかしくない症状かも。

昼過ぎに帰ってきた夫が、お母さんは寝ない過ぎか寝過ぎるか極端だ、と言う。確かに。規則正しい生活からは無縁の生活。ちょっと心を入れ替えてみるかなあ。でも、今日のように練習から帰宅して、一人でビール片手にパソコンてえのも、捨てがたい時間なんだよねえ。「自由感」がたまらない。って、自由じゃないみたいだけどねえ。ハハ。

2021年11月 7日 (日)

老い度合い高値更新中~。

本日は孫べえの受賞しなるものに付き合った。夏休みの宿題で提出した「読書感想画」というのが4,5年生の中で最優秀となったというビックリな出来事。そりゃあ婆さんももれなく付いていかなくちゃ!てことで、現地まであちらファミリーと出かける。娘からは、「そんなスーパーに行くような格好して!?」となじられたが、メインは私ではない。おまけの身分。これで良い。

幼稚園児から中学生までが受賞対象で、ホントに子供の成長サンプルを見せて貰っている感じ。じっとしてはいられない小さい子ももじもじしながら頑張っていた。リハーサルまでやるという念の入れよう。

滞りなく式典が終わり、実際の絵を見に行ったが、3,4年制の代表で展示されていた児童の絵にも感動した。宮沢賢治の本を読んでのものだったが、緻密な描写で熱心さがうかがえた。こういう子供達はどんな風に育っていくんだろう。長い人生の中で絵を描くという行為が何かしらの影響を与えるんだろうか?髙松の色んな学校から参加していて、なかなかに面白かった。

で、お約束でみんなで予約してあった海辺のレストランに行く。友人が教えてくれたお店で、新しく今風なキレイな店内。コース料理はタップリで美味しかったが、孫べえはステーキの香辛料が苦手なのがあり、一粒一粒取り出していたなあ。この子のためならスシローが良かったかもねえ。なんてこった!

仕事に行くというパパを送り届けてから、成長著しい孫べえの服を買いに行くというのに付き合ったが、もうこの時点で疲れ切っている。しかもその後、友人から仮縫いに来て、と言われていたので三木町まで足を伸ばす。でもって娘達を送ったらもう~だめ。ちょいと寝てから動こうか?とも思ったが、一度寝てしまうと今度は起きるのが大変。そう思いなおしてお米をといで予約セット。やっぱり買い物に行かなくちゃ、と車を出す。一番近いところでササッと買っておお急ぎで帰宅。

何気なくテレビをつけると羽生結弦の特集をやっていた。料理をしながらちょろちょろとみていたら、なんだか段々元気になった。良いときも悪いときも一途に自分を高めようとする彼の姿勢に、ムムム。そして何より美しい。その美しさは矢張り彼の精神の美しさだろうと思った。勿論だれもが真似出来るものではない。が、せめて彼の姿から僅かでも何かを受け取らなくては申し訳ないと思った。あの真剣さ。あの懸命さ。なるべくしてなった今のポジションだろう。

彼にも幼児期があった。

そして、いつか老いる。

 

 

 

2021年11月 6日 (土)

リモート歌会。

出かけなくとも良い。家にいながらにして討議出来るということから、慣れてきてるのもあって、リモート歌会が定着しつつある。今日もその予定日であり、午前中に仕事があった自分としても参加が楽ではあった。言葉が時々途切れたり、表情がイマイチ見えずらいのも、想像力でカバー。なんとなく やった感はある。が、本当はガンバッテ顔を合わせる本来の歌会に戻したいと思うがどうだろう?

少なくとも節目の歌会は対面が良いなあ。個人的感想ではあるが。

今日も「言葉」というものについて、深く考える時間となった。歌をみんなで解釈して、最後に作者登場というこの形。まるで推理小説の謎解きのような場面もあるが、不思議と作者の言いたいことは分かるもの。だが、99パーセントの人が出した結論を最後のご本人がひっくり返すというのもあり、これが又面白い。たった31文字の使い方で、解釈が分かれるというのも面白い。言葉とは面白いものだ。

 

 

 

2021年11月 5日 (金)

うらら~うらら~うらうらら~。

あまりの好天気に何もしたくない症候群。やるべき事なら山ほどある。が、最低限のことしか出来ない本日。どうしてだか無性にラーメンが食べたくなる。先日孫べえが、夜食を食べたかったようで、「みっちゃんちインスタントラーメンある?」と聞くから、「そんな品のないものはみっちゃんちには無い。」と言うと、「ラーメンは品がないことはないよ。立派な食べ物だよ。」と返ってきたのを思い出す。実際いつからかインスタントラーメンなるものを買ったことが無い。でも、きっと近頃は美味しくなっているんだろうとは思っている。そんなこと考えているとガマンできず、ご贔屓のラーメン屋さんに行ってみる。1時を過ぎていたから空いていたし、期待通りの美味しさに大満足。このお店は兎に角若者の接客が威勢が良くて元気が出る。

満足して外に出ると、サングラスしてても眩しいほどのお天気。このままどっかに行きたいところだったがそうも行かず、好きなパン屋さんで食パン二本買い、近くのコンビニでソフトクリーム。

帰宅してソフトクリームに舌鼓。それを中和するお茶と一緒に、、、幸せ。なんて小さな。

やがて仕事帰りの娘が立ち寄り、しっかり食パン一本など持ち帰る。先日の胃カメラの結果を聞きにいくんだとか。父親似で、心配性。ま、好きにしたら良いと思っているが。。。どうやらわが両親のお墓参りをしたらしく、空のビール缶やら花の切れっ端やらを置き土産。こういうところも母親似では無い。ま、良いけど。

彼女を送り出してから、ちゃちゃっと晩ご飯の準備を4時という時間にやってから一人で温泉に行く。夫には遅くとも7時には帰りますとラインしておく。大きなぶ~たんたんは本当によく暖まる。身も心も軽くなってるんるんと15分のドライブ。驚いたことに、帰路ふと真っ暗な道の前を見ると夫の車が!勿論あちらは気付くはずも無いが、何というご縁!まるで打ち合わせたみたい。最後の曲がり角で近回りをしたこっちがタッチの差で早く着く。やった~!

夕食時の話題は、「お互いこうしてプールだ温泉だと自分で行けてると言うことは、まだ元気だって事だねえ。」チ~ン。

2021年11月 4日 (木)

エビで鯛?

先日素敵なお洋服を頂いたOさんが、再び今度はバッグを下さるというお電話。丁度出かけようとしていた所だったがお言葉に甘えてそのまま表でお待ち申し上げる。今日は別の方からご自宅で採れたという柿とゆずを沢山頂いたところだったので、少しお裾分け。なんだかブツブツ交換みたいになったが、お持ち下さった物はアンチーク調の渋いバッグ。雰囲気のあるもので、パーティなんかにはぴったりだろうと思う。しかもブランデーケーキのおまけが付いてきた。ご自分は全く飲まない人だのにこういうの造るのがお好きだとか。イヤハヤなんと徳の高いお方。しばらく寝かせてからが食べ頃だとか。楽しみ~。

実を言うと、本日は体調が不調で、きっとこの天気のせいだろうと思いつつだらだらと過ごしていた。そこにこのカンフル注射のごとき出来事。一気に元気を取り戻し、夕餉の支度も可能になった。

こうして日々生かされているな~。

2021年11月 3日 (水)

キレイは汚い、汚いはキレイ。。。

本日は久々のシェイクスピア観劇の日。「マクベス」。人の心が「善」から「悪」へと容易に変化する様を描いて、誰にでも起きうると示唆する。物事の受け止め方次第で人生が大きく変化するというお話。演出がロシアの人で、迫力のある男優の声と音楽で見事に観客を舞台に惹きつけた、、、と言いたいところだが、私の両隣はお疲れ模様で、しっかりお寝み遊ばしていたが、、、、。でも、個人的にはこういう舞台は都会でしか見られないので、本当に演劇らしい演劇を見たという感じ。舞台を目一杯使い、激しい動きとセリフ。殆ど灰色の濃淡でしめられた舞台がリアリティをもって迫ってくる。マクベス夫人が夫をそそのかし、殺人へと駆り立てる場面は、こっちが知りすぎていたのかも知れないが、もっと悪の匂いが欲しかったか?雰囲気が小市民的過ぎて、とても王様の暗殺という大罪を犯す夫婦には見えなかった。その分観客に近い人たちとも言えるが。。。

本日一番盛り上がったのがアンコール。出演者一同が横一列に並び、一曲歌いつつ観客に上演の喜びを伝えた。それを受けて、全員が拍手で応じる。、、、これだよねえ。

そういえば、随分前に、多分20年も前だが大阪まで行って観た、「グリークス」という作品。蜷川氏の演出で9時間という長時間もの。若かったから行けたんだよねえ。あれも面白かった。現在殆どの出演者が有名になり、当時とは世代交代が進んでいる。友人達から、「物好きねえ」と変人扱いされたのを覚えている。確かに3時間ずつ区切ってはあったが、もの凄いエネルギーが必要だった。

友人をお送りして娘と二人でカフェ。あちらはロイヤルミルクティーとモンブラン。こっちはあんみつ。こうして観劇やコンサートのあと、感想を述べ合いながら反芻する時間がたまらない。が、今宵の夕飯作りはチトしんどかったなあ。夫にだけ作れば良いがそうもいかず、ニャントかかんとかやっつけたが、自然と内容が野菜中心。肉っけは夫に多めに付けて、、、、。

ちぇちのメンバーと台本製作を日々頑張っているが、今日も帰宅してすぐに彼女と電話で打ち合わせ。すぐに食べたくない状況のアチクシにとっては渡りに船。こっちのO型特有のテキトーさが、彼女には全く無く、完璧な物を作ろうとしてくれている。きっとこれまでこうしてお仕事してきたんだろうとうかがわせる仕事ぶり。こうした貴重な人材を必要としている職場があるだろうに、ただ今彼女はフリーだ。おかげでエネルギーをこっちに割いて貰っている分けだが、ホントに申し訳ない思いが募る。

こうして、沢山の力が合わさって、一つの作品が完成する。まだほんの入り口にいるだけだが。。。

2021年11月 1日 (月)

やたらめったら忙しい~。

好天のせいかもしれないが、家事も次々とやることがあり、やり残したこともあり、ちぇちの練習も進んできた。そしてこの好天故にランチ会のプランニングも。でもって娘の出演する朗読会のお手伝いというか、チラシを送ったりご案内したりという程度だが、すこしは協力もしいている。でもって、彼女の練習日には付録の孫べえをお預かり。エサを与えて、監督だ。まだ五年生だが急に家の中が狭くなった感じがする。なんせこっちより数センチも高く成長している。まだこれからだろうが、、、。

昨日はちぇちの練習から帰りにメンバーが所属している書道の会の展覧会を見てきた。以前より「筆字」には興味があり、ホントはじっくり見たかかったが、あまりに時間が無く、目的の書までバタバタと走るように通り道のものを見て回る。中にはおっと足を止めてその達筆に見入ることもあったが、かなり前提的な物もあり面白かった。何が驚いたって、帰りに署名をお願いしますと言われてふと見ると、短歌の会員のKさんではないか!あら~、と驚いて声をかけると、「昨日はフラッグに行かれたでしょう!?」と言われてびっくり。なんでもこっちが署名したそのすぐ後に彼女も署名したらしい。なんという偶然。いやあ~、つながりを感じるなあ。

昨日はちぇちの台本を皆さんにお渡しして、気付いたことがあれば修正しますということにした。きっと色々出ることだろう。ま、完成版は来年だ。この台本を元に、それぞれが自分のキャラクター作りをやってくれて、それが一同に立ち並んだときが楽しみだ。どのような光景が展開されるのか。。。。

先日眠れないときに偶然YouTubeで辻井伸行のピアノソロアルバムを聴いた。どっかで聴いた曲だが、どうしても思い出せないものがあり段々イライラしてくる。絶対知ってるし、歌ったことがあるメロディだ。しかも何度も。で、、、暫く経ってからそれがリゴレットの有名な四重唱だと思い当たる。分かったときは大喜びだったが、あれほど練習したのに、あれほど舞台に上げたのに、すぐさま出てこないとは!情けない。勿論、ピアノソロに編曲してはあるが、有名なメロディは何度も出てくる構成だ。わかってからは落ち着いて鑑賞できたが、いやはやいやはや。いくら何年も歌ってないとはいえ、これは酷いとがっくり。、、、、だが、そう思うと同時に、あれを歌っていた頃がとても懐かしく、ピアニストのSさんを手こずらせたのも今となっては懐かしい思い出だ。本当に難しいが楽しい曲だった。

しかし、こうして自分の生活に音楽が密着しているのは本当に有り難い。

昨日偶然映画音楽を取り上げたある番組の冒頭で、誰だか映画監督の言葉として、「映画における音楽の役割は70パーセント」(80だったかも?)という紹介があったが、確かに映画における音楽は相当重要。人生もまさに映画の様にあるわけで、音楽のない人生なんて!と言えるかも知れない。

音楽。不思議な人間の遺産だ。 

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