具体的に動く。
これまで台本を書く上で、主に空想の中であれこれやっていたが、どうにか台本は完成に近くなり、本日はそれをどう舞台に乗せるかという具体的な構想を、助っ人二人に入って貰い色々検討した。そして来月はホールでの打ち合わせにも行こうとなった。何をどうするか。目の前に描くことが前進する方策だ。三人寄れば文殊の知恵。出てくるもんだ。
そしてこの二人。工作が得意ときている。どんなものが出来上がるか楽しみになってきた。そしてこれまでOさんが担ってくれていた一部分も、彼らがカバーしてくれるという。ナント心丈夫な。確かに一時期より人数は少なくなっているが、それぞれが持てる力を最大限出してくれれば、それを補ってあまりあるものが出来るだろう。既に楽譜のデーター化などで力を出してくれているOさん共々、ホントに頼もしい。Oさんに関しては今日もみんなで驚嘆したことだ。持久力と忍耐力にみんなして脱帽だと。
こうしてじわじわとみんなの力が寄り集まってくると、心配なのはこの自分の体力知力だ。
昨日、娘親子を連れて三豊の財田まで、彼岸花の群生と睡蓮を見に出かけた。日曜日とあって、思ったより人出が多い。多くの人がスマホで写真を撮りまくっている。一時は写真がライフワークだった娘は勿論驚くほどの執着ぶりで延々撮り続ける。こっちは孫べえと散策したが、彼岸花はもう8割方終わっている。ただ、この人造湖周辺の風景が素晴らしい。山の緑木々の色が水に映って素晴らしい。日本は本当に美しいなあ。そこから宝田の里だったか?道の駅に立ち寄る。ツーリングの若者達もたむろしていて、マスクを見ないとコロナ期だと思えないほど、みんなリラックスしている。ここのお野菜達は充実した品揃えで、買ってきた卵も美味しかったし、新米も今晩早速賞味したが予想以上に美味しい。フルーツも豊富でミカンも既に美味しい。丁度遅いお昼ご飯をと入ったカフェがこれまた何もかも美味しい。紅茶通を自認する娘も本格的な紅茶の入れ方に感心。こっちもカツサンドがメチャ美味しくて、パンもサクサク、かつはしっとりで、味が良い。追加で頼んだコーヒーも自分好み。いかにも料理好きそうな年輩の女性と多分その娘さんとその又娘さんか?女性三人のこじんまりしたお店だったが大正解。本当なら、その敷地の温泉に入って帰りたいところだったが、今出ても夫が帰る時間帯。やむなし。それは次回にと帰路につく。
で、その帰る道々、最近はまっているアマゾンプライムのTVドラマ、刑事物のタイトルを言おうとするが出てこない。多分「ムース刑事」だったような、、、と運転しながら言うとすぐに娘がスマホで調べる。「ハイハイ~なんて名前の刑事ですか~~?」と意地悪く聞いてくるので、こっちも「三文字はあってる?」「ハイ」「じゃあ、真ん中にボーがあるのは当たり?」「ハイ」「じゃあやっぱりムースじゃないの?」「イイエ」「ええ~?マ行じゃないの?」「さあどうかな?」「えええ??マ行だと思ったけどねえ。」「お母さんはね、何でも微妙に間違えるのよ。」「そうなの?じゃあ、マース?」「イイエ」「ミースはおかしいし、メースはないし、、やっぱりムースじゃないの?」「違うって言ってるのが聞こえないのっ?」そこに後部座席で退屈しきっていた孫べえが割り込んできて、「みっちゃん、ほらほら、微妙に違うんだよ~。」と言い出すから、こっちはおかしくておかしくて笑い涙で目が開かない。「答え言う?」と娘が言うので、「いや、止めて。答えが分かったらおかしくて運転ミスしそう。」「何わけわかんないこと言ってんの?」と娘もゲラゲラゲラ。それに孫べえが加わって車が揺れる大爆笑。
いやはや、だからして、こんな私に演出なんかやらして大丈夫なの?ってこと。誰か代わってくれるなら喜んでやって頂くんだけどな~~。
ち~~~ん。