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2021年7月18日 (日)

「食」

衣食住の中でも、生きていく上で最も重要なのが「食」だろうと思う。その大切な「食」について色々考えさせられることが多くなった。それって、ニッポンのこと?って言いたくなる飢えた子供達の増加も気になっている。感染拡大で神経質な人々、いやいや真面目な人たちが外食を控えているため、苦境に立たされているお店も多いようだ。その一方で、県内は感染者が少なく、ワクチンも打っている我ら家族は、婿殿のグルメ思考と相まって、何かと外食の機会も多くて、申し訳ない思いがしている。別に高級を求めているわけでもなく、美味しければ良いというレベルだが、特別鼻のきく彼は次々とどっかから情報を集めてきては案内してくれる。

で、一昨日行ったお店は近頃まれに見る秘境?にあるイタリアン。ナビがあるからなんとか行けたが、田畑や山河を抜けてどこまで行くの?ってところ。「アレじゃない?」と娘が指さす小高い丘の上はそういえばイタリアのトスカーナ地方を思い出させる雰囲気。細い道を上がっていくと、いきなり鶏の鳴き声に出迎えられる。「山羊も飼ってるそうですよ。」という婿殿の声を聴きながら、それにしてもこのおしゃれなお店の造りは?と建物周りをウロウロ。入ってみれば天井からどこから至る所にドライフラワーが飾られた不思議な空間。そして食べたものが全て美味しい。ニョッキは近年にない美味しさ。ずっと以前イタリア人のお宅で料理を教えて貰っていた時のお味とそっくり。3人でシェアしつつ色々味わったがどれもこれも美味しかった。店内は満席。どうやらお会計の時婿殿が聞いたら大体満席で予約は難しいとのお返事。この日はたまたま空いていたとのことだった。しかし、このどが付く田舎にこれだけ人が押し寄せているのも不思議。ある意味これもコロナ禍がもたらした結果かも知れない。県外をまたいでの外出を止められ、宴会的なものも駄目となれば、「食」+お遊び的な要素が欲しくなるのかも。勿論美味しかったのが一番の理由だとは思うが。イノシシか猿対策かと思うフェンスに囲まれたこのお店は、まるでぽつんと一軒家の感じ。新しいやり方かも知れない。

で、その時のことをおかずに、翌日は孫べえを迎えに来るという婿殿もわが家の晩ご飯を誘い、美味しい物を食べた後に襲ってくる俄然料理がしたくなる病気が出て、彼のためにスペアリブを仕込んだシチューや和食が好きな孫べえの為にゴボウの煮物、近頃はまっているピーマンまるごと豚バラ巻き巻きなどをどんどん作り、まずは乾杯から。彼と一緒に行った新しいスーパーで買った日本酒を冷酒で。そうこうしていると夫がご帰還。賑やかに食事が進む。やっぱりご飯って、そのものだけじゃない。雰囲気や話題が大きな要素だ。夫もいつになく沢山食べるし、ミュージカルの練習帰りの娘が混じってなおさら盛り上がる。やってきたときは青白い顔をして、疲労困憊といった様子だったが、食べる内に喋る内に元気を取り戻して行く。これなんだよねえ。食の意味は。

料理熱に火が付いたのは、一つには野菜を沢山頂くことだ。あまりに沢山で、これをどうしようと思案して、茄子は辛子漬けにキューリはわさび漬けと新生姜なんかと酢漬けに、、、保存食を作ってもわが家の冷蔵庫には入りきらない。一番良いのは新鮮な内に調理してしまうことだ。ということは夫婦だけでは無理。てことで、孫べえのお預かりを口実に娘もこっちで食べることが続いている。こないだはカボチャと格闘して、二種類の煮物を作ったり、、、、まるで主婦みたいな生活だ。あはっ!

こうして何不自由なく食べられることに感謝。

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