« 楽団練習。 | トップページ | 大人の時間? »

2021年2月 1日 (月)

戻らない記憶。

朝、夫が古~い小冊子を持ってきた。そこに自分が書いた文章が載っているというのだ。なんと、御年22歳の頃に書いた物。タイトルは「髪」びっくり仰天。全く覚えが無い文章。しかも恐る恐る読んでみると、夫と付き合う前の男性の事に触れている。あっちゃ~っ!てなもんだ。なんでもその男性から髪を一年間切らないで欲しいと言われたようなのだ。そういうことがあったことも忘れているし、そもそもそんな文章を書いたことさえ記憶が無い。なんせ、53年も前のことだ。何故夫がその本を持っているかというと、それは同じ会の会員だったからだ。

そして驚いたのは、これを書いた頃は全く自分が美容師になるとは思っていなかったというのに、タイトルがこれというのも面白い。会社員だったこの頃に行きつけの美容室は友人の母上がやっていたお店。まさかその後そこでインターンのお世話になろうとは!ホント、人生は摩訶不思議の連続だ。ただ、同窓生からは、高校生の頃トイレに集まっては「逆毛」を立てるのが流行って、よく友人達の髪をやってあげていたというのだから、意識下には未来の自分像があったのかも知れない。一番気になった文章は、そこそこだったのが救いだった。

今日久しぶりに娘と一緒に母とテレビ電話で話す。少しふっくらして元気そうで安心した。たまたまYouTubeに母から言えば最初のひ孫なっちゃんが、作文コンクールで優秀賞を貰い、朗読しているのが届いてそれを聴かせたところ、目をまん丸にして驚いている。ソバの施設の人に、「この声は水戸の孫、いや、ひ孫の声よ。まあ、いつまでも幼稚園児のような気がしてるけど、いつの間に、、、。」と感動を伝えている。心配したが、それほど認知が進んでいないようだ。何度も何度も、「又一緒にご飯食べに行きたいなあ~」と言っていたが、さて。いつ可能だろうか?

夜はちぇち練。実を言うと迫り来る低気圧のせいか、あまり気乗りがしなかったが、同じく体調不良の義妹をひらって出かけたら、いつの間にか夢中になっていた。和やかに過ごし、ぱらついていた雨もやんだ湿った空気の中をワイワイ言いながら帰路につく。こうしている間だけ、コロナを忘れている。

帰ったら連絡して、と娘からのご命令。ビール片手に電話すると、明日は旦那が休みなので、3人で大人の時間を過ごそうと言う。勿論OKと返事して、シャンソンの楽譜の話などしていたが、ふと、そういえばゆうべはよく眠ったのよねえ。と私。だけど、夜中に悪夢で飛び起きたのよ。「へえ、どんな?」と上の空の相づち。それがねえ、三人の男性が私を巡って大げんかするのよね。そこまで聞いてますます上の空。なんであんな夢見たのかと思ったら、ラブアゲインって映画を見たせいなのよね。「なんやそれ。映画のせい?アホラシ!」で「じゃね。」と切れる。確かにあほらしい話。たとえ夢でも、、、しかし、飛び起きてからその続きを見たかったのに、どうしても見られなかった!ムムム。

 

さあ、明日はどんな一日が待っているのやら。

« 楽団練習。 | トップページ | 大人の時間? »