ベートーヴェン、改めて素敵。
今日はM氏による講演があり、はるばる迷子になりつつ三豊のホールまで出かけた。以前行ったこともあるのに、前過ぎてさっぱり覚えてなかったが、近頃はどこへでもナビが連れてってくれる。細かいところで間違えて人に道を尋ねたりはあったが、うららかに晴れた道中一人ドライブもいいもんだ。
しか~し。夫の付けた年寄りマークのおかげで、どんどん追い抜かれていく。これまで経験したことがないくらいの回数だ。それを労りととるか、はたまた蔑みととるか。ま、後者だねえ。今日の感じは。
講演は意味深い内容で、感銘を受けた。流石研究者のM氏だけのことはある。これまで舞台で数回歌ってきた第九。聴きに行ったのも一度や二度ではない。しかし、今日のような視点での解説に巡り会ったことが無く、非常に新鮮だった。帰宅してから急ぎ聴き直したが、なるほど~。あの曲がどれほど大きな曲であるか改めて思い知らされた。
M氏の聞き役として、O先生が同席しておられたが、かつての教え子を「先生」と呼び、さりげなく経験者として支えてもいるような印象で、美しい師弟愛が見えた。お二人ともが美声の持ち主で、解説も良いが、歌って欲しいと思ってみたり、、、。
ソーシャルディスタンスをしっかり取り、住所氏名をの記入もあり、もしもの時は後日連絡が取れるようにとの配慮まで。今日の講演は県の芸術祭のホームページで見られるようになるとのことで、それ用の撮影班もしっかりスタンバイ。
昔I先生が彼はあ研究者に向いているなあ、と言われていたのを思い出す。沢山の著書も出し波に乗っている感があるなあ。明日は彼に一瞬だけお会いして楽譜などの受け渡しをする予定。まったく、こんな時期でなければ美味しい物でも一緒にってことが出来たのに、、、、。残念。
帰路、空は素敵に神々しく、講演の内容を彷彿とさせる。ベートーヴェンもこんな空を見てインスピレーションを受けたのかも知れないな~。
大阪都構想が消えた。完全に市民を半分に分断した格好だ。アメリカの選挙といい、今分断の時代なのか?やれやれ。
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