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2020年11月26日 (木)

夜遊び。の巻き。

そりゃあ密ではないし、全員マスクだし手の消毒もバッチリだったが、栗林公園の夜は寒かった!昔昔、ちぇちもこの公園で演奏会をしたが、あまりの寒さに予定外に持っていたものを全部着込んで歯の根が合わないまま歌ったことを思いだす。

今日はダンスパフォーマンスだから踊ってる人たちや笛や太鼓を演奏している人たちにはむしろ良かったに違いない。が、こっちは寒くて寒くて勿論コートも着ていたが何かを鑑賞するような状況では無かった。

にもかかわらず、全部見終わってすがすがしい思いに浸っている自分に気付く。舞台といっても空中に丸い輪っかがぶら下がり、それを四方から支えているらしい柱が数本立っているのみ。で、それを使ってサーカスと舞踏を合わせたようなストーリー性のあるパフォーマンスが繰り広げられた。4人の女性の素晴らしい身体能力に驚いたが、一番最初にこの手の踊りをする人にしてはえらいぽっちゃり型の女性だなあと思った人が一番見応えがあった。なんて女性の体は美しいのだろうと同性ながら見とれてしまったほどのたおやかさ。きっと相当に訓練しているんだろうが、踊ることが好きで好きでたまりません、的な雰囲気を醸し出している。他の人も頑張っていたが、何かが違うと思った。観客の内半数が男性のように思ったが、これは主催者がわに訳がありそうだった。いつもどこへ行っても女性ばかりなんだけど、これはかなり珍しい。

ともかく、漆黒の闇に浮かぶ白い身体がまるで羽が生えているかのように自在に空中を乱舞するのが、月や星を背景に幽玄の世界を表していた。個人的にはこの最初の人だけでも良かった。演奏者は全て男性で、筋肉隆々の人ばかり。彼らが静寂を破り笛の音色で空気を切り裂いていくのも凄みがあり、太鼓の切れの良い音も素晴らしかった。

以前、といっても随分昔になるが、岡山の牛窓というところで、国際ビエンナーレ展という現代アートの祭典があり、それと平行して動くアートの披露もあった。あるとき小高い山(あれも作品だったかも)に白塗りの男性ダンサーが這い上りながら月を背景に踊った凄絶なダンスを思い出した。あとで大層有名な舞踏家だったと知ったが、知らなくとも、そして何を踊りで表現しているのかサッパリ分からなかったにしても、未だに記憶に残っている自体が力のある芸術だったんだろうと思う。今日の踊りも長く記憶に残りそうだ。

 

帰りに晩ご飯まだという同行者Nさんを誘ってお初のお店に入る。その店より手前にお寿司屋さんがあったが、そこは超満員。こりゃだめだ、てなことですぐ側に地下に降りる店があって飛び込んだ。幸いカウンターが空いていて様々な洋酒の瓶やグラスが並んでいる真ん前に鎮座した。見渡すとなかなか面白い内装だったり、おいてあるものも色々おしゃれ。先にトイレに行ったNは嬉々として帰ってきて、「ここのトイレ是非使ってきてください。凄く可愛い。」と言う。じゃあ、と入ってみるとなるほど、これはしゃれてる。遊び心満載。若い女性客が多いのもうなずける。イタリアンにお料理も美味しく、二人して偶然良いお店見つけたね!と大喜び。又行こう!

いつ?

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